Melody Fall "The Shape Of Pop Punk To Come" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


今日でKNOTFESTから1週間か…

早いもんだなぁ。

先週の今頃は、Slipknot で暴れ回ってたんだよなぁ。

Ozzfest でも

サマソニでも

単独でも

KNOTFEST JAPAN 2015でも

何でもいいから、来年も日本来てくれ > Slipknot


そういえば、他のバンドの今までの傾向から言って

3年連続の来日はよくあっても

それ以降はちょっと期間空くなってイメージ。


レポを書く影響もあって、

KNOTFEST終演後も、しばらくそれ系の音楽聴いてました。

ライブ人生初の余韻というものに浸り

レポも書いて、大反省会もした後に

徐々に買い溜めてた、聞き溜めてたものを聴くことに。

その中でも

ちょっと書きたいなって1枚があったので

それについて書いていこうかな、と。

Fail Emotions "Renaissance" に続く

このブログ2度目のディスクレビュー



感想文です←





イタリアを代表するPOP PUNKバンドMelody Fall の

5枚目となるアルバム

The shape of Pop Punk to come

世界にどこよりも先駆けて、ここ日本で11/12に発売。

先日、このバンドの大ファンだというロシア人から

CDの内容を教えてくれ!
Amazonで予約はしたけど、待ちきれないよ!


と、Facebookでメッセージをもらった。

予約したならおとなしく待ってなさい、と言ってやりましたがw

Slipknot もそうだったけど、こうして日本が先行で発売するって何か良いね。






前作"Virginal Notes" では

これまでのPOP PUNK 路線はどこへやら

シャウトあり、ギターサウンドも刺々しい攻撃的な音になり

一気に厳ついScreamo テイストになってて驚いたもんです。

これもカッコイイんだけど

Melody Fall といえばPOP PUNK

ってイメージが強かったので、これも好きだけど戸惑いを隠せなかったよね。

Melody Fall - Remember The Name
        - The New Religion


そんな中で今回の新譜のテイストはどっちで来るのか?

と、期待に胸膨らませ1曲目から聴いてみる。


01.Yours, Sincerely
アルバムタイトルが"The Shape Of Pop Punk To Come"ってことで
今回はPOP PUNK 路線に戻るんだなってことは想像に難しくなかった。
ただ、それまでのMelody FallPOP PUNK とはちょっと違うのが
EASY CORE 要素が入ってきたこと。
この1曲目"Yours, Sincerely"もそんな曲。

02.We Celebrate The Punk To Come
パンクの来訪を祝う」と、直訳するとそんな感じだが
EASY CORE/POP PUNK テイストの音に
"祝う"って雰囲気がイントロからは漂ってますた。

03.Easy Without You
今度はEASY COREから打って変わって
EMO/POP PUNK 的な雰囲気。
ほんのりEMOなところが聴いててちょっと心地良い。
vo.Fabrizio の裏声が良い感じ。

04.Waiting Violently
ここへ来て、ノリは一気にメロパンクに。
イントロとサビでは左回りできそうなこの感じ。
いいねー、こういうパンキッシュな音。
速曲大好き。
ラストサビに入るタイミングでWall of Deathとかできたら最高。
ライブでの想像が膨らむ曲。

05.Lover Spy
今度はポップ寄りな曲に。
ライブじゃ縦ノリソングですかね。
We Are The In CrowdCrystalyne 等、
この手のガールズなバンドがやってそうな。
曲名的にも、女性ポップシンガーが歌ってても違和感なさそうな感じ。

06.Laura
お次はミドルテンポなバラードに。
タイトルのLaura(ローラ)は女性の名前っぽいし
EMO系バラード。

07.Infection
そしてロックサウンドへ。
先日、解散を発表してしまったThere For Tomorrow 的な?
Deaf Havana 的な?
テンポは緩くないし、ロックサウンドなんだけど、エモい。
EMO ROCK。 何となくわかってもらえますかね?←
わからなかったら、上記2つのリンクを辿るのだ!
にしても、何で解散してしまうんや…orz > TFT

08.Running
アルバム曲の中で、唯一、先行してMVが上げられた曲っすね。
この曲を聴いただけだと、POP PUNKではないし、
かといって、Virginal Notes ほど勢いがあるワケでもなく。
Kids In Glass Houses や、Every Avenue みたいな
良質なEMO ROCK的な。
これがまた、先のInfection とも違うから説明が難しい。
自分の音楽知識の無さと、言葉足らず感を恨みます←
わからなかったら上記2つのリンクをたどry

09.Ocean Door
全体的にはPOP PUNKしてて
サビではバックにストリングスが流れて、それも良い雰囲気を出してる。
こういうのがライブのラストに来ると調子いいなって感じ。

10.Tutorial: How To Make A Pop Punk Song
通しで聴いてて、これが最初に自分の心にヒットしたね。
てか、これを含めたラスト3曲の勢いがかなり好きです。
タイトルの通り、POP PUNK曲の作り方を解説したお手本のような曲。
最初、アナウンスで
まず、ドラム。次にギター、次にベース…と
各パートの入ってくる感じを言ってからのその音。
ホント、こういう教材みたいなwww
これからPOP PUNKな曲を作りたい人、そんなバンドを作りたい人
そんな人たちに向けて聴かせてあげたい、お手本POP PUNKソング。

11.Frenkie's Coming Back
Melody Fall の名曲Frenkie の… 何て言うのこういうの?
面倒くさいから2014ver とでもしとくか←
昔からMelody FallFrenkie の頃から好きな人にとっての
ボーナスソング的なノリだよね。
2:51からは、Frenkie 原曲の歌詞が流れるのもすげー良い。
そのままENDに向かっていく雰囲気がたまらんです。

12.Senbonzakura (日本盤ボーナストラック)
通しで聴いてて、ラストにこれが来た時の驚きといったらwwwww
ボカロに興味ない、聴かない人には無縁な曲なんだけど
ボカロでお馴染み初音ミクの、その界隈では大ヒットした曲「千本桜」。
過去、ELLEGARDENの「」もカバーしたこともあって、
けっこうな親日家らしいMelody Fall らしい
昨今の日本情勢をよく汲んだカバー曲だこと。
序盤の歌詞『大胆不敵に、ハイカラ革命~』の部分を
大胆不ケティ』って言っちゃった以外は
割としっかり、日本語で歌えてるんだよなw
ラストサビ前では、三味線音も忘れずに入れてくれる時点で愛を感じる。



と、いう

以上12曲収録のアルバムでした。

この1枚を順番通りにライブでやっても

セトリ的には十分成立するくらい、曲順も秀逸な出来です。

このアルバムを聴く前の不安というか、心配というか

それも、今作は

割とPOP PUNKな1枚となってて何より。

前作もかっこいいけど

やっぱりMelody FallPOP PUNKがよく似合うよ。


今回のアルバム発売に際して

TwitterやFacebookのオフィシャルアカウントで

日本のファンに対するメッセージもよく上げていた。

過去、新木場でやったライブの動画をシェアしてきたり

 MELODY FALL JAPAN TOUR 2007 VIDEO
 "Melody Fall" Frenkie Live @ Independence Tokyo

またすぐに日本戻るぞ! って言ってたり。

かく言う自分も、Facebookにてオフィシャルアカウントに

アルバム買ったよ!
早く君らに会いたいよ!


と、コメントしたところ

感謝の言葉と、2015年にね!というレスをもらった。

何よりオフィシャルからのレスってことで

これ、確実に来年

Melody Fall 3年ぶりの来日、ほぼ確定の予感。

これはちょっと上がらずにはいられない情報だね。


来日するなら、Vanilla Sky も連れてきてくれねーかな。

Vanilla Sky も"The Band Not The Movie"出してから来てないし

イタリアンポップパンクの2マンとか

日本でも小箱以上の箱でも埋められるぜ?きっと

是非ぜひお願いしたい。

Vanilla Sky - Ten Years

Vanilla Sky - Don't Wanna Be A Star


あと、TwitterかFacebookか忘れたけど

Melody Fall の関連で食いついてきたイタリアのポップパンクバンドがいたんだよな。

Twitterだったらフォローはしてるし

Facebookならオフィシャルページにいいねはしてるんだけど

如何せん履歴を辿るのが面倒くさすぎて…

フォローしてんの、いいねしてんのどんだけあると…

と、思い出したいけど思い出せない

イタリアの若手POP PUNKバンドがいたことを思い出した←


と、言うことでお送りしたCD感想文第2弾でした。

Melody Fall 好きでまだ購入してない人は

この3連休中に、近郊のCDショップへれっつごー


Melody Fall
5th Album "
The Shape Of Pop Punk To Come"

01.Yours, Sincerely
02.We Celebrate The Punk To Come
03.Easy Without You
04.Waiting Violently
05.Lover Spy
06.Laura
07.Infection
08.Running
09.Ocean Door
10.Tutorial: How To Make A Pop Punk Song
11.Frenkie's Coming Back
12.Senbonzakura (Bonus Track)



と、法事で帰省中の実家から更新しました。



不細工な寝顔で出迎えてくれたウチの猫。

ホントはもっとかわいいんだからねっ←

先代の猫と違って、ウチでは暴れるけど

外に出すとけんかして怪我して戻ってくる内弁慶なやんちゃボーズだけどw


でも、ちょうと先ほど地震があって

自分自身、割と揺れには敏感なんだけど

それよりも早く、後ろで寝てた猫が反応したのはさすがだと思いました。

やっぱその辺の感覚は、人間なんて足下にも及ばないよね。