Tanren塾塾長 鈴木亮司です。
「歩くのが認知症の予防に良い!」
「歩くと脳が活性化します」
という言葉をよく目にしますが、科学的にはどうなっているのでしょうか?
東大名誉教授小林寛道先生の著書「健康寿命をのばす認知動作型QOMトレーニング」の中に脳の酸素量を測定した実験結果があります。
まずは普通に歩いたときの脳の酸素量です。(時速5km/h)
脳の酸素量が普通に歩くときよりも多いのが一目瞭然ですね。
ちなみに筋トレは脳の酸素量はどうなのでしょうか?
足を伸ばすトレーニング(レッグエクステンション)
腕を伸ばして二の腕を鍛える運動(トライチェプス)
すり足のように体幹(背骨)を動かすことが脳を活性化させることが大事なことがこの実験からもわかります。
普段歩くときは鳩尾(みぞおち)から足が生えているように歩く意識を持つことがポイントです。
歩く速さや歩数、歩幅を広く、などもそうですが歩き方に意識を向けることで効果が変わります。
普段の意識を変えることがとても大切だと言えます。
トレーニングによって腰や背骨を使うことを体に覚えさせることで日常生活の動きにも変化が起きます。
トレーニングは単に鍛えるだけでなく、体に癖をつけるであるという認識が必要です。
ここで変な癖がついてしまうと改善がなかなか難しくなります。
「覚えるのに300回
直すのに30,000回」
と言われるように力む癖や手足だけを使う癖をつけてしまうと体もあまり良い方向にはいかなくなってしまうので気をつけたいものです。
トップアスリートは頑張らない達人!
心と体を緩める頑張らないトレーニング「体芯力®︎」
パーソナルトレーナー 鈴木亮司
「体芯力®︎」はこんなトレーニングです!
「体芯」とは、体の奥の奥、体のいちばん深いところにあるといわれている「大腰筋」のことです。大腰筋は背骨と下半身をつないでいる唯一の筋肉で、これが衰えると寝たきりになると言われています。
一般的な筋トレでは、硬い筋肉を作ってしまったり、偏りのある筋肉がついてしまい、それが原因で体の動きに歪みが生じ、膝や腰を痛める原因となってしまうことがあります。
一般的な筋トレも体幹トレーニングでさえも、大腰筋にはほとんどアプローチできていません。
「がんばらない筋トレ」は、背骨を前後、左右、ひねるの3つの動作をベースにしたトレーニングで、「体芯」を鍛えます。 力んだり、苦しんだりせず、まるでストレッチをしているだけに見えるトレーニングですが、実はこれこそが、大腰筋が強化され、持久力も柔軟性も高まる秘密です。
体の芯の筋肉は骨に近いところにあり、自分では意識ができません。
負荷をかけて鍛えようとしても、表面の筋肉を固めるだけで、芯の筋肉には届かない。力を抜いて揺らすような動作を行うことで、はじめて体の芯の筋肉に刺激が与えられます。
だからこそ、年配者や運動嫌いな人、ずっと運動をしてこなかった人、運動をする時間がない人でも、気軽に取り組むことができます。
実際、クライアントは65歳以上の高齢者が3分の1を占め、腰痛や膝痛など、寝たきりのきっかけとなる症状が改善しています。
鈴木亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®︎』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナー。
ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。
顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。