後ろに見える御手洗山(標高110m)の中腹に洲崎神社の御本殿があります。
手水を使ってたら社務所に神職さんがいた。
無人の時は隋身門に書置きがあるとか。
御朱印帳は参拝の前に預けてね、という貼り紙を見たのですぐに社務所へ。
この日は参拝客が多かったけど普段は静かな神社なのではないだろか。
随神門から続く厄祓坂という108段の石段は案外登りやすかった。
逆光で見づらい写真だねぇ、
石段の上からは太平洋が望める絶景!
神武天皇の勅命を受けた阿波忌部一族の祖 天富命が四国の忌部族を率いて房総半島を開拓し、
総祖神天太玉命の后神天比理刀咩命をお祀りし洲ノ神(すさきのかみ)と称しました。
(御由緒書きによると)延喜式神名帳に書かれた式内大社天比理刀咩命神社とは洲崎神社のことです。
昔の石段があるけど苔がぬるっとしてて危ないので下からお参りしました (lll´Д`)
では矢印の先の富士遥拝所へ。
半ズボンの同行者はヤブ蚊に食われて騒いでましたw
富士山遥拝所には富士見鳥居。
あいにく富士山は見れなかったけど左に大島が見れました。
わたしは来た道から下に降りたけど、
同行者らはなぜか下に続くらしき山道を降りて行きました。
あとで聞いたらお隣の養老寺境内に出たって言ってたけど詳細は不明w
危ないからチャレンジやめてほしい!
洲崎神社の御朱印です。
豪快なお墨書きを見て裏側にしみてないか心配したけど全然大丈夫でした◡̈
海側の浜鳥居に来てみた。
浜鳥居を抜けるとそこは旧鎮座地。
妙な形の石は東京湾を守る狛犬的な御神石でこれは吽形なんだって。
三浦半島浦賀の西に鎮座する安房口神社には阿形の御神石が御神体として祀られているとか。
三浦半島と房総半島に阿吽の石が置かれ東京湾をお護りしてたとは!
石といえば洲崎神社の石段の途中と最上段の両側にそれぞれ対の石があったの。
そういうものではなく神輿の命綱をくくる石で 昭和四十年代に設置されたそうです。
そういえば神輿庫が拝殿左側にあって例大祭には神輿を担ぎ下ろすというから、
御由緒書きにその様子の写真あります。
海辺の御神石の前まで神輿を運び神事が行われます。
石段の長い神社は参拝客も大変だけど、
氏子さんはもーーっと大変。
神輿で石段を降りる神さまもヒヤヒヤもんでしょうね。
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同行者で徳島出身のおじさまが、
「今まで参拝した中で一番グッときた神社だなぁ」とおっしゃってたのが印象的。
「安房≒阿波 で安房國を開拓したのは阿波國の人なんだってよ」と教えたらとても驚いてた。
なんか ‘そーゆーの’ あるのかね。
◆洲崎神社(愛宕神社兼務)
千葉県館山市洲崎1344