反省会でのパカパカの説教 | グダ師のグダ崩し

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シンプルに大阪でナンパするブログ。





昼前にパカパカから[ランチ]という名目で呼び出された。

夜遊びをする格好のままお昼時の梅田で合流した2人は完全に浮いていたと思う。

ランチとしてパカパカが入って行ったお店は大人の女性が使うような洒落たサラダバーのお店だった。

パカパカはランチアポとかでこういうお店使うのかな?

ウェイトレスのお姉さんに案内されて席に着いた。






パカパカ「で?即った?」


けいし「俺が即れる訳ないやろ、キス止まりで余裕の負け戦やわ。」


パカパカ「うそやん⁉︎あの物件は即れてたやろ!」



 

話の内容は今朝のGTでコンビ物件を連れ出した件についてだ。




















昨夜ナンパ師何人かでクラブに入った。

僕はナンパゾンビ鈴木さんとコンビでガンガン声を掛けたがいつものように圧倒的坊主で朝日を迎えた。

途中鈴木さんはどこかに消えそれからナンパ師数人で朝まで営業しているカオスなクラブG2の前で女の子の出待ちをした。

出てきた2人組の女の子に対し得意のメジャーでオープンし一番近くにいたパカパカをウイングにし即席コンビをする事にした。

連れ出し打診はすんなり通り4人でカラオケに向かった。

カラオケ1時間は誰も歌わずに和みに徹した。
















コップ状の取り皿いっぱいにサラダを盛り付けてきた草食なパカパカが問う。





パカパカ「てゆかさ、カラオケ出てからホテル入れたんやろ?何グダやったん?」


けいし「彼氏グダ…」


パカパカ「まぁそれはカラオケで話題になってたしくるのはわかってたやろwどんなグダ潰ししたん?」












今回のけいしの対戦相手

新垣結衣の劣化版
あくまでも劣化版
けいしは城田優の劣化版といったところ
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カラオケを退店し彼女達は難波駅から帰るという事で難波駅まで送ることにした。


駅まで向かう道中パカパカとパカパカ担当子は共通の話題で盛り上がり僕と結衣は完全に置いてけぼりにされた。


結衣は人見知りで無口でウンとかスンしか言わない子だった。
どうせナンパに付いてきた理由も友達が行くって言ったからとかそんなとこだろ。





けいし「今から帰って寝てから彼氏とデート?」


結衣「いや今日は予定ないですよ。」


けいし「そっか。」







その場を繋ぐ話題すらも切れてきた。
もう即とかどうでもいい。

今まで三つ巴を均等に保ってきたパラメーターを睡眠欲が統一しようとする。

くだらない世間話をしながらひっかけ橋を渡り難波駅が見えてきた。

どんな黒魔術を使ったか知らないがパカパカとパカパカ担当は未だ盛り上がり2人の世界に入っている。

コンビナンパだしセパレートぐらいはしなければパカパカの逆鱗に触れる。

一応、うん、打診だけ…





けいし「すげえ向こうええ感じやし2人きりにさせたろ!友達はパカパカともう少し一緒にいたいと思ってるよ!結衣も俺と2人はやじゃないやろ?」


結衣「え⁉︎いや、そんな…」


けいし「じゃ俺があいつらに結衣と2人にさせてっていうから足止めがなければそのまま2人になろ!」





セパレートには難なく成功した。













けいし「彼氏おるっていうても今までクラブで知り合った人と勢いでとかあるやろ?」


結衣「浮気はほんまにないよ。クラブ行くのはあの子とだけやしお酒飲まないし。」






そういえばカラオケで浮気の話になった時にパカパカ担当の子もそんな事言ってたっけ?








けいし「清楚系が好みな俺にとって結衣はほんま
どストライクなんよな、次の彼女候補戦の為にスパーリングだけ付き合ってくれ!」






自分が今何を言ってるのかわからなくなってきた。








ノーグダホテルin





とりあえずソファに座らせて後ろからハグをしようしたら回した手を弾かれてしまった。


ナイスブロック(^O^)/


丁寧に抱かせてくれとプロポーズをする。
今日俺に抱かれる事は決して不名誉じゃない。
ノーマルプレイしかしない。
こう見えてセックスは上手い。
高校生の頃のあだ名は床上手。
意外とちむぽはデカイ。マグナム。ビッグマグナム。




結衣から提示されるグダを全て論破するが一切通じず負け\(^o^)/





















けいし「って感じかな?」

パカパカ「ベッドでグダられへんように事前に提示されるグダは潰しとけよ!」

けいし「事前グダ潰しとかそんな高等技術俺にある訳ないやろ。」





サラダとドレッシング両方のおかわりをする欲張りでおかわり好きなパカパカからのダメ出しが始まった。




パカパカ「てかその彼氏グダを崩すポイントがまず違うから!」


けいし「え?」


パカパカ「カラオケで俺が結衣に彼氏との不満がないかって聞いた時に不満はありそうな感じの物言いやったやんけ!」


けいし「…」


パカパカ「だから俺ならそこを軸にしてトーク展開してるかな。」


けいし「….」









自己嫌悪に陥って何も言い返せなかった。


わかってはいたがナンパ師の実力としてパカパカに完敗した。


それから先は頭が真っ白になりパカパカの話は耳に入ってこなかった。


でももともと結衣はけいしに対する食いつきがなかったんだと自分に言い聞かせた。


そうだよな。

食いつきがなかったんだ。








1年半ナンパをしてきた中でナンパ師としての成長を実感してきた。


全然結果が出ずにOmid PUAからグダ師と呼ばれていた時代が終わった。


憧れていた先輩ナンパ師達からは徐々に認められ飲み会や企画に呼ばれるようになった。


Twitterのフォロワーが1000人を超えて慕ってくれる可愛い後輩ナンパ師も出てきた。


俺は確実に自分に自信を付けていった。


でもなにも変わっていない。
女の子を口説くのが下手なナンパ師なんていないよな。














それから3日が経った夜にパカパカからLINEが届いた。




パカパカ(LINE)「けいし朗報!!!」

パカパカ(LINE)「びっくりした」

けいし(LINE)「え?」

パカパカ(LINE)「もったいない」

パカパカ(LINE)「あの案件取りこぼしてるやん」

けいし(LINE)「いやだからあれは負けたって説明したやん!」

パカパカ(LINE)「俺の担当からLINEきたわ。けいしが気になるっていうLINE」

けいし(LINE)「は⁉︎彼氏おるやろ」

パカパカ(LINE)「だからカラオケの伏線で彼氏がおろうが関係ないってゆうたやん!」

パカパカ(LINE)「けいしー!!!」









食いつきはあったのに口説けないナンパ師とかいないよな。








完ー