合同練習に緊張… | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



とぶくじらの

子どもミュージカルは

3月に本番を迎えます。


だから、12月から

バラバラの教室をくっつけた

合同練習が始まります。


3公演あるうち2公演分が、

昨日、終了しました。


夏の合同練習ぶりに会う

普段出会わないチームの仲間が

顔を合わせるのに、

役柄的には親友だったり、

夫婦役だったり、

本気で戦う敵だったり…  


面白いのは、

案外、小さい子の方が

馴染みがいいこと。


そうそう、

南教室の出るかどうか一番悩んでいた

年長さんのうさぎ役の女の子は、

そのシーンで誰よりも

セリフも動きも理解して、

周りのうさぎ役をリードしていました!


年少のうさぎ役の女の子も、

特別枠で出るという大人の都合で、

衣装がちょっと違うことに、

前に着た時は何も言わなかったけれど、

全員で並んだ今回、

不満を言ってくれました。


それは他のうさぎ役と

自分も同じなはずだという、

彼女の仲間意識が育った証拠。


芽生えた自意識をくじかないのは、

私のモットーですから、

ちゃんと作り直しますよ(^^)


小さくたって、

一人一人が意識を高くもって

参加していることは

本当にすごいことです。


大きい子達は、

年代的に互いの仲間意識が強い分、

他の教室の子と

距離をつめるのに時間がかかります。


でも、同じ作品に向かう同士。


私の指導で叱咤されるうちに、

恥ずかしいとか言ってられなくなり、

手を繋ぐのも、目を合わせるのも、

積極的にし始めます。


『西遊記』は戦うシーンが多いからこそ、

信頼性を高めないと

怪我になってしまいます。


だからこそ、

厳し目に進める12月。


声も大きくなってきて、

みんなの本気にも火がつき出します。


休みがちだった中学生の子も、

みんなのパワーに背を押され、

急成長していました!


終わったあとは、

みんなくたびれて、

でも、がんばったぞ!という

顔をして帰っていきました。


きっと、この後の家族のクリスマスも、

楽しめたよね?


私はと言うと…

帰りにスーパー銭湯へいき、

家に帰ったらコタツムリ。

作り置きのカレーを温めて食べました。


19歳からミュージカルの日々。


12月24日みたいな特別な日に、

クリスマスイベントに行ったり、

ツリーを見に行ったり、

クリスマスらしい時間は、

私にはほとんどありません。


行けたとしても、

くたびれてフラフラでした。


本当はキラキラした世界、

元気に

見に行ったりしたいんだけどな〜


でも、

子どもたちの心に

火を灯す時間を過ごせているのは、

すごく嬉しいです。


メリークリスマス!

みなさんにとって、

ステキな時間となっていますように。