綺麗な言葉で送りたい。友へ納富正裕 | 池袋と新橋の事

池袋と新橋の事

池袋と新橋


いつかまた
このブログを読み返し、

君を思いだし


ワシは




泣くやろうな。






交通事故、

それは


本当に

あっては

ならない。



これを
読み、交通事故に対する認識が

高まりますように。












の気持ちを


ワシは



一生わすれたら



あかん。












友と言う漢字は


手と手


又と又を


合わせて出来た

漢字です。






悲しくて

悲しくて


仕方のない気持ちを


ブログを書くと言うやり方で

しまいたいとおもう。



『ママさん。パチンコ勝ったんで麻雀きました!


ママさん、たまには一緒に打ちましょうよ!



『それじゃ!バイト行ってきます!

明日は結婚式場の
下見があるんで。


結婚式終わったら

子供作ろうと

思ってます。


じゃあ、バイト行ってきます!




それが、



まさか



今生の別れになるなんて



誰にも


考えられなかった。



かみさんは言った。





『珍しくあの子が、

一緒に打ちましょうよ!打ちましょうよって

言うから


たまには


一緒に打つかなと

思って


最後に一緒に打てて良かった。










朝方、


普段かみさんが、

鳴らさない時間に



電話を

鳴らした。




多少の違和感は

あれども





まあ、お店の呼び出しかなくらいにしか

思わなかった。








『もしもし。どした?』







かみさんが、



『今すぐ病院行って!


納富亡くなったって!


いいから

早く


家を出て!







ワシは


電話を


切り



怖くなり、


ガタガタと



体が震えた。




治まらない震え、


あふれでる涙




ワシは怖くなり



一緒に

行ってくれる人を探した。







怖い



怖い






本当に死んだのか?







ワシは新大久保駅を降りて



タクシーに

乗った。



受け付けには
奥さんの弟がいた。


『ただいま、納富さんのご関係の方がたくさんみえられています。


地下の霊安室へ。





まただ。



足がぶるぶるガクガク


震えたらとまらない。



怖くなり



早く確かめたかった。



霊安室前のロビーでは、


家族やら

友人たちがかけつけている。




奥さんの

あやちゃんが、


嗚咽を、くりかえす。


鳴き声が響き渡る。




頭は一瞬で



真っ白に。

すると



お兄さんが、

迎えてくれた。



関係者控え室に通されたのだが



みんなのすすり泣く声に


ワシはその場から逃げた。


霊安室の前にワシはいた。




『嘘だろ。』








ワシは何度も何度も




心の中で



さけんだ。





彼が、
生きていた最後の写真。


Facebookに

友人たちがあげた

バイト先の写真。

そう、



たしかに


2時間ほど前までは



彼は生きていたのだ。









押し寄せる友人たちや

親族







何時間またされただろう。





警察の人が


でていき、

葬儀社のかたが



『それでは、御家族から』


と、


中へ。





悲鳴と嗚咽


むせび泣く声に


起きて!
目を覚まして!




怒鳴る声。




親族の方が



どれほど叫んだことだろう。






『皆さんも、

一目、

会ってあげてください。


狭いので順番にどうぞ



ワシは


一番最後に

はいった。



いや



入る勇気が



なかった。





みんなが、泣き叫ぶ中へ


ワシは横たわる彼の顔を撫でた。


『なにしてんだよ。


バカやろ




おきろよ


バカやろ





なにしてんだよ。



ワシは泣き崩れた。


そっと一緒にいた
友人が

ワシを支えてくれた。






ひとしきり


みんなが、挨拶を

終えると


霊安室から

みんなでていった。


ワシは


その場を離れられなかった



ワシと


彼のお父さんとお兄さんを


残して



みんなでていった。



これ以上みてられなかったんだろう。



ワシはお父さんに



彼のことをいっぱい話した。

さみしがり屋の彼を知ってるから


ワシは

彼のそばにいた。



顔を撫で

頬をさわり


冷たくなる彼を感じた。





『親不孝したな。だめだよ、父さんより先にいくなんて。

順番ちがうよ、まーくん。



なあ


まーくん。



と、

お父さんは

ないた。



ワシは


こんなに親不孝な
ことはないと


思った




親に見送られたらあかんし、


見送らせたら


絶対にだめだよ












ワシは

夕方

病院をあとにしたのだが


新大久保駅までの



みちのりを



彼を思いだし



泣きながら歩いた。











彼とは一生
付き合うと

思っていたのに。










君を


忘れない事が供養に


なるだろうか?





前向きに生きた君の姿勢は見習いながら

ワシは生きていこうと思う。





ありがとう

納富正裕

享年25歳





君は
僕の友達だ。

















ノッティ


ワシは


寂しいよ









君は

ワシの

仲間や!









アディオス!









ワシらを




見守ってくれな