湯匙(ㄊㄤㄔˊ/tāngchí)スプーン | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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スプーン、ま、匙(さじ)のことね。これを日本や中国で中国語を習うと普通“勺子(sháozi)”と習う。でも台湾ではご存知の通り「湯匙(tāngchí)」。

 

湯匙(tāngchí)スプーン

中国西部の新疆ウイグル自治区に行ったときのこと。お昼ご飯を食べに入った食堂で匙がほしくて調理場みたいなとこに行き“湯匙”くださーい。と頼んでみた。

そしたら、店員さんに「はあっ!?」って言われ
近くの店員さんと目配せして「“湯匙”だって!」とくすくす笑い。悲しかった

 

でも最近行きつけの台湾料理店の頭家娘(thâu-ke-niû)(老闆娘)が私のカタキを討ってくれた(笑)。お店によく来る中国人留学生には

やはり「勺子(sháozi)」をくれと言われるらしい。そんときは「はあっ⁉勺子(sháozi)ってお玉のことだよ、今度から勺子(sháozi)って言ったらお玉持ってくるよっ(笑)」と言うのよーって笑いながら話してくれた。

 

ちなみに中国北方のバリバリ舌を巻いた中国語には台湾人のその頭家娘も苦労してると言ってた。2、3度聞き返してわからないときは

「日本語でおねがいします♡」なんだって。