ヨーグルトでぬか漬け | フィレンツェ 食☆便り

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イタリア、フィレンツェでの生活も早十数年。
イタリア料理が好き。
でも、和食も同じように、愛して止まない主婦です。
イタリアでの日常をお料理と一緒に綴っていけたらなぁと、思います。

和食の素晴らしさを語るのに、「発酵食品」は欠かせませんよね。

味噌、醤油、麹、納豆、漬け物。。。

特に「ぬか漬け」は、夏になると食べたくなる一品です。。。私だけですか?びっくり

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ぬか漬けは、発酵食品の中でも乳酸菌が豊富な事で有名ですね。

乳酸菌というと、ヨーグルト!

以前、母から聞いて作っていたヨーグルト漬け物をアレンジしたところ、更にぬか床で漬けた物と変わらない味の漬物が出来上がったので、ご紹介します。


材料は、バナナヨーグルトと塩
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ヨーグルトは、なるべく酸味の強いタイプを使うと美味しく出来上がります。

バナナヨーグルトに塩を入れて良くかき混ぜ、容器に入れて、

その中に野菜を切って入れていくだけです。

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空気が入らない様に上からラップを掛けて、冷蔵庫で眠らせます。

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一晩漬ければ、美味しく漬かっています。

お塩は、125gのヨーグルトに対して、小匙2杯強くらい。

多目に入れるのがコツです。

舐めた時に、ショッパイ!と、感じるくらいが丁度良い漬け物に。

塩の量を減らして作ってみたところ、どこかバナナの香りが感じられる漬け物になってしまいましたので、ご注意下さいネチュー


無糖のプレーンヨーグルトでも作った事が有るのですが、、、、断然こちらの方がおすすめです。

以前、何かの本で砂糖を入れると発酵を促す働きが有ると読んだ事がありました。

なので、無糖のプレーンヨーグルトよりも甘味が付いているヨーグルトの方が速く漬かるようです。


何故、バナナヨーグルト?と、思われますよね。

イタリアは、プレーンなヨーグルトだと無糖が主流で、加糖の物が殆ど無いのです。

そこで、無色で甘みが付いているのは?。。。と、選んだのがバナナ味でした。

でも、漬かったお野菜にはバナナの味はしないので安心してください。

漬け用のヨーグルトは、何度でもお野菜を入れて使えます。

ただ、野菜から出る水分でヨーグルトが薄まり酸味も無くなったら、漬物は作れなくなりますので、別のものを用意して下さいネ。

バナナに含まれるマグネシウムには、ヨーグルトに含まれるカルシウムの吸収や働きを助ける働きがあるという事なので、漬物を食べながら、イライラ予防や骨粗鬆症の予防も(?)期待できるかもしれません。。。


興味ある方はお試しくださいネウインク


Grazieドキドキ