2024年度 スタッフ幹部挨拶 | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。

今年度スタッフ幹部を務めます、新4年の尾島杏佳(おしまきょうか)です。

24新シーズンの開始にあたり、この場を借りてご挨拶させていただきます。





今年は幹部体制を変え、「スタッフ幹部」を新しく置くことになりました。スタッフ幹部としての私の役割は、Celesteの一部昇格を実現するために、より強いスタッフ組織を作っていくことです。マネージャー・トレーナーを横断して、各ブランディング班(協賛、広報、集客、通年新歓)を横断して、スタッフをまとめ、スタッフが選手と一緒に一部昇格の勝利に導くことを目指します。


「スタッフがチームを勝たせに行く」ことは、決して簡単なことではありません。「これをしていれば一部昇格に貢献できる」、という一つの決められた正解はありません。

だからこそ、私は今シーズン、スタッフの一人一人が、学年関係なく、それぞれの個性を発揮しながら一部昇格に貢献する姿を追い求めていきます。


Celesteには、誇れるスタッフ組織があります。

スタッフと選手の距離が近く、スタッフも個性を出して共に対等な立場で勝ちを目指しているのが何よりの強みです。31期、32期、33期の大好きなスタッフの先輩は、選手と一緒に本気で勝ちを目指す「勝心共闘」の姿勢を見せてくれました。


24シーズンのスタッフは今7人(新2年-新4年)ですが、一人一人がそれぞれの良さを持ってチームの強みとなっています。Celesteらしいスタッフの姿だな、と誇らしく思います。

今シーズンのスピリットは「輝け」です。一部昇格というCelesteの夢に向かって目を輝かせて練習に励み、壁にぶつかることがあっても何事も楽しんで乗り越えていく姿を体現して欲しい、という想いがこめられたスピリット。

Celesteが一部昇格する上で、スタッフ一人一人の力は欠かせません。Celesteには、自分が何かをしたいという想いが強ければ強いほど、自分が活躍できる幅が広がる環境があると、自信を持って言えます!

そんな環境を活かして、スタッフ全員が自分の色を出して「輝く」シーズンにします。


21から23シーズンまでは、先輩と同期とコーチのおかげで、自分がやりたいと思ったことは本当に全てと言っていいくらい、広く挑戦させてもらいました。

24シーズンは、常に新しく挑戦する精神を大事にしながら、スタッフ幹部としてより広い視点でチームをリードし、スタッフ・選手・コーチの共感を生み、チーム全体を明るく前へ引っ張る存在となりたいです。


「一部昇格」という目標は、19シーズンで昇格して以来、Celesteがずっと掲げてきた目標です。

22シーズンは、本当にあとちょっとのところで1部に上がれませんでした。

23シーズンは、なかなか勝てない苦しい時期が続いて、リーグ期は1部がどんどん遠く感じました。

それでも入れ替え戦で、応援もベンチも一体となって必死に戦って、全員の力で2部の舞台を守り抜きました。


ちょうど1年前のこの時期、私は23シーズンで1部昇格して、1年後の24シーズンで1部で戦う未来にワクワクしていました。

ラストシーズンの24シーズンを、1部の舞台で戦えないことが本当に悔しいです。

その悔しさをぶつけ、去年33期と守り抜いた2部の舞台で、まだCelesteが一度も達成したことのない1部の舞台を手に入れます。


ラクロスがオリンピックの追加競技となることが決まり、ラクロス界が大きな盛り上がりを見せている今、どうしても1部の舞台を35期、36期、未来の37期、さらにその先の代に残したい。

一部昇格したら、Celesteはもっともっと人の心を動かせる試合ができるようになる。一部昇格したら、Celesteの挑戦の幅はぐんと広がる。そんなワクワクする未来のために、今年自分ができることを全うします。


OGの皆さま、ファンの皆さま、いつも温かいご支援をいただき本当にありがとうございます。

「一部昇格」のために、部員一同精進してまいります。応援をよろしくお願いします!





4年 えん