宝くじが当たるなんて
今年の運を使い果たしてしまってたらどうしよう…
心配する私にもソンモ君は変わらず冷静。
そして温かくやさしい。
「大丈夫だよ。僕の運も分けてあげるから」
自分は葉子と一緒にいるだけで幸せだからと
そんなことを甘い声で囁く。
葉子の幸せは僕の幸せ。私もそう
ソンモ君といるだけで幸せ。
ふたりでいられたらどこでもいいねというカンジになったところで
おいしいものがたくさん思い浮かんだイタリアに行き先は決まった。
…スペイン広場の私は
巻髪にスカーフ姿
オードリーヘップバーンに見えるかな?
イタリアに行くなら
ローマの休日ごっこがやりたい。
そんな私の願いにソンモ君は気持ちよく賛成してくれた。
私の隣でビシッとスーツで決めたソンモ君はグレゴリーペックよりも男前だ。
ベスパには乗ってないけど、ローマを案内してくれるソンモ君は今回も完璧knight☆
私たちは
真実の口でお互いの愛を確かめ合って、
スペイン広場でミルク味のジェラートを食べる…
ジェラートと言えば
チョコレート味
グァンス君ですが、
ジェラートと言えば
ミルク味
ソンモ君
になるかものスペイン広場ですm(_ _)m
葉子のも一口食べさせて
同じ味なのに…
食べさせてもらったらおいしいかもってソンモ君が言った。
食べさせてあげると
やっぱりおいしいと
くしゃっと笑う。
あっソンモ君の口元にジェラートがついてる
そう思うと同時に体が勝手に動いてしまって…
口元についてるジェラートを私は舐めとった
「葉子っ!?」
写真のソンモ君はすごく驚いてる。
でもすぐにお返しのKiss
ソンモ君のKissはミルク味
自分からKissしておいてすごく照れてる私。
そのKissは初めからソンモ君からのものだったように甘く甘く続く…
ジェラートのせいで冷たかった唇が温まるくらいの時間
私たちはくっついていた
ホテルに帰って
撮った写真をチェックする。ソンモ君素敵☆
私たちの今日がもう思い出になってることが不思議で夢中になってると…
ソンモ君からデジカメを取り上げられる。
取り戻そうと思って手を伸ばしたけど、全然届かない。
手首を掴まれて
そのままベッドに押し倒された…
ダメでしょ。
暴れたりしたら。
反論しようと思ったけど
ソンモ君からのKissで塞がれてしまってそれは叶いませんでした~
②に続く☆