老人介護施設考 | 薬局・薬剤師応援ブログ

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国民医療費が増え続ける中、薬局は、薬剤師はどう関わっていけばよいのでしょうか?
悩んでいる経営者の方、薬剤師の皆さん、一緒に考えていきませんか?

皆様こんにちは!

 

今日も来てくださってありがとうございますおねがい

 

以前よりお話していますように、介護施設さんを担当する業務をおこなっています。

 

やっと慣れてきて思うこと。。。それは

 

「この方たちは、こんなに薬を飲まないといけないのだろうか?」

ということ。

 

 

もちろん人にも、Drにもよるのだけれど、3剤以内で済む人はほとんどいません。

 

2枚つづりの処方箋も珍しくないです。

 

一つの症状を抑えるために一つの薬が処方され、副作用が起こればその副作用を抑えるためにまた薬が処方され、の悪循環に陥っているようにも見えます。

 

高齢者の多剤併用が問題となって久しいと思うのですが、なかなか解決の方向には向かないようです。

 

施設となると、本人ではなく家族、施設職員、他の施設入居者さんの気持ちが絡んでくるのでなお、一筋縄ではいかないように感じています。

 

迷惑行動を抑えるための処方があります。

介助を減らし、ヘルパーさんの負担を軽くするための処方があります。

 

これでは、施設に入所した時点で薬漬けになることが決まっているようなものです。

 

けれど、何かの問題が起こったとき、施設職員が精いっぱい対応していたとしても、家族からのクレームがあります。

 

これでは、薬で問題を抑え込もうとしても無理はありません。

 

皆さんは、どうお考えになりますか。

誰もが「明日は我が身」です。

考えてみていただければと思います。

 

どうしようもないのか。。。と半ばあきらめていた時、身近な人からあるお話を聞きました。

 

それはまた次回。

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。