Versus Me『Continuous』クリーンが映えるグッドメロディポスコア2枚目の作品! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
次のライブが土曜に迫っているので
 
ライブ前に上げる記事は今回のものになりますが…
 
その土曜のTRUE NORTH FES
 
完全に台風直撃コースなんだけど、ホントにやるのかな…
 
野外じゃないとはいえ、箱までの道中、
 
今回のステージマップを見ても
 
外に出ないなんてことはまずないワケでさ。
 
仮に強行したとしても、終演する頃には
 
関東もピーク、交通機関も止まってるでしょう。
 
計画運休するなんて話だって出てるくらい。
 
ギリギリまで考えてくれてるのかもしれないけど…
 
中止になったらなったで仕方ないし残念だけど
 
強行して客に何かあってもバンドも本意じゃないだろうし…
 
そのへんのアナウンスは早めに出して欲しいなぁ。
 
どうも、トトです。
 
 
 
さて、本日は!
 
まだまだ9月リリース作を取り上げます!笑
 
個人的にも9月の作品は
 
Dayseeker で終わりかと思ってたんですが、
 
まだまだあったみたいです。笑
 
リリースしてたってのを後から知ったのでね。
 
記事にするにはひと月遅れてますが、
 
リリースからひと月経たずにチェックできたのはよかった。
 
ってことで、
 
ちょっと遡ったところのリリース作といきましょう。
 
 
 
 
 
Versus Me『Continuous』
02. Far Behind
03. Up at Night
04. Flatline
05. Moments
07. You Lift Me
08. Miss Out
09. Override (Interlude)
10. Obsolete
11. Not Going Back
12. Talk Too Much
13. Left Here (Josh Napert Remix)
 
 
 
USはウィスコンシン州出身のポスコア、
 
エレクトロコアバンドVersus Me
 
Indipendent Records から2枚目となるアルバム
 
Continuousを9/13にリリースしました。
 
リリース自体も久しぶりですが、
 
このブログで名前を出すのも久しぶりのVersus Me
 
えぇ、すっかり忘れていました。笑
 
しかしですね、実は1stはレビューしてるんです。
 
IMG_20170209_031807004.jpg
 
クリーンボーカルがだいぶ良さげな
 
ポスコア、エレクトロコア的なイメージを持った前作。
 
それが2枚目となる今作ではどうなっているのか?
 
そいつを確かめる為にも、いざ!視聴!
 
 
 
 
Give Me a Reason
ストーリー仕立てのMVが上がっている1曲目。
イントロの打ち込みから、静かに歌うボーカルから始まります。
前作の1stからクリーンボーカルが映えるバンドでしたが
それは今作、そしてこの曲でも変わらず。
裏になる打ち込みパートのドラマチックな展開に
バンドのポスコアサウンドが鳴ります。
そしてこの曲では、ボーカルもクリーンのみ。
ギターソロを挟んで、ラストサビへ。
クリーンボーカルのみで展開するポスコアサウンドは
とても聴きやすい、耳障りの良いグッドメロディです。
 
 
Far Behind
変わって2曲目は、イントロのリフから
The ポスコア!なヘヴィサウンドで幕を開けます。
ボーカル面でも、スクリームを展開し、
ヘヴィなサウンドと共に攻めの様相を見せます。
2コーラス目のブレイクダウンも良いです。
サビでは、壮大な打ち込みサウンドと共に
クリーンボーカルを展開。
大いに攻め感のあるアグレッシブナンバーだけど、
やっぱこのバンドのクリーン良いなぁ。
 
 
Up at Night
3曲目も続けてゴリゴリのスクリームと
ブレイクから始まります。
気持ち良いくらいのアグレッシブサウンド良いですね!
サビではやっぱり耳障りの良いクリーンボーカル。
と、思っていると、2コーラス目には
チャラ臭ぇエレクトロパートとブレイクの併せ技を。
しかし、曲全体のアグレッシブさは
2曲目よりもこっちの方が上かも。
 
 
Flatline
映画の予告編にも聴くようなSEを使用した
イントロから始まる4曲目。
ここでは再びクリーンボーカルの比率を戻し、
スクリームやヘヴィサウンドとの対比を見せ、
バンドの持ち味でもある打ち込み要素も。
シンフォニックなサウンドと共に展開する
ブレイクダウンとかは個人的にもアツいポイント。
バランスの良い、ミドルテンポで
エモーショナル寄りなポスコアサウンドに。
 
 
Moments
ここではイントロから少し懐かしさを感じる
エレクトロパートを取り入れた5曲目。
どこか耳馴染みの良いメロディで展開しつつ、
おぉー!おぉー! というキャッチーな
シンガロングパートを要するサビではもちろん
クリーンボーカルと共に送るグッドメロディ。
反面、スクリームとブレイクダウンでは
コアサウンドな部分を存分に発揮しています。
 
 
Heavy Breathing
6曲目は今作で最初に発表されたMV曲。
曲始まりの歌い出しからサビのメロディを展開し、
その後にはスクリームとヘヴィサウンド。
しかし、クリーンと共に展開するサビがまた、
とても聴きやすく、口ずさみたくなるほどの
グッドメロディとなっています。
しかし前曲共々、コアパートはガッツリ"コア"で。笑
このギャップは聴いてて面白いですね。
 
 
You Lift Me
折り返し地点を過ぎた7曲目は、
聴いてて心地良いテンポ感のポスコアナンバー。
この曲もどっちかというとクリーンパート多めで
うおっおぉ、おっおぉー!
というわかりやすいシンガロングパートもあり、
キャッチーさに優れる、とても聴きやすい曲に。
 
 
Miss Out
ここでもどこか懐かしいエレクトロパートを鳴らし
ヘヴィなブレイクから始まる8曲目。
しかし、サビはお馴染みのクリーンボーカルと
裏になる打ち込みサウンドの壮大さを伴った
エモーショナルなメロディを展開します。
 
 
Override (Interlude)
9曲目は、近未来感のある1分未満のインタールード。
オーバーライドっていうタイトルからして、
もう今はホライズンしか出てこないw
ゲーム内で機械獣を手懐けたり、
装置を停止、起動させる方法の名称がまさに
『オーバーライド』なので余計にねw
 
 
 
何ならバンドもそこからタイトル付けたんじゃ
って思うほどにね。笑
 
 
Obsolete
ってことで、前曲からそのまま繋がる10曲目。
ヘヴィなギターに、サイレンのようなSE、
そのままスクリームへとなだれ込んでいきます。
一旦静止、そしてマシンボイスからのスクリーム
なんていう展開も、またホライズンが頭に…w
裏でなる打ち込みサウンドも
ダークかつ神秘的であり、自分のツボを押します。
サビではもちろんクリーンを存分に発揮。
まともな動画編集ソフトさえ入手すれば、
"Override" 含めて、この曲でホライズンの
MAD動画とか作りたいですね。
てか、好きなバンドの曲で好きなゲームの動画作り
そんなの昔からずっと思ってますわ。笑
 
 
Not Going Back
11曲目もスクリームとアグレッシブサウンドから始まり
ストリングス的な打ち込みサウンドと共に
クリーンボーカルを展開するサビがまた良い。
なんかこれまでにも所々で感じたけども、
この曲も2コーラス目の最初の部分とか、
なーんか少しcoldrainを感じるんだよなぁ…
前作レビューでもcoldrainの名前を出したけど
Versus Me が好きな人は、coldrainもいけるのでは?と。
 
 
Talk Too Much
変わって12曲目は、久しぶりに静かに、
間違いなく歌ものとなる始まりを見せます。
というのも、始まりからクリーンボーカルで
そのクリーンがとても映える、口ずさみたくなる
グッドメロディで展開していくエモーショナルナンバー。
こういったクリーンボーカルが確かな武器になる曲も
このバンドの強みだとは思いますが、だからこそ
前回レビューしたDayseeker 好きにはオススメ。
 
 
Left Here (Josh Napert Remix)
ラストの13曲目はボーナストラックのような、
2018年リリースのシングル"Left Here" のRemix版
原曲もクリーンメインの良曲ではあるものの、
その雰囲気もバッチリそのままに、
良質にEDMちっくなリミックスを施しています。
EDMサウンドに加工ボイスが乗る感じは
MARSHMELLO 的な雰囲気もあるように思います。
 
そんな元々の曲が良い、原曲はこちら。
 
 
 
 
 
以上、
 
Versus MeContinuous
 
でした。
 
リリースから約ひと月遅れて取り上げましたが
 
ひと月ほど遅れようがレビュー記事を書きたい
 
と、思ったほどの作品だったのです。
 
何気に1stもレビューしていますが、
 
その時から良い部分は全く変わっておらず、
 
元々のバンドサウンドに色をつける打ち込みと、
 
耳障りの良いクリーンボーカル、
 
確かなコア感を見せるアグレッシブなサウンドとスクリーム
 
バンドもまだ2枚目、自分たちの強みを生かし、
 
1stからの正統続編的な作品をリリースしてくれました。
 
時代や流行に流されないところが非常に好感ですね。
 
そういった意味では、
 
今年リリースされているポスコア盤の中でも、
 
個人的には上位に食い込める作品でしたね。
 
 
ヘヴィでコア感の強いサウンドならば、
 
その手のバンド、好きな人には間違いなく。
 
クリーンボーカルやグッドメロディな部分は
 
レビューにも名前を出したcoldrain
 
Dayseeker あたりが好きな人には大いにオススメ。
 
バンド的にはWe Came As Romans あたりからの
 
影響もあるかもしれない。
 
 
 
そんなポスコア、エレクトロコアバンド
 
Versus Me 2枚目のアルバムContinuous
 
ポスコア然としているバンドが好きな人は
 
是非ぜひ聴いてみてください。
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ついでに、同時期リリース作の
 
蔵出しレビュー。
 
 
 
 
Being As An Ocean
『PROXY: An A.N.I.M.O. Story』
01. Intro (The Envoy)
04. Brave
05. Tragedy
06. Skin
07. Interlude (Circuit Bender)
08. B.O.Y.
09. Low Life (Ode to the Underworld)
10. Demon
11. Watch Me Bleed
12. See Your Face
13. A.N.I.M.O.
14. Outro (What It Means to Be Human)
 
 
 
Versus Me と同日リリースながら、
こちらはちゃんとリリース日からチェック出来ていた
BAAOの5枚目となる新譜。
 
そしてVersus Me と同じく、
エレクトロコア的な要素もあるバンドですが、
残念ながら、こっちはあまり響かなかった( ノД`)
 
アルバムジャケットにプロキシなんて
日本語(カタカナ)を使ってるのが影響してか、
どこか日本的な要素がある曲があったり、
そういうのは面白かったんだけど、
明らかにBMTHライクな曲があったり、
イマイチこう…うーん(。-ω-)……的な。
なかなかちょっとハマりきらなかった作品です。
 
 
悪いバンドでもないし、悪い作品でもなかったけど
(。-ω-)ウーン… だったんです。笑
 
 
 
 
 
ついでにもひとつ。
 
冒頭でのネタを回収しますが
 
↑本日17:30頃に公式から通達がありましたね。
 
そして、元々何かあった時の為に押さえてあったか、
 
本当に急遽押さえたのかはわかりませんが
 
 

 
まさかのO-EASTでの振替公演!
 
この対応力はすげぇなぁ。
 
でも、ありがたいけど急遽の公演じゃ行けないな…
 
月曜は祝日だけど、オレ出勤だもの。
 
今回のTNFの予習をしてて、
 
いちばん楽しみだったのがSFTPだっただけに
 
彼らが見れないのは、なお残念(´・ω・`)
 
大人しくLoathe / Sworn In だけ見に行きます。
 
チケット確保しなきゃ。