早くも１月も最終週になりましたね。
今年は杉花粉が例年よりも
早く飛散すると言っています。
花粉症の方には
憂鬱な時期になりますよね。
実は私も３５年くらい花粉症！！
TH東洋総合治療センターの外山です（笑）
今日は普段生活している上では
あまり意識したことがない事について
考えてみたいと思います。
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身体と重力の関係性について
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私達の身体は常に重力を受けています。
地球上で暮らすためには、
重力と上手く調和するように
動かなければなりません。
成長した身体は何をするにも、
身体と重力、光の情報（視覚情報）と
２つの目が調和して動けるような
システムを身につけています。
これは普段全く意識せず、
自動的に行われるシステムです。
このシステムを陰で支えているのが
「前庭眼反射」と呼ばれる眼球運動で、
横道に逸れた２０％の視覚情報をもとに
働く眼球の反射運動です。
例えば、歩きながら物を見る時、
歩行の動きと同調して頭が揺れるたびに、
見ている風景がぐらぐら動いたのでは
見えづらく気分も悪くなります。
その為に、
その頭の動きと逆の目の動きを起こして、
このぐらつきを相殺しようとするのです。
舗装道路よりも起伏の多い、
歩くにくい路面を歩く時など、
特に威力を発揮するこの眼球運動は、
ビデオカメラなどに搭載された
「手ぶれ補正機能」と同じようなものです。
このように、頭の揺れが多少あっても、
目で見ている景色は静止して見えるので、
目標物を安定して見ることができ、
集中することができます。
この機能は、自動的に
絶えず反射的に行われているものです。
また、
前庭の機能は胎児が
受胎後１６週ほどで完成し、
働き始めます。
胎児は母親の子宮の中で、
動き・方向・重力の影響を経験します。
そして胎児はバランスを司る前庭システムをもとに、
自分の体の部分ごとの動きやバランス、
姿勢を保つ方法を学んでいるのです。
これは、私たちの色々な機能の心臓部であり、
「発育」というカテゴリーの中の
統一システムであるため、
体全体の発育に密接に関連して、
他の感覚はこの前庭情報をもとに
プロセスされていきます。
このように五感の連携は、
胎児の時期から発達の不可欠要素として
行われるのみならず、成長後の体を
正常に維持するために重要なものになります。
五感の機能と成長を考察することで
反映されている内容を理解できます。
最後までご覧いただき
ありがとうございます。
TH東洋総合治療センター
代表 外山 仁
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