Koningsdag→Woningsdag | オランダ在住フルート奏者 武良静枝のDear my flute
今日のK-mix「武良静枝のMooi!オランダ」では、
祝日だった4月27日の国王の日のことを
紹介しましたまじかるクラウン

オランダ語でKoningsdagと呼ぶこの日ですが、
以前番組で紹介したことがあるように、
オランダの一年の行事の中で
一番派手に盛り上がる、と言ってもいいくらいの賑やかな日になるんですが、

今年はこの状況下で、
Woningsdag=ホームデイと名付け、例年と違った過ごし方をしました。

↑オレンジ色のクリームがたっぷりかかったケーキ、トンプース。
ドーナツなど、オレンジ色のスイーツがたくさん売られているのは例年通り。


普段はフリーマーケットや
子どもたちのストリートミュージックが楽しいこの日ですが、
今年は朝10時に、それぞれの家の庭やバルコニーから国家を歌おう!
というのをやっていました。

私は、バルコニーでフルート吹いて〜とご近所さんからお誘いしてもらって知ったのですが、
コンセルトヘボウ 管弦楽団で呼びかけしていたようで、
各パートの楽譜もダウンロード出来る様になっていましたよー。
コンセルトヘボウ  首席フルートの
(指と音が合ってないのがやたら気になるんだけどね笑い泣き

あとは、オレンジ色の服を着て散歩してる人もやはり多かったし、
ニュースを見ていると、
自粛規制の中で出来ることを「今年ならではのKoningsdag」として、特別感をむしろ楽しんでる印象で、
マンション下でライブやって、それぞれ部屋の中やバルコニーから聴いてる、とか、
行動の制限があるとしても、
心まで自粛ムードにならない、っていうのがオランダ人の強さだなーと感じたのでした。


ルンルン音楽は
ハイドン作曲 チェロ協奏曲第一番にのせてお届けしました!

また来週もお楽しみにラブラブ