前から時間経ってしまったけど、今回はまとめです
なんでまとめが書きたかったかというと、病院について書きたかったから
自分も産科ではないけど、こっちの病院で看護師として働いてて、日本ではあんまりないような医療現場でのあるあるを体験してきた。
だから、夜勤帯のレジデントと日勤帯の医師の意見が同じじゃないことはよくあること、もしくは同じ日勤帯でもお互いにコミュニケーションとらんから、レジデントと医師の間で食い違いがあって、患者さんを戸惑わせることは日常茶飯事
どの診療科でも、「出血が増えればオペ」という状態はよくあることで、2日間絶飲食で、そのあとレジデントに食べていいよって言われて食べて医師に怒られたってケースもあった。いろんなスペシャリスト(看護師、麻酔科医、レジデント、医師、インターン(医学生))にたらい回しにされ、同じ質問繰り返されイライラしてる患者さん何回も見てきた。
それでもやっぱり自分に起こると、
この人たち大丈夫??私のカルテ確認してる!?
って思うやんな。
それでも、ギリギリのところで大きなミスなく成り立っている現実は知ってるから、そこまで不安にはなれへんけど、それでも、ミスがないように自分でも見張ってないといけない、っていうことにも意識使わなあかんから疲れた
これでもし私が病院で働いてなくて、こういうあるあるを知らんかったら、日本の病院を知ってるだけに余計きつかったと思う。不信感で気狂ってたかも。言い過ぎか。。
ジョンは完全にバイリンガル(日本語もある程度話せるからトリリンガルとも言えるかも)やけど、医療に関しては聞き取りも内容理解もディスカッションも難しいようで、こういう状況では頼りになるのはほんまに自分だけ。わからんことは、聞こえへんかったところは全部質問!語彙はなくても知識はある。とことん納得するまで希望も伝えたし、説明もしてもらった。頭が妊娠中のどの時期よりも冴えてて、質問して医師が答えてる間に、理解できたら次の質問を頭の中で準備してっていう、繰り返し。火事場の馬鹿力?なんせ頭が冴えてた。
産後の検診では血圧さえも確認されず。
え?私、退院時血圧の薬処方されてたのに、そのフォローアップなし??
ってまたなったけど、家で血圧測ってて、自分の血圧知ってたし、もーいーかてなったけど、ほんまテキトーやなーって最後まで思った。
何かあったら救急受診でって。
だからこっちのエマージェンシーは24時間待ちとかになるんやで。。。
医療費無料のカナダ(税金で払ってるけど)。
もうこっちの状況に適応していくしかないんやけど、この体験はこっちで生きていくための経験値を上げた出来事やった。
銀行とか税金のこととか(めんどくさいし、普段使わん語彙が多いから)、ジョンに任せることが多いけど、自分主体でジョンとこの状況を乗り切れたことで自信をつけ、これからも頑張らねばと思った次第です
小さないろんなことがあるたびに人生経験値あげていることを実感する。
多分、これも海外生活の醍醐味の一つなんやろうな。
人生があどべんちゃー!!
やー!!!
まだまだやったるでー!!
やー!!!!!
おしまい