売っているのは切り身ばっかりでしょ、切り身をどう活用するかを教えてほしい
そう、必要があるか?からみれば
「さばく」必要はないのかも
けれど、一尾買ってさばいた方がより合理的で色んな料理を食べられる
そうだと知ったら?
丸ごと全部使う方が良いってなるのかも
流通上都合良いように、お店でそうなっているから、それしか売っていないから、お客の私たちはそれを買うしかない
その図式にはまりがち
っていうか、それしかないと思っている人の方が多いのかも…?
資本主義経済や大量流通の功罪について論じたい…?
いえいえ、そんなつもりはありません(^-^;
骨の周りの身の方は旨味があるし
骨からとれる出汁は断然うまいし
鯛の子だって、高い別売りパックを買わなくたって、お腹から出てくるし
鯛めしはアラと言われる頭でめっぽううまく炊ける
お得なことが一匹買いして、自分でさばいたら、もれなくこんなにたくさんついてきます
それをお伝えしたいのです!
かつては、鶏も豚も「一物全体」、骨も髄も軟骨も食べてきたんですよね
先に生きていた私たちの祖先は
日本だけでなく、他の国でも
何百年前の出来事じゃないんですよ
驚きました
戦前と呼ばれるわずか70数年前までです
でも、ブタを買っているお家も、鶏と暮らしているお宅も身近にはありません
そして、獣をさばくことなんてどう頑張っても、今の私たちには無理なことです
けど、けど、お魚はまだできますよね!
釣り好きな人が身内やご近所にいれば、〆たばかりのお魚が手に入りますもの
そして、衛生上、一般人は[魚さばき禁止!]には、まだなっていません!
新鮮なお魚は臭みもなく、脂身がそれはそれは旨い
そんなお魚を触って、包丁を使ってさばいて、調理して食べてもらえたら
きっとお魚が好きになっていただける
家庭の食卓に魚ののぼる回数が増える
そんな人を一人でも多く、増やしたい
魚を食べ、米を食べてきた食文化を取り戻したいその一心
森貴子講師は遠く明石浦漁港からカートに乗せて魚を連れて来ています
初めて魚に包丁握って向きあう生徒さん
力の加減がわからず悪戦苦闘
「どれほど高級な出汁取れるやろ~!ってアラになりました(^-^;」
でも、出来上がった何品もの魚料理を前に「いただきまあす???」
めちゃくちゃ明るく元気な声が響きます
「やったぁ~!」「出来たあ~!」
そして
「最高に美味しい~~~??」
この達成感と満足感を味わいにリピートされる生徒さん
お腹がよじれるほどの笑いつき「旬のお魚さばき方講座」
■”魚のさばきは鯵に始まり鯵に終わる”
旬のお魚さばき方講座
「鯵の炙り棒寿司」
「鯵の冷や汁」
「さんが焼き」
「鯵のやまかけ」
◆ 開催日時:7月20日(金)13:00~16:00
◆ 会場:いんやん倶楽部 大阪教室
吹田市江の木町24-36
TEL 06-6389-4110
◆ 交通手段
地下鉄御堂筋線 江坂駅から徒歩10分
大阪教室 お申込みは<こちら>お願いします。
お魚さばき方講座 講師 森貴子師範
神戸市垂水区在住 調理師
2008年より 食養料理「陰陽調和料理」を梅﨑和子氏より学ぶ
2011年より 兵庫県漁業組合連合会 SEATCLUB料理教室
2012年より 兵庫県の小、中学校にお魚講習講師として活動中
2012年より 大阪江坂いんやん倶楽部講師
2012年より コープ自然派食材セットのレシピ提案
2012年より 各種イベント講師
2012年より 明石・神戸・大阪・京都・自宅にて料理教室を開催
2015年より 水産庁長官より魚食文化に普及、伝承など幅広い情報発信に努める
2012年より おさかなかたりべに任命
ブログ:穀菜魚食 < http://taka828.blog.fc2.com/ >
instagram:uchinotable < http://instagram.com/uchinotable >
最後までお読みいただきありがとうございました
多謝