寝たきりがいなくなる!? | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。


近い将来、寝たきりはいなくなると思う。

テクノロジーの進化はかなり急速に進んでいるのは事実であります。

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動作補助ウェアが筋肉の代替としてまず広がります。実際には動作補助ロボットとかが同じようなものであり、更に開発が進んでくると体内に埋め込まれるはずです。

まず、筋肉ってスポーツ選手とか特殊な例を除けば最大筋力の約20%しか使わないとの報告もありますし、筋力というより脳から筋への指令の方をいかに効率化させるかを考えると体内埋め込み型の人工筋肉がベストかと考えるわけです。
脊髄レベルをすっ飛ばして脳と筋を直で繋ぐ。もちろん関連筋も動くようにインプットします。

これって近い未来できるわけですよ。
ある程度、要素テクノロジーが集結すれば繋ぎ合わせればいい。

しかし、このような話しをすると否定的な意見は必ずあるのも事実。

そもそも筋トレってそんな簡単に筋肉つきません。筋トレだけしていてもしっかりとした栄養素を確保しなければいけないですし、何より継続できないのが9割の人間です。

また、運動が認知症に効果があるのか否定的な研究もあります。

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寝たきりや認知症予防に必要不可なのは、

「役割があること」これに尽きます。

目的や目標が無いのに身体を動かすことの継続性はかなり低いです。病院ではリハビリをしていたが退院したらリハビリができないとかっていう典型的な例は、目的や目標設定が不十分だからだと思います。

しかし、人工筋肉が将来的に一般化すれば辛い筋トレとかしなくていいですし、何より寝たきりは必ず減ります。

所謂、身体が動かないという言い訳はできなくなり動かざる得ない状況下で「役割がある」という環境設定化に誘導すれば自ら動きます。

↑この辺りは難しいことは確かですが諦めてはいけない部分です。

また、スポーツ選手とかはどうなるかわかりませんがスポーツは興業ですからより高いハイパフォーマンスをみんな観たいわけです。
オリンピックでいくらのお金が動くかを考えればスポーツは興業ではない!なんて言う感情論は通用しません。

パラリンピックとかの義足なんかかなり進化していますし、そのうちダチョウvs人間とかの100m走とかありえないわけではないです。
この辺りは次回書こうかと思います。