★試作・24cmがま口バック・帯、2回目です。
こんにちは、万莉です。
大分前に、同じ帯を使って同じバックを作りましたが、今回は若干の型紙修正を加えて試作のやり直しをしました。
やはり、1度目は手順を含めてちょっと納得の出来ない箇所というものがあります。
バックはあまり作ったことがないので、前回は形を見るだけのバックでした。
今回は、色々と細部にこだわって完成させています。
まず、底鋲ですが、どこで打つか。そのタイミング・・・
底鋲だけの作業を考えると、裁断した直後の縫製前が一番やりやすいです。
しかし、15ミリベルポーレンが余りに硬いので、脇を縫うときに底を曲げることが出来ずに苦労します。
だから、袋の状態になったところで底鋲を打ちました。
底鋲は、カシメ金具を打つのと作業は全く同じです。
しかし、飛び出しているので打ち台は使わずに、ゴム板に直接置いて打ち具でたたいてつけます。
前回同様バックの正面にしわがよらないようにベルポーレン0.5ミリを仕込んでいますが、前回は前面全てにながく入れました。
結果、ものすごく口金に入れるのが大変だったので、今回は正面役10cm程度の口芯です。
これを入れると、正面がパリッと張ります。
中は、シャンタンから艶のあるナイロンに変えたら、もうテロテロで縫いにくかった!
シャンタンは張りがあるので、ズレが少なくてお勧めの素材です。
素材の選択は重要です。。。作業が楽になります。
とってもシンプルながら、存在感のあるバックです。
FBでも型紙要望を沢山いただいています。ただいま、口金のサンプルを作成中です。
しばらく、試作品つくりが続くと思いますが、販売決定商品です。
ご期待ください!