23シーズン幹部挨拶 副将りま | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。

23チームで副将を務めさせていただきました、4年の木村千咲(りま)です。

今シーズン一部昇格を目標に掲げてスタートしました。昨年上入れ替えに行けたことで、今までになくチームみんなが一部昇格を現実的な目標として捉えることができ、練習試合でも勝ちを重ねていました。
でもだからこそ気付けなかった課題と、なんとなくこのままいけば勝てるんじゃないかという油断も少なからずありました。

リーグが近づく中で少しずつ歪みが生じ始めていたけれど、時間がないと諦めたこともありました。あの時焦って目を背けなければよかったと、時間がなくてもちゃんと真正面から向き合えばよかったと、後になってから後悔したことがたくさんあります。
心の底では向き合ったほうがいいと思いながらも、この選択が正解だと言い聞かせて、モヤモヤした気持ちに蓋をして駆け抜けようとしてしまった。

リーグ期はたぶん今までの人生で一番辛い時期でした。それでもなんとか乗り越えて前を向けたのは、未来に向けて頑張る後輩たちの姿や、くよくよしてないで今できる最善を考えようって冷静でいてくれた同期たち、ごちゃごちゃの感情のまま吐き出した話も聞いてくれてじゃあこれからどうするのって導いてくれたコーチの方々、次の試合期待してるよと声をかけてくれたOGさんたち、このチームに期待して応援し続けてくれた方々、本当に多くの人のおかげです。

下入れ替えまでの2ヶ月は、一からシーズンをやり直すような気持ちで、もうやらなかった後悔をしないようにと色んなことを変え、行動にしてきました。
負けてから、目標を達成できなくなってからでは遅すぎる。自分への怒りとチームのみんなへの申し訳なさでいっぱいだったけど、一緒に走り抜けてくれたみんなには感謝しかないです。

全てのことが結局は結果論でしかないのかもしれない。でもだからこそ後悔のないように、自分の気持ちを信じてやり切ることが必要なんだと思います。
勝てたからこそ言えることだけど、表面を取り繕ってギリギリで駆け抜けて終わるよりも、あの2ヶ月があって良かった。しんどい時間も長かったけど、一番楽しかったのも間違いなくこの一年でした。最後は23チームのみんなと勝って終われて本当に良かった。

悔しさも残りますが、この一年の経験を糧として、来年以降のチームはもっともっと強くなっていってくれると信じています。




何か発信するのも最後の機会なので、23チームのみんなへのメッセージを。

36期へ
伸び伸び元気にラクロスするみんなの姿にいつもパワーをもらってました。
上級生と合流して、もうすぐ後輩もできて環境は大きく変わると思うけど、36期の良さはそのままに、メリハリつけて楽しんで!36期からどんどん突き上げていってね。

35期へ
それぞれにしんどかった時期があって、色んな悩みもあったと思うけど、ちゃんと乗り越えていってこの一年でみんな強くなったよね。
来年は3年生としてチームの核になっていってね。そして思いっきりラクロス楽しんで。みんなの活躍期待してる!

34期へ
下からたくさん突き上げてくれて、みんなの存在は常に刺激になってました。ありがとう。
最高学年として、色んな役割の中で焦りやもどかしさも出てくるかもしれないけど、自分を信じて、仲間を信じて、乗り越えていってほしい。後輩も巻き込んで、協力しあって最強のチームをつくっていってね。
最後の一年みんなの力が120%発揮できますように。

同期へ
それぞれにそれぞれの良さがあって、集まるとバランスが良くて居心地いい同期が大好きだよ。4年間ありがとう!これからもよろしくね
そしてみっちー、1年間多くのものを背負いながら主将を務めてくれて本当にありがとう。


最後になりましたが、23シーズンを支えてくれた全ての方々、応援してくださる皆さんのおかげで1年間走り抜けることができました。本当にありがとうございます。
来年以降もCelesteの応援をどうぞよろしくお願いいたします。


2023年度副将
33代 木村千咲(りま)