筋肉と筋膜の常識 | PTイワマの探究日誌

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PT(理学療法士)イワマが
『人の心と身体を動かすセラピスト』としてどう歩むべきか考え、感じたことを記すブログです。

今日は深く考えずに
たぶん学校では教えてくれない
筋肉と筋膜の常識について書きたいと思います。
*岩手セラピー研究会のセミナーで習いました。僕が学校で使った教科書には載っていませんでした。


リハビリセラピストなら
読んだことがある人も多い
『アナトミートレイン』

全身を筋と筋膜のつながりで解き明かした良書ですね。

セミナーで紹介されていたごく一部なのですが
筋肉と筋膜の直接的な接続についての
言及がありました。


筋肉と筋膜の関係は
筋膜の中に筋肉が包まれている
というイメージだと思います。


大まかには正しいのですが
それだけではありません。
筋肉の一部は深筋膜に停止しています。
 
つまり、ある筋肉の凝り(硬さ)は
筋膜を通じて他の筋肉にストレスを与えます。
硬い筋肉に対処しないと
筋膜の滑走を良くしても限界があるということです。
筋肉と筋膜のつながりを理解すれば
関連痛の機序も理解しやすいと思います。


知っている人もあったかと思いますが
たまにはそんな紹介もしたいですね。


本日は最後までお付き合いいただきありがとうございました!