思い出のかたち | *さあ、いのちの歌を聴こう*

*さあ、いのちの歌を聴こう*

39歳で再婚後、40歳で初めての出産。590gの超低体重出生児のママになりました。娘は3歳になりますが、全く発語がありません。そんな娘の成長や、私の思いや経験を残しておこうと思います。

前回のブログに、

七五三断念のことをちょっと書いたのですが、


七五三だけでなく、誕生日やハロウィン、

運動会や遠足なんかの思い出の写真が、

うちにはほとんどありません。






娘が生まれた時はもちろん、

お宮参りも百日祝いも、NICUに入院していて出来なかったから、

ハロウィンはまだいいとして、

せめて誕生日くらい、

七五三みたいな節目の時くらい、

ちゃんとした写真を残したいなと思うのですが、

写真も大人しく撮らせてくれない娘…不満家の中ですら


七五三の着物や特別な衣装だけでなく、

レインコートはもちろん、ニット帽やカチューシャなんかを着けようとすると、全力拒否!

(普段の上着や帽子なんかの、慣れたものはいい)




発語がないとはいえ、

「どっちがいい?」「こっち!」の指差しすら出来ない娘なので、

普段、「お気に入りの、この服がいい!」という選択も出来ない娘には、

特別なものでなくても、

誰かの服装を羨ましく思うこともないし、憧れもない。


だから当然、

ディズニーに出てくるようなお姫様になりたい、魔法使いになりたい、

みたいな願望なんてあるはずもなく、

ドレスを着たい、着物を着たい、リボンをつけたい、

このキラキラのステッキを持ちたい、

なんてこともないわけで。

いや、キラキラの小物とかは、少し持ちたがるかな…?




豪華でないにしろ、

普段よりちょっとおめかしして写真撮影なんて、

親のエゴなのかもしれないな…と思ってしまいます。

うちの場合




近い将来?いつかは、

娘にもそんな願望が出てくるかもしれないし、

写真を見ながら思い出話を…なんてことも出来るようになるかもしれないけど、


今のところ、そんな日が来るなんて想像も出来ないし、

親のエゴで、娘に無理にイヤな思いをさせてまで…

と思って、今はもう諦めています。





怒りピリピリネガティブ 赤ちゃんの時はまだ大丈夫だったのになぁ…



 


そんなワケで、

娘が嫌がることは、写真に残せなくても仕方ないと思えるのですが、

ただ、運動会や遠足、発表会なんかの、

娘が頑張っている様子の写真がないのは、やっぱり残念で。



通っている療育では、

撮影は不可なんですぐすん



これまで療育には3箇所通っていますが、

運動会や親子遠足、クリスマス会みたいなイベントも、

撮影は一切禁止。


唯一、今の療育では、

イベントの最後に、先生が集合写真を1枚撮るだけです。

でも古いデジカメだから、画像が粗い上に、保護者全員マスクで顔がよく分からない…💧



確かに、SNSにあげないにしても、

療育みたいな場所では仕方ないと思いますが、

プレ幼稚園のイベントでも写真が撮れなかった我が家にとって、

写真がないのは、悲しくてぐすん




プレ幼稚園での運動会は、

もちろん撮影はOK でしたが、

うちは、夫もいなくて私しかいなかったし、

その私は、娘にずっとくっついて競技に参加なため、

撮影してくれる人がおらず…💦


プレの先生は、例のお気に入りの女の子に終始つきっきりで、

その子はパパもママも両方来ているんだから、

たまにはうちの娘と一緒に競技に出てくれと思った…




入園を希望している発達支援の幼稚園は、

運動会や発表会みたいなお披露目の場はないし、

当然、写真販売なんてあるはずもなし。


普通の小学校に行けるかどうかも分からない娘には、

この先、運動会や発表会、修学旅行といった特別な思い出なんて出来ないんじゃないかと思うと、

親として残念である以上に、

そんな風に生まれてしまった娘にも、本当に申し訳なく思います…






普通に生まれていたら当たり前のことが、

こんなところでも憧れになって、


憧れはたくさんあるのに、

諦めなきゃいけないことが、どんどん増えていくようになった。

いつかは叶うかもしれないけど




でも、

思い出の形なんて、それぞれ。




その時その時を楽しんで、

「本人が」「私が」、忘れなければいい。

「出来るようになった時」に、思い切りやったらいい。


私なりのやり方で、

思い出を残していこうグー




とりあえず、

娘が生まれた時から、今も現在進行形で簡単な育児日記をつけているから、

写真のかわりに、それを見ながら話してあげよう。

その日の出来事や、3食食べたもの、排泄の有無等記録してある。

私しか読まないから、すっごい汚い字だけど💧



あとは、

療育やプレ幼稚園で娘が作った工作作品はもちろんだけど、

(娘はすぐ自分で壊してしまうから、隠してとってある)

娘がお絵描きした、らくがき帳。



娘はお絵描きが何よりも好きで、

1時間以上は、平気で座ってお絵描きしていますカラーパレット


らくがき帳が1冊終わる度にナンバーをふったりして、気がつけば20冊以上になっているけど、

ぬり絵の冊子も含めて、

娘の描く線や色づかいの変化とか、成長が分かるように、一応残しています。

まぁ、単に私が捨てられないというのもあるけど💦



娘が何をイメージして描いたのか、今は話が出来ないし全く分からないけど、

いつか直後娘に聞いてみたい。


それをまた記録しておけば、

もっと楽しい思い出になる。




今はこんなものしかないけど、

記憶に勝る思い出はないグー



早くお話出来るようになるといいなぁ…おやすみ




ちょっとした外食の待ち時間も、お絵描きしてるから助かる!

(ただし、お絵描きセットを忘れると大惨事)



うずまきの練習か?

娘の頭の中では、何をイメージしているのだろう…宇宙の暗号みたいなのもある(笑)