「湾岸釣り人」のしろうと親子釣行記 -17ページ目

久しぶりの海釣りは気持ちいい

「お父さん、今何時?」
「6時11分」
「あと4分したら起きよう」
(HARTのおかげで寝過ごさずにすんだよ)


さむ~っ、昨日から寒気が入り朝の冷え込みが厳しい。でもいい天気だ。釣り桟橋の上は寒いだろうとスキー用のタイツを引っ張りだして来た。上着も十分に着込んで6時45分に家を出発、途中のコンビニで朝食を調達して7時20分頃に海釣り施設に到着。


桟橋にはすでに結構な釣り人がいる。
人がいるということは期待が持てることかな。受付で前日の釣果をみるといまひとつな様子で回遊魚系はダメなようだ。サビキはあきらめ、ちょい投げで投げ何か釣れればいいかなとアオイソメを買って桟橋へ。

「あっ、お父さん、何処がいいか、聞かなかったでしょ」
とHARTに言われ、桟橋にいた係の人に聞くと
「何ねらうの?」と係の人、
「サビキはイマイチみたいなのでイソメ餌でカレイか何かが釣れれば・・・」
「ぶっこみでカレイ狙いなら何処ってことはないね、何処でも同じだよ」
(???)
071118_0726_久しぶりの海釣り公園


昨日の釣果と合わせて考えるとどうも海釣り施設全体はイマイチな様子。
でも2ヶ月ぶりの釣り、久しぶり海、天気もよく風もなくて気持ちいい。

釣り座を桟橋渡って右側の時計付近管理棟側にした。
とにもかくにも、仕掛けを投入しないことには始まらない。まず1本目を足元に、2本目はちょい投げでセット。


さて朝ご飯を食べることにするか~、でもその前にと、1本目の竿を聞き合わせると…おおっ魚信。いい型のハゼだった。

071118_0816_いい型のハゼが釣れました 太陽が高くなるにつれ、日差しも強くなり、寒さ対策で着込んで来た上着はもういらない。ポカポカの小春日和に海の桟橋で釣り糸を垂れているのは、気持ちいい。やはり今日来てよかった。桟橋の上も釣り人で賑わってきた。


朝食も済んだし、サビキ釣りと違ってちょい投げのブッコミはのんびりムード。竿をもう1本出した。1本目と2本目の中間くらいの距離に投げた。しかし最初の聞き合わせ&誘い時に根掛かりで2本針のうち1本が曲がったので仕掛けを交換して再投入、またまた根掛かりで今度は仕掛けをロストした。(後から振り返ると同じところに投げているんだから当たり前か)



仕掛けをキス、カレイ用から根掛かり防止にブラクリ用に変更。狙う穴やヘチもないので桟橋の下や橋けた付近、あるいはちょいと投げたり、この竿は、頻繁に場所(限られた中で)を変えてみた。そして2匹目のハゼをゲット。1匹目よりちょっと大きい感じ。HARTがHIROにメールを送ると言うので携帯電話を渡した。

> さしみにできそうなハゼがに2ひき今のところつれたよ
> あと2ひきつるぞ
> HART


しばらく同じ辺りを狙ってみた。時々餌が食われているが次がなかなか掛からない。5~10センチはないくらいの小さな魚の群れが泳いでいた。イワシ?かな。HARTが
「この前カレイ釣った場所でやってもいい?」
と聞く。人が多くなってきたし、ここでも餌はかじられているので、もう少しここでやりたい気もしたが、ここはHARTの勘に任せて
「場所が開いているか見て来てからね」と見に行かせた。

「あいてたよう、お父さん行こう」
「待ちなさいって、まずは竿を1本ずつ移動ね」

「この前ここでカレイ3匹とヒトデ40匹くらい釣ったんだよね」
(そんなに釣ったっけ?)


仕掛けを落とし、場所確保でHARTを残し、2本目を持って引き返すと
「今かかったみたいだったけど逃げられちゃったみたい、でも餌は付いていたからそのまま入れといたよ~」
ちょうど、となりでもハゼが釣れていたので、名残惜しく残しておいた最後の1本も急いで引き上げて移動完了。

それにしてもあたたかい、天気もよく、海も穏やかだ。
最近仕事が忙しく帰りの遅い日が続いていたが、いいリフレッシュになった。これなら釣れなくたって…
やっぱりよくない!


071118_1003_いい天気の日曜日で釣り人たくさん

1時間ほどその場所でやったがアタリもなく餌すらかじられない。またまた移動することにした。だが、いい天気の日曜日、釣り座もほとんど埋まっている。HARTにどこかあいているか偵察に行かせた。
「お父さん、あいている場所があったよう、時計の少しさき~」

結構まめに新しいのに替えていたので餌がなくなってしまった。時刻はもうすぐ11時。12時帰宅目標で帰る予定だったが、昼食を済ませて帰ることにしたので、まだ少し時間はある。余ったら明日にでもと思い、もう1つHARTに買いに行かせた。なんだか今日はよくHARTを走らせる日だ。


昼食を済ませて帰るとはいえ、家ではSATSも待っているのでそんなに遅くはなれない。となるとそろそろ撤収しなければならないのだが、釣果はまだ2匹だけ。さてどうする・・・

管理事務所に行ってカップラーメンを買い、桟橋で食べることにしました。これなら時間を最大限に使えるし、こういうシチュエーションで食べるカップラーメンはおいしいものです。

071118_1135_釣り桟橋で食べるカップ麺は美味い     071118_1044_海釣り公園の釣果(途中経過)


あとは釣れるのを待つだけ。しかし、管理事務所に行った際に見た釣果掲示板ではあまりよくない様子。満潮の時間も11時50分でそろそろ潮止まりの様子。

071118_1200_ヘチ釣り?(HARTの最後の粘り) 急に風が出てきて波だって着たので、撤収することにした。

まず1本目を片付け、続いて2本目を片付けようとすると、少し重たい。おおっと巻き上げるとハゼがかかっていた。


何とかあと1匹!


と撤収を取りやめ粘ったが、どんどん風が強くなってきて海も荒れてきた。HARTも
「もう終わりにする~」
と言い出したので、管理事務所に先に戻らせた。帰りの荷物の運搬を考え
「とりあえず、HARTとお父さんの脱いだ服だけ持っていってねえ」

撤収作業をしているうちに、


071118_1222_天気の急変に注意!
ついに
「強風の為、大変危険な状態です。直ちに管理事務所に退避してください」
とのアナウンスが流れてきた。

さっきまであんなにいい天気だったのに。海でも天気の急変は気をつけないといけないですね。


071118_1358_本日の釣果


親子体験釣り教室~船釣りのシロギス~

だいぶ前のことだが
「HART、船で釣りしてみたいなあ」
「そうだねえ、じゃあ夏休みにやってみようか」


HARTと船釣りの約束をしたとは言え、私も船釣りは未経験だし、ましてやHARTを連れて行けるようなお手軽な船釣りが果たしてあるのだろうか・・・


HARTが夏休みに入ったばかりの頃、いつも買っている月刊の釣り雑誌の普段は読まない編集後記に親子の船釣り体験教室のことが紹介されていた。


これだ!これなら我々しろうと親子でも行けそうだ!!


詳細は8月1日発売される同社が発行する旬刊誌にとのこと。発売日に早速買って通勤の電車の中で見たが、お目当ての記事が見つからない。あれれ、その雑誌は8月15日号だったがはたして…

せっかく買ったので翌日も電車でその雑誌をパラパラめくっているときに広告ページの間に発見!


船のシロギス釣りで自然の魅力に触れよう!
第8回親子体験釣り教室~船釣りのシロギス~
主催:(財)日本釣振興会 日本釣りジャーナリスト協議会


これかあ!


申し込みは先着順で受付で200名、早速、HIROとHA RTの了解を取り申し込んだ。


さあ今日は、初めての船釣り!070828_0701_特別協賛の船宿、浦安「吉野屋」さん
HARTとの約束を果たす日がやってきた。
(実はHARTより私の方が楽しみだったりして)

特別協賛の浦安の船宿「吉野屋」さんに7時集合なので、6時に千葉を出発、高速を市川で下り30分かからずに到着、すでに結構な親子連れが来ていた。さすがに皆さん早いですね。


車内で朝食を食べ、受付を済ませるともう乗船していていいですよとのこと。
070828_0702_釣り教室で使用する釣り船 川の護岸に上がると緑色の釣り船がずらりと並んでいる。想像してあたより大きい。これなら船酔いも大丈夫かな。私が写真を撮っていると
「こらあ、写真なんか撮っていないで、早く行こう!」

とHARTが叫ぶ。
(そんなこと言ったって出航は8時半だよ)


我々が乗るのは6号船、まだ7時過ぎだが、船尾は両側とも場所が埋まっていた。待っている間の退屈しのぎに川が見える側に席を取った。

頭上を東西線が通りすぎていく。満員電車での通勤者たちから見下ろされている感じだが、「ご苦労様です。いいでしょ、こちらはこれから船釣りだよ~」と優越感に浸っていた。


8時になり、開会式。主催者のほか服部名人の挨拶もあった。今日の釣り教室の様子はSky PerfecTV!の釣り専門のチャンネルで31日21時から放送されるとのこと。まあ我が家では見られないけどね。


いよいよ8時半、出航の時間、船長さんは吉野屋でも普段からシロギス船を出しているというので期待も高まる。それに全8隻の先陣を切って我が6号船が進んで行く。HARTと私は左右の人数バランスの関係で左側の先端に移動していた。先端部ということで揺れによる船酔いも懸念されたが、水面を滑走するスピード感と爽快感で、約1時間はHARTとはしゃぎ続けていた。

   070828_0839_やっと出航時間、いざ出陣    070828_0839_やっと出航時間、いざ出陣

アクアラインを越え、9時半頃、本日のポイントに到着。海中に長い堤防が見える。木更津沖提なのかな。070828_0935_ポイント到着(木更津沖提付近)

船長の合図で釣り開始。まずはHARTの仕掛けを投入し、続いて自分の分をアンダースローでちょこっと投げる。少しずつサビくとブルルルっとアタリが!いきなり1投目から本命シロギスをGETした。メゴチ、ハゼと続く。HARTにもキス、私にはキスとハゼの一荷。上々のスタートである。


しばらくしてポイント移動、飽きない程度にボツボツ釣れるが爆釣というほどでは無い。20センチ超の刺身サイズのキスも釣れた。このクラスになると引きが強くて楽しい。
だがそのうち、キスのアタリが遠のき、ハゼか小さなメゴチの連発。


2度目の移動で他の船と近い場所へ。時間的にも11時を過ぎ、潮止まりに近づいていく時間帯、ここでもハゼが続く。15センチ近いサイズも1匹釣れたが、他は10センチ前後がレギュラーサイズ。釣れるに越したことはないが船でハゼばかりでは…


   070828_1106_来た!と巻き上げるが・・・    070828_1123_HARTもちょっと疲れてきたかな


070828_1134_本日のBIG1 船長さんも、キスの居場所を求めて素早い判断でポイントを移動してくれている。


次の移動直後の一発目で本日のビッグ1(23センチくらい)が釣れ、士気が高まるが続かず、ハゼとメゴチに逆戻り。船宿のHPでは最近のシロギス船の調子はいまいちなようなのでまあしかたないかな。


HARTも少し疲れてきたのか少しぼうっとしている。船酔いか心配したが、水分を取って日影の船室で休んだらすぐに元気になった。

昼食のおにぎりを食べながらのんびり釣る。HARTは一度出て来たが暑いからと再び船室へ
「お父さん、あれから釣れたあ」
「ハゼは釣れたけどね」

納竿は13時、ラスト30分で3回くらいポイント移動、船長さんの「最後に何とかいいポイントで」と言う心遣いが伝わってくる。
「あと10分です。最後まで頑張って下さい」
ここが最後のポイント、前方にちょっと投げてサビくと微かにブルル、ハゼかなと思ったが久しぶりのキス、15センチくらいで小ぶりだが、船長さんに感謝の1匹、続けて同サイズを1匹。それを見て
「HARTもやろうかな」と出てきた。アンダースローのちょい投げはまだ出来ないので真下に落として、オモリを時々上下させて誘う。最後にもう1匹…

とはいかずタイムアップ
帰りも波しぶきが見たいと前方に座ったHARTだったがすぐに夢の中。そのうち私も眠くなって、帰りはあっと言う間の1時間、お疲れ様~


070828_1549_本日の釣果 あまり周りの人のことは見ていなかったがどの船もハゼが多くキスが釣れなかった人もいたらしい。我が家の釣果はキスが12匹ならいい方だったと勝手に自己満足しておこう。あと持ち帰りではハゼ20数匹にメゴチ2匹。
まあ、初めてのしろうと親子の船釣り、こんなもんでしょう。
風や波の影響を受けにくいポイントを選んでくれたんだろうが船酔いにならなかったことは次に繋がるかな
(次っていつだあ、来年の夏休みかな)

家には15時半頃帰宅。16時前から夕飯のおかずの準備、HIROから、
「暑いので揚げ物よりサシミ!」

との要望があったので大きい方から順に捌き始めた。どうせ皮を剥くから鱗を落とさずにやったら皮を剥く時に鱗が飛びちってしまうのでHARTに鱗落としをやってもらった。

元々私の要領が悪いうえに皮を剥くのに手間取り終わったのは18時過ぎ、台所で下を向いていると時々揺れているような感じだった。ちなみに夕飯のおかずはキスのサシミ8匹分、ハゼのサシミ8匹分、メゴチのサシミ2匹分、あとはキスとハゼの揚げ物が4匹ずつ(残りのハゼは冷凍)…

う~ん、おかずが足りませ~ん…
けどこれ以上いても時間が足りませ~ん…

ので、我が家の分としていいバランスだったということで



キジのちょんがけ

《まずの釣行前日の話》

さて、週末の花見川のハゼ釣りをどうしようかと、いつも見るHPを会社の昼休みにチェック!帰りの電車で携帯から掲示板に書き込もうと


↓------原稿

皆さん、こんばんは!
明日の朝は、花見川へ出撃予定ですがまだ何処で竿を出そうか迷っています。候
補は①砂浜、②下げポイント、③浪花橋下流、う~む…足を水に浸かりながらの
砂浜もいいし、浪花橋の実績も捨て難い、下げポイントではまだ釣ったことがな
いし…
この書き込みの掲載時間の秒の数をくじ引き代わりにして決めることにするか。
1~20秒だったら①とか…
では、ポチッとな
-----↑


思ったが上手く行かず・・・、結局、掲示板の管理人さんの当日の書き込み時刻が19秒だったので、花見川汐留橋下流の通称「砂浜」に行くことに決定!


《さあ土曜日の朝》

4時半起床。前回の余りのキジを庭の植木鉢で保管していたのだが、植木鉢をひっくり返して探しても6~7匹しかしない。あんなに残っていたはずなのに・・・

それに上記の掲示板の記事を参考に、アタリが活発に出ると言う“キジのちょんがけ”で釣ろうと思っていたのに出鼻をくじかれた感じだ。試しに家のすぐ近くでテナガエビシーズンにミミズを捕まえていたところを掘るが全くいない。道路上でアリに襲われていたドバミミズを1匹救い出しエサ箱に入れたのみ・・・短い釣行時間とは言え、たったこれだけのエサでは心もとない。いざとなったら釣れたハゼで身エサにするための折りたたみナイフと、念のため冷凍してあったキスの半身を持った。


070825_0519_汐留橋から砂浜を撮影 家を出たのは5時、汐留橋到着は5時20分。橋の上から砂浜を見るといい感じの見え具合。しかも先客無し。写真を撮ろうとデジカメを出したら電池切れ・・・とりあえず携帯電話で撮影した。


日中に賑わいを見せるとこの砂浜はところ狭しとなるのだが、今朝は私が独り占め、いい気分である。


070825_0522_砂浜独り占め
しかし、人がいない=釣れないの悪い予感もよぎるので、まずは幸先良くスタートしたいとキジのちょんがけで第1投。すぐにアタリがあり合わせると、ズシリを重い・・・鯉かな・・・ちょっと走られたところですっぽ抜け、しかも仕掛けが戻る際に、キジが宙を舞って水中に落ちた。あ~もったいない・・・そういえば今回の仕掛けでは手返しをよくしたいとスレ針を使っていたんだっけ・・・


いつもの貧乏性の私に逆戻りして、今度はドバミミズを切ってつけ、たらしも1cmほどにして第2投!それでもすぐにアタリがあり、早々にハゼをGET。エサもそのまま第3投では、またすぐにアタリ!これは早くも爆釣モードか・・・と思ったら釣れたのは鮒だった。へら鮒の子供かな。


次はキジを切ってつけたらし1cmで投入・・・あれっ・・・アタリが遠いぞ・・・と思ったら鯉の群れがやってきた。これではハゼ釣りにならんとプチ移動。ところがまたすぐに鯉の群れがやってくる。端に端に追いやられる中、1匹ハゼを追加したのみで、アタリが完全に遠のいた・・・テナガエビ釣りの時もそうだったが、この鯉の群れは人間が近づいても逃げることなく悠々と泳いでいる。今日はそれにもまして、私の釣る方に釣る方に近づいてくる気がした。まあ単なる思い込みなのだろうが、何とかならないものか。


砂浜独り占めなので大きく移動しながら鯉のいないところを探って見るが、最初に入ったポイント以外ではあまりアタリがない。仕方なく?またキジをちょんがけ(スレ針で1箇所ではこころもとないので2箇所刺す・・・ちょんがけと言わないかな)して、鯉をかわしながら最初のポイントで続けた。


070825_0704_今日は鮒が釣れた途中、鯉が3度ほど掛かり、針をロスト、もちろんエサもロスト。どうしようもなくなって、キスの切り身を試したが全く反応無し・・・時刻はもう6時45分を過ぎた。この時点でハゼ5匹に鮒2匹、う~ん、今回も寂しい釣果だ。


撤収準備でエサ箱をひっくり返して洗ったら、なんとキジを1匹発見!

帰る時間が気になったが、撤収を取りやめ、ちょんがけで再チャレンジ。すかさずアタリがある・・・針に乗らず・・・繰り返すこと5回連続で空振り・・・

6投目、投入場所がずれたので入れなおそうとすると、魚信が伝わってきて久しぶりのハゼをGET。まだエサは使えるぞ。次もすぐにアタリ!ようやく針に掛かってくれた。まだエサは何とか大丈夫。投入後すぐにウキがモゾモゾと動き、シモリウキに食い上げのアタリ!よし、最後にもう1匹・・・とはいきませんでした。エサも取れてなくなたので、THE END!


キジのちょんがけ、活性は抜群でした。あとは本人の技量の問題ですね。

おっと忘れちゃいけないことがもうひとつ!エサはちゃんと準備しましょう!!






川原でランチ?

この週末は金曜日に会社を休み、妻の実家の神奈川座間市へ。

070818_1030_タナゴ水槽清掃中 でも今日は地元の成田で野球の試合があったので朝8時に座間を出て10時に千葉到着、家でタナゴ水槽、亀の睡蓮鉢の水替え、海の生き物水槽のフィルター交換等々して時刻は11時過ぎ。野球には1時半頃出ればよかったので、昼食は川原でおにぎりにしようと花見川へ行くことにしました。


と書くと、ポッと空いた時間にちょこっと行ってくるかといった感じですが、野球の前後には道具の関係で成田の実家に寄らなければならないので、今日のプランとしては、花見川で爆釣して、30分程度で切り上げ、釣具屋に行って(手ごろなサイズで保冷力のあるクーラーボックスが欲しい)から、成田へ行き、ハゼを実家に預けて天ぷらを作ってもらって、野球の後、実家で夕飯に天ぷらを食べてから、座間に戻ることにしよう。


途中のコンビニでオニギリを調達し花見川の浪花橋に着いたのは11時45分頃。釣り大会があることは分かっていたので、汐留橋の砂浜にしようかとも思ったのだが、干潮が13時半頃で、前回、干潮の潮止まり前にいい感じで釣れたのを思い出しこちらへ。ちょうど釣り大会が終わったようで、車も止められたし、釣り座もとりあえず確保出来たので12時前から竿を出すことにした。

隣では親子連れがボツボツと釣り上げているので、急いで仕掛けをセットし慌ただしく釣りを開始。おにぎりの包装を取るときにも竿を脈釣り状態にして・・・川原でランチというムードにあらず・・・そんな気の焦りをあざ笑うかのように、ハゼが釣れない。隣の子供は護岸際で釣れていたので、3.6mの竿を短く持って探ってみる。アタリはあるがなかなか針掛かりしなかったが、ようやく1匹釣り上げた。さて、最後(3個目)のおにぎりぐらいゆっくり食べるか。

仕掛けを投入したまま竿を置き、おにぎりを食べながら見ていると、ウキが流されずにゆっくり沈んで行く。根掛かり?かなとあげてみると、大型のテナガのオスだった。まだ釣れるんだね。

さて、おにぎりも食べ終わり、釣具屋さんはあきらめて、何とかもう少し天ぷらネタを追加したいとやってみるが、右も左も親子連れでポイント移動も思うように出来ない。一度、プチ移動して試したら根掛かりで仕掛けをロスト。また元の場所に戻って13時過ぎまで粘るも、結局はハゼ2匹と寂しい釣果。これでは天ぷらのお願いも出来ないので川にお戻りいただきました。

   070818_1317_立派なテナガのオス    070818_1320_ハゼはたった2匹だけ・・・

最後の方こそウキが流されることもなくなったが、それまでは潮は完全には止まっていなかったようにも思うのだが・・・風の加減でそう見えただけかな。


しかも野球の方は私の乱釣…じゃなかった、乱調で大敗。8時半過ぎに座間に帰ると、息子からは「わざわざ遠くまで行って負けてきたんだって」とからかわれてしまった。

まあ今日の釣りはおまけみたいなものだしね・・・ってHARTには釣りしたことは言っていないのです。言ったらなんて言われることやら・・・


次は、いつもの時間帯か、HARTとのファミリーフィッシングでリベンジだ!

あ~もったいない

夕べは1日炎天下にいた疲れもあり、21時になる前に家族全員とも夢の中へ。途中何回か目が覚める。4時半に目を覚ました時には、よし早朝散歩…じゃなくて釣りか…に行こうかなあと思ったのだが、餌もないしなあ…またサーフからのキス釣りしたかったなあ…と寝てしまった。
(せっかくの館山なのに、あ~もったいない


070812_0808_早朝の砂浜と漁港 6時過ぎからもぞもぞと動き出した息子達、今日も朝から元気です。
「HART今日釣りしたい!だって昨日の釣り面白かったんだもん!!」
(私的には嬉しいが、今回は家族旅行だからね)
「餌もないし、砂浜は日中は海水浴の人がいるから出来ないよ、それに日中は暑くて釣りなんかやってられないでしょ」
「じゃあ朝ご飯まで堤防で釣りする!」


やって来ました。朝の散歩(じゃなくて釣りか)、今更ながらもっと早朝の方がいいとは思ったが、釣り宿でもないのに早朝430から玄関があいているかどうか…


砂浜にはキス釣りの人が2人、堤防は先端から外側に投げている人が1人、でも隣に見えた堤防にはたくさんの釣り人、先端には7、8人がひしめき合っている。メジャーなポイントなのかな、とても土日の朝夕に散歩気分に浸れそうもないですなあ。反対隣の堤防にもそれほどではないがそれなりに人がいた。


   070812_0647_隣の堤防の先端は人でいっぱい    070812_0808_朝の沖ノ島、こちら堤防にも釣り人多数

私が行った堤防は先端にテトラが入っていたので、その穴に落としてみることにした。ちょい投げの2.7mの竿ではなかなかやりにくい、でもなんでもこなすのがちょい投げロッドなのだ。昨日採ったイソスジエビは死んでしまった。餌にする貝を割ろうと持ってきた石が砂岩ですぐに割れてしまい約に立たない。とりあえずヤドカリの身を引き抜き餌にした。


HARTは砂浜で何かを探しながら後からやってきた。貝を割る石を探して来てと頼んだら貝をいっぱい持って来た。堤防に落ちてた仕掛けを拾い
「これで釣る」と言う。

コッパメジナの群れが来た。その下層には20センチくらいのも数匹いる。HARTが拾った仕掛けの針の部分だけいただき、道具箱に偶然あった古いハゼ用小型天秤に0.8号のオモリを付けウキ釣りをしてみた。コマセがないから魚もすぐに散っしまう。先月買ったサビキくんの残りを忘れてきたのがいたい。


太陽が雲に隠れている間は涼しいが、日差しを浴びるとこの時間でもかなり暑い。とても日中には出来ませんなあ。サーフで立ち込みなら気持ち良さそうだが、今は海水浴シーズンだからねえ。


ウキ釣りには一度アタリがあったがかからず、自動ハリス止めから針が外れること2回(古い天秤だったからかな、失敗したなあ)・・・テトラの方は一度だけググッときたのだが・・・ヘチ際に落としておいたら、ベラ君とシマダイが餌を突きにきたがブラクリ仕掛けのままだったので針が大きすぎたかな・・・


「お父さん何か釣れた~?」と砂浜からHARTが大声で叫んでいる。

その問いかけに大きな×印を手で作って応えた。


ホテルの部屋に戻り、ベランダからもう一度海を見渡す。左に沖ノ島が見える。そしてホテルの目の前は、小さな堤防にはさまれたプライベートビーチ風の砂浜。そしてところどころに潮溜まりで遊べそうな小磯。とってもいいロケーションだ。


070812_0821_ホテルの窓からのパノラマ


次回は釣りの方ももっとバッチリ用意して、夕方と早朝散歩を楽しむこととしよう。あ~もったいなかった。

館山のホテル前で初サーフ!

今日から1泊2日の館山旅行。

新聞のオリコミに載っていた「沖ノ島のサンゴウォッチング体験」をHARTと申し込み、9時30分が受付時間。夏休み最盛期の土曜と言うことで渋滞も予想される。余裕をみて6時に千葉を出発。松ヶ丘ICから館山道で一気に南下、タイミングよく渋滞にはまらず7時30分に目的地到着。


ちょっと早すぎ~とも思ったが沖ノ島海水浴場の駐車場はそんなに広くないし、朝食を車の中で済ませ、着替えや準備をしていたらすぐに1時間経過。気持ちと時間には常にゆとりがあるといいね。

朝早くから、3時前まで、沖ノ島海水浴場で遊び、本日のホテル「花しぶき」にチェックインしたのは3時半頃。水着やアクアシューズを洗って干して、シャワーを浴びて、ほっと一息ついたら、まもなく5時になるところ。夕食は6時半から。急いで、夕方の散歩に行かなければ!

(さっき“気持ちと時間にゆとりを”って書いたばかりなのに・・・)


ホテルのすぐ前に海があり、窓から小さな砂浜と、小さな漁港が見えた。漁港の先端に座って釣りをしている人、砂浜ではキス狙いと思える釣り人が数人・・・、餌は海水浴で採ってきたイソスジエビと貝だし、漁港に散歩に行って見るか。


道具を車から出している間に、HARTがさあっと先に海へ行ってしまった。

後から荷物を持っていくと、浜辺に下りるところに地元のおじさんらしき人が座っていて

「今ちょうどあげているから釣れるよ!」

「漁港の方は釣れますかね」

「どうだか」と首をかしげながら笑った後、

「外側は底は岩で、内側は砂になってっから」と教えてくれた。

そういえば、サンゴウォッチング体験のインストラクターもこのホテルの前は

「あそこはキスが砂浜からキスが釣れます」と言っていた。でもイソメ類は持っていないし・・・


「お父さん、ゴカイがいたよ~、2ひき~、これを餌にして釣る~?」

「とりあえず、2匹つけて投げてみるか」

(でも貧乏性につき1匹を半分ずつ使わせていただきます)


ところが準備を始めて、この前袖ヶ浦で使ったキス仕掛けと天秤に錘とセットで忘れてきたことに築いた。キス仕掛けは新しいのが1つ残っていた。天秤はあるが、錘はサビキ用の軽いものばかり、でも探すと6号の錘が1個だけ見つかった。

サーフからのキス釣りは初トライ、しかもちょい投げロッド、飛距離はどう見積もっても50m程度、果たして釣れるのか・・・


070811_1714_一投目からキスが釣れた ところがどうして、少しずつサビいてくると、竿先にブルルとアタリ!

「えっ?」と信じられず、一度仕掛けを止めてから、再度サビいてみると間違いなくアタリ!!

何と一投目から、キスが釣れちゃいました。

今回はアタリも分かったし、すっご~く、嬉しい!!!

「HART、釣れたよ~、HARTがゴカイを見つけてくれたおかげで釣れたよ~」


HARTも釣れると思っていなかったのか貝殻を探して遊んでいた。

「じゃあ、もっとゴカイ探してくるね」


070811_1723_今度は小さなカレイ いやあ本人もびっくりの第1投目の余韻が覚めやらぬうちに、次は、小さなカレイが釣れた。

「ゴカイもう1匹見つけたよ~」

HARTが戻ってきた。

カレイを見せると

「バケツに砂を入れてあげないとね」

と浜辺の砂を入れてくれた。



暑いせいかキスがあっと言うまに弱りだした。もう逃がしても駄目そうなのでHARTに聞くと「食べる!」というので、その場で捌き刺身で食べることにした。


070811_1726_HARTにもサビかせてみました 私がサバいている間は、HARTに竿を渡してサビかせた。竿尻を小脇にかかえ見よう見まねでサビいている。いきなり

「なんか、ブルってきたよ~」とHART

竿を横にしてサビいてはリールを巻いている。

「やっぱりいる!」とHART

「もう普通に巻いてもいいぞ~」とあがってきたのはこれまた小さなメゴチでした。


20分もたたないうちに、3匹!すごいな~ここの浜は。

さっきのおじさんが言っていた通りだと振り返るともう座っていなかった。


070811_1728_HARTが釣ったメゴチ しかし、その後は餌のゴカイも尽き、試しにイソスジエビをつけて投げたがアタリは遠のき、海草がテンビンに絡みついてくるのみだった。

最後に“あと一投”と投げたところで

「ブチッ!」

唯一のキス仕掛けが遠く遠く夕方の海に飛んで行きました。

(やっぱりリールの糸を替えようっと)

070811_1748_砂を入れるとすぐに潜りました
釣ったカレイとメゴチの赤ちゃんは砂に潜ったりして、見ていてあきない。HARTも「かわいい~」と歓声をあげていたが、さすがに持ち帰って飼える代物ではないので、最後に逃がしてあげた。


捌いたキスを海水で洗ったら少し砂がついてしまったが、夕飯前に部屋で食べると、ちょっと塩味がきいて美味しかったあ。

1匹しかなかったけど、今日はこの後、たっぷりと夕食がでてくるのでいいでしょう。


サーフからのキス釣り!楽しいな。来年は海水浴シーズンの前にチャンスがあったら試してみたいな

袖ヶ浦でキス釣り

今日はサマーキャンプに行ったHARTを夕方に迎えに行くので1日休暇を取った。午前中はフリーなので単独釣行、袖ヶ浦海浜公園へキス釣りへ行くのだ。


朝4時20分起床、35分に家を出た。
もっと早く出たかったが、今日は若潮で干潮は6時半頃、初めて行くところだし明るくなってからでいいだろう。

プチ遠征と言うことで16号沿いのいくつかの釣り餌屋はスルーし、養老川を過ぎてからの釣り餌屋でアオイソメを調達。キスの様子を伺うと
「釣れてるよ、養老川河口の中洲からでも、そこの宇部興産でも、15分くらい行った袖ケ浦でも」

070808_0544_アクアラインの後ろに富士山 と期待の持てる言葉
「そうですか!袖ケ浦行こうと思っているんですよ!」と気分は盛り上がり目的地へ急いだ。


家から袖ケ浦海浜公園まで約1時間。

(結構遠いのね。まあ餌屋の他にコンビニに行ったしちょっと道に迷ったけどね)
公園からはアクアラインや横浜のインターコンチが見え、東京湾を実感させられる。アクアラインの後ろに富士山が見えた。


070808_0548_ここからテトラ帯に下ります 公園でトイレを済ませ、さあポイントへ。

ここは柵を越えてテトラ帯に下りなければならない。有志?が作った渡りを下りて歩いて行く。
曲がり角の辺りで一人竿を出していた。挨拶をして手前に入らせてもらった。様子を伺うと1時間くらいやっているが全くダメとのこと。
「いつももっといいんだけどねえ」

070808_0637_2本の竿でアタリを待ちます とりあえず2本竿を出したが、風が強いので曲がり角の先にプチ移動。公園の護岸が風よけにも日よけにもなってくれて有り難い。さあ釣るぞ~


しかし全くアタリもなく餌もそのまま。まあソコリ時間帯だし仕方がないとまずは腹ごしらえ。
7時半頃、となりの人にようやくキスが来た。2本続けてきたが、その後はまたアタリが止まったようだ。一方、私の方は未だに何も釣れず…

HIROに袖ケ浦に来ていることをメールすると
「えっ車ないの?買い物行きたかったのに」と、どうもいつものように自転車で近くに行くと思っていたらしい。11時頃には家に帰ることにした。もう場所を変えている時間はない(ここがダメだったら市原の海釣り施設に移動しようかと考えていた)。


8時頃、置き竿に待望のアタリ!軽く合わせてみると小さいけど魚信を確認。近くに来た魚影からはキスではないようだ。セイゴかなと抜き上げると黒っぽくて薄くタテジマがあるように見える。クロダイ?と首をかしげて見ていたら、針が外れてテトラの隙間に落ち、見えなくなってしまった(う~ん残念)。

しばらくしてとなりの人も同じような魚を釣り上げた。
「チンチンが釣れたよ、珍しいね」
「さっき私もそれ釣りましたよ。テトラの間に落としちゃったけど」
「今日はキスはダメだねえ、この前は曇りの日だったけど、朝から3時間くらい全くダメで、あがろうと思ったらようやく釣れて、それから30分で18匹、それもみんな20センチ以上なんて日もあったよ」
「そんな時合いが今日も来るといいですね」


潮も少し上がってきたようだし、ホントにぼちぼち私の方にも来てくれよ!

釣り餌屋さんでもキスが良さそうなことを言っていたではないか。

でも待てよ、私はキスはどうですかと聞いたけど、ちょい投げだし、海浜公園だし、釣り方とポイントが正確じゃなかったかな、一般的に「袖ヶ浦」と言えば袖ヶ浦港?


風と波で糸が流され置き竿ではアタリが取りにくい。ジェット天秤の仕掛けはそうでもなかったが、誘導式天秤の仕掛けは毎回アタリがあるかと思えるくらいよく動く。フリマ&リサイクル屋で買った中古のリール、糸もついていたまま巻き替えもしてない。ナイロンの糸だとはわかるが号数は定かでない。ただ、ちょい投げのコンパクトロッド(2.7m)で投げたら、糸がなくなる寸前だったいうことは、3号で65m巻きといったところか。そろそろ、もっと細い最近の糸に巻き替えるか


070808_0912_待望の初キッス もう少しで9時になってしまう。

置き竿を巻き上げるとキスらしき魚影!ついに今年の初キッスをGET。ジェットテンビンの仕掛けだったが、竿先がいつもより揺れている気はしたけど波かどうか判断出来なかった。でもとりあえず釣れてラッキー。餌が余ってもしょうがないので、もう1本竿を出した。

もう少し9時半、新しく出した竿を巻き上げるとまたキス(う~んアタリが分からんねえ)。ところがまた、針からはずれテトラの間にキスが落ちた。

でもまだ見えている。

そっと手を伸ばすとキスが暴れて更に下へ奥へ。
070808_0934_テトラ帯から拾い上げようやく2匹 でもキスだし簡単には諦めないぞと、テトラの間に降り、じゃまな石をどかしてキスを追う。尾びれの部分しかつかめず更に奥深く逃げるキス。これはまずい。片手を目一杯差し込み、周りからじわじわと頭の付近まで手を進めて目隠しするようにつかんでやっと拾い上げることが出来た。う~んテトラ帯の釣りには網も必要か、渓流釣りのように抜きあげたあとに網に入れるパターンでもいいかも。ひざやひじを少しすりむいてしまった。


11時に帰宅となると10時はここを出なければならない。9時45分から1本ずつ撤収することにする。その前に最後の餌替えしようと一番奥の竿に行くと、糸がものすごくたるんでいる。これは!と思い巻き上げる。何となく重い気はするが…、近くまで来てようやく確信、3匹目のキスをGETした。


070808_0952_本日の釣果それにしても今日は、波の影響はあるにせよアタリが分からない(去年の突堤や海釣り公園のときはそれなりににわかったんだけどなあ)。置き竿にしても鈴をつけてみたが一度もならなかった。仕掛けを投入後、少しずつサビき、竿先に重みを感じたところで置き竿にしたのだが、ひょっとしてその時にかかっていた?

とにかく投げ釣りをするにしては(ちょい投げだとしても)、長さも足りないし、アタリも分かりにくいし、今度、糸を巻き変えておこう!


夕方、HARTを迎えに葛西臨海公園に行くと駅のホームから、横浜のインターコンチが見え、う~ん、東京湾!と妙な感覚でした。

本日のおまけ

木曜から土曜にかけて夏休みの家族旅行、本日、日曜日は休養日にあてるつもりだったのだが…

旅行中、夕食前に旅館近くの漁港でアジ狙いで竿を出したのだが、いまひとつ不完全燃焼、
最終日の朝に早起きして…と思っていたのだが…

そして本日、日曜日、朝4時に起床!
夕べ寝てしまったので、なるべく音をたてないよう準備をする。

今日は検見川浜突堤でトリックサビキだ。狙いはイワシとアジ!ネットに突堤でも僅かだがアジがあがったとの情報があったのだ。それに旅行からのアジの呪縛からも逃れられていない。荷物もちょい投げは考えずなるべく少なめに。でも竿とリールは念のため2セット持参した。
餌は旅行の時の『堤防アミサビキ』と『サビキくん』が残っている。いくら常温保存がきくとはいえアミサビキは臭い始めている。

070729_0510_今日はトリックサビキなのだ突堤には5時頃に到着、私が竿を出そうと思っていた堤防中ほどで投網のおじさんと周りに常連さん達、
「今日はサッパしか入んないからもうやめた。イワシが釣れたら教えてね、コマセ撒いて網投げっからよ」

投網が入ったばかりのようだしどうしようかと思ったが、近くの常連さんの竿にもサッパがあがっていたし、回遊魚狙いなら問題ないかなと釣りを始めた。
しかし、網士と常連さん達の会話を聞いている限りあまりよくない様子、アジはもちろんイワシも全く気配無しのようだ。でもエビが入ったとか、何エビなんだろうか。

さて本日の突堤では恐らくトリックは私一人、こういう渋い時こそトリックが威力を発揮するのさと、いきたいことろだが全くアタリ無し。どうせ餌は使い切れないのでコマセとしても撒くが効果はあらわれてくれない。時間だけがただ過ぎて行く。少し離れた両隣ではサッパだけどポツポツあがっている。

5時半、しびれを切らし、サッパ狙いでいつもの集魚板付きサビキ仕掛けをセットし、もう1本竿を出した。でも釣れない…サビキの種類を代えてみたがアタリもない。

もう6時、このままではラチがあかないのでもう少し奥に移動してみた。ここでようやく本日の初サッパをGET!トリックではなく集魚板サビキ仕掛けの方だ。その後もポツポツ釣れたが、トリックは沈黙状態が続く。やはりコマセ無しの集魚板サビキが突堤流なのかな。


070729_0604_アジが釣れたけど(ピンぼけ~) 何とか一食分のおかずぐらいは確保しようとしゃって誘いをかける。サッパもちょっと前より小ぶりだ。そのうちに、あれっサッパと違う魚がかかった。良く見るとアジ!サイズは10センチくらいで小ぶりだけど何と言ってもアジ!!(写真→ボケててすみません。)やはりトリックではない方にかかった。自分で狙いに来ていながら、自分でも信じられなくて、隣の人にも見せてまわってしまった。

その後はサッパしかかからなかったが、釣りあげた瞬間は、期待感がそうさせるのか、皆アジに見えてしまった。これはサッパのトリックか・・・

このころになってようやくトリック仕掛けにもアタリが来た。普段は置き竿にしないので気がつかなかったけど、サッパってアタリが大きいんですね。大物!と期待してしまいました。

070729_0656_本日の釣果 6時半になったところで、集魚板の方の仕掛けを撤収。トリックは置き竿で残して、釣った魚を捌き始めた。本日の釣果はサッパ12尾に、小アジ1尾。数としては物足りないが、検見川浜の突堤でアジが釣れたと言うことで大満足!
これでとりあえずは、アジの呪縛から逃れられそうだ。

家に戻ってから、朝食のおかず用に釣った魚を焼いた。サッパは焼きたてに醤油を少し垂らして食べたらなかなかいける。骨は多いが背骨以外は気にならない。カルシウム、カルシウム!

ところでおまけのアジは、HARTのお皿に。
「骨を取ってあげようか」
とほぐした残りを一口食べる。美味い!やっぱりサッパより数倍美味い!!HARTも
「アジが一番美味しかったよ~」

う~ん、やっぱりまた、アジの呪縛にとり憑かれて見ようかな
(えっ、いつ?どこで?・・・う~ん)

アジのトリック?【7月27日】

夏の天津小湊への旅行も、既に2日目の夕方4時前、昨日に続いて旅館から歩いてすぐの漁港へ。一段高くなって突き出した堤防があいていたので竿を出した。

070727_1628_投げたカゴにはアタリ無し まずはウキを付け、ちょい投げのかごサビキを一投げ。
(あれっトリックじゃないの?って…)
(朝の散歩で来たら、昨日の家族連れと思われる父子が居て、かごサビキでやっているみたいだったのでつい…)
もう1本はかご付きテンビンに2本針(キス仕掛け)を付け午前中の磯遊びで取ったイソスジエビのむき身を付けてちょいと投げた。

「お父さん、魚がいっぱい泳いでいるのが見えるよ」
とHART。相変わらず網を持って魚を追っている。
「お父さん、泳いでいるの、イワシだってよ」
近くにいるおじさんに聞いたらしい。
(なにぃ、イワシの群れだって!)
堤防の元の方に戻って水面をみると、青い背をした10~15センチくらいの魚の群れが泳いでいるのが見えた。
「じゃあ、トリックでやってみよう」


070727_1625_小さいけどアジかな? 急いで仕掛けを用意して投入。しかし表層を泳いでいるせいか、水中の餌に対する反応が悪く、上からの人影か、HARTの網攻撃の影響か、近づくと逃げてしまった。
代わり?にヘチ沿いの小さな魚の群れにトリックを落とすと、一発で5センチくらいひかりものをGET。これはアジ?・・・かな・・・でもちょっと小さいな。

すぐにイワシ(らしき魚)の群れが戻ってくるので粘って狙ってみたが、イワシはGET出来ず・・・

アジ狙いのかごサビキはアタリもなく、時間だけが過ぎていく。

う~ん、釣れん・・・

070727_1811_メジナの赤ちゃんかな ヘチ沿いに小さな魚が群れていたので試しにトリック仕掛けの投入してみると一発目から釣れた。5センチくらいのメジナの赤ちゃんだ。2匹目を釣ったところで
「今度はHARTがやる!」と交代。無事?に1匹追加した。この小さなメジナは持ち帰り宿の部屋にある水槽で観察することにした。

相変わらずアジ狙いのウキに動きはない。テンビンにつけるエビもHARTがつまみ食いをするのですぐになくなってしまった。堤防の上からイカが泳ぐ姿が見えた。エギがあれば試しに出来たのに・・・。
道具箱にあったメタルジグをつけてHARTに投げる練習をさせたが、根掛かりが多くすぐに飽きてしまったようだ。

5時50分頃、HARTがTVを見るからと先に部屋に戻った。
私も1本ずつ竿を片付け始める。すると表層ではなく底立ち狙いのトリックサビキの竿にアタリ!急いで片付け途中の竿を置き、あげたが・・・根掛かり、もぐられたのかな?それとも魚のトリック?

餌はまだあるので、荷物を片付けながらトリックサビキの竿を最後まで残した。そして、再び、竿尻が浮き上がるくらいのアタリ!!あわせると間違えなく魚信!!!

しかし楽しむ間もなくバラシ・・・
前にも使った仕掛けを再利用していたのでハリスが切れたかどうか不明、でも針のサイズは2号、ハリスは0.4号、う~ん・・・、アジだったかな・・・
針サイズ4号、ハリス0.8号の仕掛けも買ってあったんだけどなあ。やはり限られたチャンス、仕掛けをケチるよりもしもの大物?に備えた準備は必要だったか。後で後悔してもどうにもならないからね。

餌もまだ残っているし、明日の朝、早起きして来てみようかな。このままではアジのトリック?から覚められそうもない

即席アクアリウム

070727_1056_網を片手にHARTは漁へ 昨日から、天津小湊に2泊3日で夏休みの家族旅行。初日の昨日は鴨川シーワールドへ。
中日2日目の今日は、旅館から車で5分ほどの、漁港と海水浴場の間にある小磯へ。昨年も遊んだこの磯場は人も少なく波も穏やかで近くに小さいけど無料の駐車場があり、我が家としてはとても気に入っている。

早速、水中メガネをして海に突撃するHART
「お父さん、魚が泳いでいるよ、早く来て!」

最近SATSはHARTが私を呼ぶと、私の手を取り
「おとうさんはSATSと!」
と対抗意識を燃やしてくれる。これは非常に嬉しいことだ。ただ、お互いに譲ることを知らないのですぐに兄弟喧嘩になっていく。

070727_0934_イソスジエビと君はだれ?ホウボウ? HIROがHARTの方について、私はSATSとコンクリートの段の隙間に網を入れ、ドロメ(ハゼの仲間)やイソスジエビを採って行く。すると昨年には見なかった綺麗な模様の胸ビレの大きい魚をGET!
「HART、来て!見て!こんなお魚が採れたよ」
百円ショップで買ったプラスチックの調味料ケースに採った魚を入れて観察した。おなか側に細いトゲみたいなものがあるようにも見え、「ホウボウかな」ということになった。
070727_1009_やっぱりカサゴ? 引き続きふたてに別れて採取遊び。また似た魚を捕まえた。模様は昨日鴨川シーワールドで見たカサゴみたいだ。またプラケースに入れて観察。おなか側にトゲも見えずこれは「カサゴ」かな。
試しに比べて見ようと2匹一緒に入れて比べると模様以外は差がわからない。さっきトゲのように見えたのもただの模様にも見えるし…まあいいか。

しばらくして私とSATSがあがって休憩しているとHIROが来て、HARTからご指名とのこと。ハイハイご指名ありがとうございます。水中メガネとシュノーケルを持ってHARTのところへ。
「横のシマシマのお魚がいっぱいいるんだけどなかなか捕まえられないんだよ」
「そりゃ泳いでいる魚は網じゃなかなか捕まらないよ、小さな潮だまりに取り残されたのとかじゃないと」
水中メガネを着けて海中をのぞくとおやびっちゃ?かな、コトヒキの赤ちゃん?かな、白と黒の横シマの小さな魚が泳いでいた。もちろん網を近づける間もなくすぐに逃げて行く。でもすぐに寄ってくる。シュノーケルがあるので水中で耐久戦、網を構えて動かさずにじっと待ってみる。海と同化するのだ。またシマシマさんがやってきた。
よしと思ってちょっと網が動くと素早く反転して逃げて行った。もっと動作の鈍い魚じゃないとダメだな。


070727_1032_君はダレ? 海藻を掻き分けながら海中を進んで行くと底の方で黄色と黒のタテジマで形はハゼ系の魚を発見、今度は耐久戦に勝って?めでたくお魚さんをGET!う~ん楽しい!!
「HART、こんな魚を捕まえたよ~」と報告すると
「お父さんずるい、HARTにもシュノーケル貸して」

今度はSATSからご指名で一緒に遊んだ。
HARTはシュノーケルをして泳ぐ練習をしていた。
だんだんと潮位が増して来た。今まで見えていた岩の島が隠れ、水も少し濁ってきた。この炎天下で一日海にいてはぐったりしてしまうので12頃には海から体と水着を乾かした。車に乗って旅館に帰るからね。

070727_1250_即席アクアリウム完成! 今回は旅館でも観察出来るように中型の飼育ケースとブクブク(電池式とコンセント式の両方)を持って来た。海の砂を入れ、海藻の根っこや流木、貝で丸く穴のあいた石、それに捕まえた魚やエビやヤドカリを入れて即席アクアリウムの完成。

昼食をコンビニで調達して旅館へ戻る。シャワーを浴び昼食を済ませて2時過ぎ、あとは夕方までのんびりしましょ。
水着やアクアシューズを洗いに旅館の洗濯機を借りに行って戻ると、SATSは布団の上でお昼寝、HARTは、持ってきた飼育ケースを見ながらそのまま寝てしまっていた。2人ともよく遊んだからね。それじゃあ私も一休み、おやすみ~

さて、最終日も海遊びがしたい子供達。ただ明日は部屋に戻れないので今日みたいな訳にはいきません。でも旅館に聞いたら、チェックアウト後でもシャワーいいですよと嬉しいご返事。クーラーボックス用の氷もいただき、至れり尽くせりで大変お世話になりました。