相手の距離がわかる方法 その3 | 理論的ムエタイ技術と心胆整調技法 自信と強さを身につける全て

理論的ムエタイ技術と心胆整調技法 自信と強さを身につける全て

荒くれ物が集まる格闘技ムエタイで、元いじめられっ子でひきこもりの著者が非力な人のための緻密な技術と細かいことを気にしなくなる自信を手に入れる秘密について書いています。
勝つためではなく、自信を身につける方法です。結果は後からついてきます。

今日もブログに来ていただき
大変ありがとうございます。

今日は前回の続きです。

前回の記事

前回はパンチングボールで
距離を測る練習
まで書きました。


今回はほかの練習方法を初会していきます。

まず1つ目
軽い遊びのあてっこゲームのような
スパー
をする。

いわゆるマススパーです。

相手にダメージを与えない、
そして相手にダメージを与えられない


緊張感がない状態で
遊びの感覚でやる練習です。

ポイントとして少しでも
痛かったら、相手に「強すぎる!」
と言いましょう。

正直、これが距離を測るうえで
一番いい練習です。

この遊びのような
だましっこのような練習を
タイ人は子供のころから
繰り返しています。


その結果、彼らは距離を
把握するのが非常にうまい
のです。

タイ人選手やトレーナーと
スパーをしていると

「楽しい!」

と感じるのですが
いたくなくて、
だましっこみたいなゲーム感覚
するからなんです。



脳内麻薬的には
タイ人とスパーをするときは
ドーパミンが出ているのに対して

痛いスパーをするときには
戦う時に出るアドレナリンが
出ているのです。

楽しく
「どうやって当ててやろうか?」
とワクワクしながらやるのと


こいつをぶっ飛ばす!」
と興奮状態でやる練習では

練習の意味が変わってきますので
この辺はしっかりと線引きをする必要があります。

続いて2つ目です。

家の中で練習する方法です。

電気のひもを使う

電気のひもを使って
パンチを打ち込み来た時に
当ててください。

当たる感触はないですが
距離はつかめます。

動いているものを
当てる感覚を身に着けるために
面倒くさいですがやりましょう。

そして
次です。

3つ目です。

人間はある程度動きが決まっています。

衝撃が来る!

と思うと人間は
縮こまります。

びっくりすると
反射的に頭が下がるのは
わかると思います。

ですから
当てたいところの
少し下をあてに行くと
当たる!

という話を昔
私の先生から聞いたことがあります。

さらに人によっては
よけやすい向き
というのがあります。

その向きを
何回か、攻撃を出してみて
把握してください。

「この人はこっちにばかりよけるな・・・」


と思ったなら
攻撃を出すフェイントをしてから
よける向きに攻撃を出しましょう。


この攻撃は一番強い攻撃でなくても
かまいません。

もちろん攻撃は強ければ強いほど
いいですが、相手の選択肢を
消すために出す
ので、当たればいいです。


そうしていくと
相手は打つ手がだんだん
少なくなって
いきます。

将棋みたいなもので
相手の逃げ場をだんだんと
なくして、追い詰めていき

最後に一気に攻め込むのがいいでしょう。


これは距離ではなく
戦い方になってしまいました。

4つ目です。

必ず練習してほしいのが
動きながら攻撃を出す練習です。

立ち止まって、足を踏ん張り
攻撃するのは最後だけです。

もちろん、そうすれば
一番強い攻撃が出せますが
問題は相手は止まっていないことです。

ずっと歩いたりステップしたりしてます。

ですから、相手に近づくと同時に
攻撃する練習をしなければ
相手が元気な時は攻撃は当たりません。


ですから、動きの中で攻撃する練習を
してください。

それではまとめに入ります。

まとめ

・サンドバッグを動かし、当たる位置に来た時だけ
当てる練習

・サンドバッグを動かし、ずっと同じ距離を
保つ練習

・パンチングボールをたたく
(足は止めないでください)

・電気のひもに攻撃を出す

・あてっこゲームのようなますスパーを行う

・相手の動きの逃げ方をよく見て狙うために
どこに動いても攻撃を出す練習をしておく

・動きながら攻撃を出す練習をする



以上になります。

たくさんになりましたが
できるだけ試してみて
自分に合う練習は取り入れてみてください。

今日も最後までありがとうございました。


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