再訪です。
地下鉄東西線 神楽坂駅1番出口から徒歩3分。
大江戸線 牛込神楽坂駅・JR飯田橋駅からも歩ける距離です。
正安2年(1300)に上野国赤城山麓の豪族 大胡氏(藤姓足利氏の一族)が武蔵国牛込に移り住み、
一族の守護神の御分霊をお祀りしたのがはじまりと伝えられています。
8年前に神社の経営面を支えていた幼稚園が少子化により閉園となり、
平成22年に定期借地権を利用した神社再生計画が持ち込まれお隣のマンションと共に境内整備されました。
三井不動産が依頼してこちらの氏子さんでもある話題の建築家隈研吾さんがマンションバルコニーのデザインを手直ししたそうです。
この計画を神社に持ち込んだ知人によると、
70年後のマンション解体を含めての計画なので神社はお金一切かからず利益が出て、
将来には境内も戻ってくる‥と言ってました。
それに都心で社殿を建替えるとなると氏子さんの寄付金だけではまかなえないので定借の話がきてよかったですね。
神社の経営は大変( p′︵‵。)もっと神社に行こう!
御祭神は
磐筒雄命(いわつつおのみこと)
赤城姫命(あかぎひめのみこと)
伊邪那美命が迦具土神(火の神)を生み大火傷をしてお亡くなりになりました。
伊耶那岐命が十拳剣で迦具土神を切ると磐筒雄命(岩と剣の神)が成りました。
そして剣の血が飛び散り成ったのが武甕槌神です。
赤城姫命は大胡氏の息女と言われています。拝殿の側面は強化ガラスになってます。
社殿のデザインは熊谷組の一級建築士によるもので、
宮司さんがオシャレにして♡と希望されてこうなったとか。
授与所から見た拝殿です。
三つの鈴に鈴緒が一本‥ケンカしないでね。
宮司さん自らが台湾の神社や石材店さんを視察して選んだデザインだそうです。
奉納した方のお名前が大崎さんと吉本さんで大吉!ってことで台座のどこかに大吉と書かれています。
本殿幣殿は木造なのですね。
拝殿の前には神楽殿にもなってる蛍雪天神は戦災で焼失した北野神社が再建されたものです。
石段を降りて蛍雪天神をくぐると境内社があります。
脇に両社稲荷と書いてありました。
八耳神社・出世稲荷神社・東照宮の社殿。
八耳神社は昔の太子堂で、
御祭神は上宮之厩戸豊聰八耳命(うえのみやのうまやどのとよとやつみみのみこと)。
相殿に大国主大神、丹生大神、菅原大神が祀られています。
上宮之厩戸豊聰耳命=聖徳太子は古事記の第31代用明天皇のとこに出てくるの知らなかったよん
おまいりの後は併設のあかぎカフェで休憩するのもいいかもね。
禁煙なのでわたしは入ったことないけど。
赤城神社と‥
蛍雪天神の御朱印もあった♡
ゲゲゲのお守りとかおもしろーい。
◆赤城神社
東京都新宿区赤城元町1-10