おはようございます。
先日の伝統工藝輪島塗のエピソード
私が小さい頃、父が輪島塗にハマり、事あれば買い集めていたようです。
そのような中、世界的に有名ならヴァイオリニストのイツァーク パールマンが福岡へ。
コンサートでメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを聴いて、感激した私。
すでにヴァイオリンを習っていたものの、あーこの曲が弾けるようになりたい❣️と思ったのです。
そして、次にパールマンが来日した時にはお会いしたい!花束を渡したいと思って、当時、ヴァイオリンを習っていた九響の創始者のひとり 森部静武先生にお願いしました。
楽屋に連れて行っていただくことになり、私は花束❣️と思っていたものの、両親から、「花束は持って帰れないから、別物が良いと思うよ。」と。
日本贔屓のパールマンはお相撲も大好きなどと聞いて、輪島塗のお箸をペアでプレゼントすることになりました。
パールマンにお会いすることがあれば、50年くらい前のあの時のお箸のこと、覚えていただいているか聞いてみたいものです。
その時に握手したパールマンの手はグローブのように大きく包み込む笑顔が忘れられません。
軽くて、コンパクトで、旅行で荷物に入れても割れるような心配がない輪島塗。
海外の方にもプレゼントに良いですね。
実家と違い、我が家には輪島塗が数多くある訳ではありませんが、それでも、なるべく使って、輪島の方に思いを馳せたいと思います。
少しでも震災復興が進み、また素晴らしい伝統工藝 輪島塗の再建を願います。