④(終)私の彼は超新星ジヒョクLove Travelストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

③~
小舟で川を伝って集落を目指した。
ジヒョクくんは岸から離れないように慎重に小舟を漕ぐ。
アマゾンの自然の中で私たちは寄り添いながら朝日を見つめた。

無事集落に着いて
大蛇=アナコンダは全身を使って簡単に人間を絞め殺すことができると知る。
私たちの生還が奇跡的なものだと感じられて、
ジヒョクくんと私は思わず手を握り合った。


ラストシーンは
ブラジリア
広がる青空に特徴的なデザインの建物が映えて美しい。

三権広場の目隠し裁判の像から目が離せなくなっていると
「今から行くところはもっとすごいよ」
ジヒョクくんは私の手を引くと自分の腕に絡めさせて歩き出した。

連れて行ってもらった先は言葉が出ないほど綺麗な建物…

ドンボスコ教会
青から紫のグラデーションのステンドグラスが夢のように広がる。

「どうしても葉子を連れて来たいと思ったんだ」

ーどうして?

「好きそうだと思ったし、それに…」

ジヒョクくんは意味深に言葉を区切った。
他にもわけがあると言う…

こっちに来てと
大きな十字架のところに私を呼んでジヒョクくんが目の前に跪いた。

「これまでいろんなことがあったね。励ましたり励まされたり…」

私が事故にあった時のことやいっしょに韓国の家に行ったことが
走馬灯のように思い出される…

「気持ちがすれ違ったり
やきもちやいたりしたこともあったね」

ーうん

「でも俺は全部楽しいと思えるんだ。それは葉子と一緒だったからなんだよ」

ジヒョクくんはどんな状況でも楽しめるんだと思ってた。

ー私がいるからなの?

「そうだよ。だからこれからも俺は葉子と一緒に人生を歩んで行きたい。
誰よりも俺が側にいたい」

言葉にできない…
胸の奥から湧き上がってくる熱い想いは涙になって頬を伝った。

「俺は葉子だけを愛し続けるよ。葉子も永遠の愛を誓ってくれる?」

真剣な顔で表情で私を見つめた。
涙が止まらない。

「葉子…?」
心配そうに顔を覗き込む

「ずっと大切にするから」
私の涙を拭いながら…

ーごめん。うれしくて…
私も一生ジヒョクくんのこと大切にするね。

ジヒョクくんの顔が
パーッと明るくなる。

ーこれからもジヒョクくんを愛し続けることを誓います。

「約束だよ!!」
ジヒョクくんが私をぎゅっと抱きしめる。

ひとつの塊になった私たちを
ステンドグラスの光がやさしく包んだ。
  
 
    END