もし、５年前に戻ったとして、白川方明の日銀総裁就任に賛成しますか？
当時、自民党が推していて金融緩和に肯定的な武藤総裁候補と、白川方明、どちらを選びますか？
油断しているかもしれませんが、今、５年前と同じような状況が出来つつあります。
最大の問題は第二の白川たる、中曽宏でしょう。（マスコミは全力でスルーしていますが。）
白川総裁と同類である中曽でデフレ脱却できますか？
構図としてはこうです。
総裁候補 ： 武藤≒黒田（財務省出身：金融緩和に肯定的）
副総裁候補 ： 白川≒中曽（日銀出身：デフレ派）
５年前とほぼ 同じです。
黒田氏を問題視する人たちも一部にいますが、その人に言いたい。
５年前、金融緩和に積極的な武藤氏の総裁候補を、財務省出身だからだとか理由を付けて葬り去り、デフレ派の白川を無理やり総裁にした民主党と同じことをやるつもりですか？と。
あなたは、代わりに誰を総裁にできるのですか？
日本にとって、非常に重要なので声を大にして言いたい。
黒田氏を問題視して、（白川の後釜の）中曽宏をスルーする人に民主党を批判する権利はない！
どうか、真の敵を見誤らないようにお願いします。
日銀は、政策委員会（最高意思決定機関：総裁、副総裁、審議委員)の多数決で政策を決定します。総裁も副総裁も同じ一票なのです。そして、中曽宏が副総裁になると、過半数をデフレ維持派が占めることになってしまいます。そうすると日本経済がどうなるかお分かりですね。
中曽を撃退するのが真の愛国者です。議員や有力者にお願いしましょう。
さらに言えば、最悪のシナリオは、黒田氏が総裁候補から外され、中曽が総裁になってしまうことです。黒田氏はリフレ（金融緩和）を理解している数少ない人物の一人ですので、彼の少々の問題はスルーして構いません。
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