大切な時間は今の今 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。




先日、

5年ぶりに会えていなかった、

私はずっと会いたかった友だちと、

久しぶりに再開しました。


嬉しくてはしゃぎまくって、

ちょっと相手をビックリさせてしまうほど。


でも、

本当に元気か心配していて、

ああ、会えてよかったな、と、

嬉しかったんです。


その後、

親しくしていた方が、

よく会っていた場所から、

立ち去ったことを聞きました。


ずいぶん会ってなかったけれど、

もう来られないと知ると、

寂しくて悲しくなりました。


時間が経ったんだと思います。


それぞれにそれぞれの人生があり、

心の変化があり、

いる場所も心の在処も変わっていく。


それは自然なことだし、

生きていることなんだろうな。



私は子どもミュージカルをしていて、

子どもたちが飛び立っていく姿を、

たくさん見送ってきました。


やりたいことができたり、

新たなステージが待っていたり、

そうして羽ばたく子どもたちを

笑顔で手を振る。


私のミュージカルで

いつでも子どもを応援して、

後ろで笑っている人でありたいと、

願っています。


そうすることで、

子どもたちが勇気をもって

歩みを進められるから。


振り返ったら、

笑って応援してくれている人がいる。

だから、

振り返らなくても大丈夫。


そうありたいと。


一人一人のミュージカルの歴史は、

卒業することで完結する。


そういう立場を大切にしています。


私は変わらずに、

ミュージカルをしていて、

灯台みたいに光っていたい。



だからこそ、かな。

プライベートな人間関係の別れは辛い。


命には絶対はないし、

変化は必然です。


それは自然なことだから。


今の今、

一緒にいてくれる人がいる奇跡を、

嬉しさを、

大事にしたいな。


友だちとか家族とか、

大人とか子どもとか、

立場とかはどうでもよくて、

今、

生きている時間を

共に過ごしている人たちを。