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とりことり

鳥と暮らしています。
オカメインコのひなた君
セキセイインコの佃さん
サザナミインコのとりやすです

うるう年の2月29日

ひなた君が息を引きとりました。

 

2009年12月29日生まれなので14歳とぴったり2ヶ月。

つっくんが亡くなった11月11日から約3ヶ月半後でした。

 

つっくんが亡くなった後一人でお留守番が難しくなり

とりやすをお迎えして大分落ち着いた所でした。

 

私の方も、つっくんが亡くなった後はかなり落ち込みました。

やっと立ち直ったと思ったらコロナになり

なんとか身体も回復して3月1日から新しい職場で仕事がスタートする所でした。

 

 

ひなた君は元々慢性的な肝疾患で何年も肝臓の薬を飲んでいましたが

最後は痛風が原因でした。

 

1週間前にはいつも通り元気だったのでまさかの事でした。

 

 

ここからは詳細な症状を書いていきます。

 

亡くなる10日くらい前から体重が徐々に減りました。

1日1gずつくらいです。

でもいつも通り元気だし、食欲もありました。

 

亡くなる3日前くらいにシードは食べるけどペレットは食べなくなりました。

でもおやつは欲しがって食べました。

つっくんが亡くなった後に同じような事があったので

また心の問題かな?と思っていました。

以前獣医さんに

「オカメの3g減なら大丈夫」

と言われたので今回も大丈夫かなと。

 

この頃は

「外に出る!」「頭カキカキして」

の要求が激しかったです。

きっと身体が辛かったんだと思います。

 

亡くなる2日前は粟穂とトウモロコシチップしか食べなくなり、

朝起きた時の顔がダルそうだったので病院に連絡したのですが

その日は鳥の手術が入っているので診れないとの事で

翌日予約しました。

日中も食欲は無かったけど、スプーンにごはんを乗せたら少し食べてくれました。

 

翌日も朝から何も食べませんでした。

病院へ連れて行き症状を伝えた所、痛風が怪しいとの事で

一旦お預けして血液検査とレントゲン検査をしました。

「体調が悪いのにどこ行くの?!」

って表情のひなた君を置いて行くのは心が引き裂かれる思いでした。

でも検査して薬を貰ったら元気になると思っていました。

 

2時間後くらいに迎えに行き、結果を聞きました。

電話でも聞いていましたが、やはり痛風でした。

 

長年肝臓の薬を代謝していた腎臓に負担がかかっていた可能性があり、

尿酸が外に排出できずに体内に蓄積されている状態との事でした。

 

尿酸は足の関節などの外部に溜まる物と内臓に付着する物があり、

内臓に付着するパターンの方が3ヶ月以内に亡くなる事が殆どだと言われました。

 

現在の医療では、内臓に付着した尿酸を検査で見つける事は不可能だそうです。

ひなた君の足の指には尿酸の塊は見られませんでした。

 

痛風は急に状態が悪くなるそうで、

1ヶ月前に検査しても悪い数値は出ないと思うとの事。

2年前の血液検査では正常値ギリギリで注意、

その後何度か尿検査をしていましたが異常なしでした。

 

2週間分のお薬

・尿酸を作らない薬と排出する薬

・痛み止め

をもらいました。

痛み止めが効いたら食べられるようになるので

まずは食べる事が第一と言われました。

もし明日1日食べなかったら強制給餌を考えるので

明日のお昼頃に電話で状況伝える事になりました。

 

家に帰ってお薬をしっかり飲みました。

でもごはんは食べず、スプーンであげても食べません。

ダルそうに寝たりビクッと起きたりを繰り返していました。

おそらく痛みでよく寝られなかったのだと思います。

 

「明日一日食べなくても大丈夫」と聞いていたので、

それでも大丈夫なんだと自分に言い聞かせました。

 

その状態で23時過ぎ

私も心配で寝られないのでずっとケージの横にいました。

次第にフラフラしだし、止まり木を握る力も弱々しくなってきました。

見ていてとても可哀想ですがどうする事もできずもどかしい思いでした。

 

おぼつかない足で壁を登ろうとするので

「外に出る?」とドアを開けたら「出る」と言うので

私の膝の上にブランケットを敷いてひなた君を乗せました。

頭をナデナデすると痛みが和らぐようで目を閉じてじっとしていたので、

1時間以上ずっとナデナデしていました。

 

何度か何処かへ行こうとするのでケージに入れると水のような物を吐きました。

口から出たから鼻から出たかよく分かりませんでした。

 

その後もっと辛そうになり、再び膝の上でしばらくナデナデしました。

また移動しようとするのでケージの入り口に載せると

しばらくそこで佇んだ後、一番下の止まり木に止まろうとして落ちました。

その後バタバタともがいてケージの隅で動きが止まりました。

呼んでも触っても反応が無く、それが最後になりました。

午前2:50頃でした。

最後は大好きな自分のおうちでした。

 

昼間に痛風だと聞いてこれから闘病すると覚悟していたら

こんなに早く逝ってしまうなんて信じられませんでした。

 

翌日は病院は休みなので翌々日に病院に電話しました。

「話を聞く限り、やはり内臓に尿酸が付着しているパターンだと思います」

との事でした。

 

 

14年という長い時間一緒にいたひなた君、

旅立ちはあっという間の事でした。

つっくんの時もそうでしたが、最後を看取ることができ

そして沢山ナデナデして

ひなた君の辛さを少しでも和らげてあげる事ができたのはせめてもの救いでした。

 

ちなみに私はコロナの後遺症で嗅覚が殆どありませんでした。

生きているうちにひなた君のいつものいい香りを嗅ぐことができませんでした。

ひなた君を看取って夜が明けて

朝起きたら涙が一気に溢れ出ました。

沢山涙と鼻水を出したお陰か今は大体の匂いが分かるように回復しました。

 

3月1日から新しい職場で仕事始めでしたが強制給餌で休むつもりでした。

でもそれも必要無くなったので仕事に行きました。

 

獣医さんが言っていましたが

鳥に愛情を注いだら最後に恩返しのような事がよくあるそうです。

ひなた君が良くなるなら嗅覚なんて要らないと思ったけど、

そんなこと言っても仕方がない事ですね。

 

 

本日3月3日は佃さんの誕生日。

そしてひなた君の葬儀の日となりました。

 

佃さんの四十九日はひなた君の誕生日でした。

 

2人の関係は佃さん→ひなた君の一方通行でしたが

昔の写真を見ていたら、ひなた君は佃さんをちゃんと認めていたのが分かりました。

今頃きっとつっくんがひなた君をおもてなししている事でしょう。

ひなた君が子供の頃に大好きだったゆずちゃんもそっちにいるからね。

 

オカメインコは本当に人間と同じように

心が通じ合う感じがします。

14年一緒にいると、お互いが何を考えているのか大体分かります。

話しかければ返事をしてくれるし

良い具合につっこんだり合いの手を入れたり

おだてられたら喜んで歌ったり。。

 

ひなた君は私の4羽目のオカメちゃんですが

その中でも素直で賢くて飛ぶのも上手、

優しくて血が出る程噛む事は殆どありませんでした。

私と私の母の事が大好き、食べる事も大好き

思い出も沢山ありすぎて語り尽くせません。

 

14年間沢山の幸せをくれたひなた君、本当にありがとう!

ひなた君大好きだよ。

 

これが最後の写真になりました。

身体は辛かったのに外に出て歌っていました。

 



 

サザナミインコのとりやす

2月10日で3ヶ月になりました。

 

生後半年までに2回健診を推奨との事だったので

2度目の健診に行ってきました。

 

毎日すごく元気で

おしゃべりしたり、天地無用でケージの中で遊びまわり

敷き紙を剥がして潜ったり

飛ぶのも上手。(着地は雑)

 

何の問題も無く病院へ

 

。。。と思いきや、行きの車の中でまさかの嘔吐あせる

 

先生のお話によると

殆どの小型鳥は消化器官が安定しているので酔わない子が多いけど

サザナミインコは消化器官の作りがほかの鳥と違うので

車酔いする子がいるとの事でした。

 

出かける前に食べたごはんを診察までに全部出しました流れ星

次からは出かける前は絶食ですね。。

 

さて、診察の結果は

・糞便 異常なし

・体格 問題なし

・肛門周り 問題なし

で合格でした。

 

その他

◆肛門周りについて

 サザナミインコは柔らかくて大きい便をするので

 肛門付近にポリープができる事があるそうです。

 

◆脱肛について

 大きい便で脱肛する事もあるそうです。

 殆どの場合は自然に戻るとのことです。

 戻らない場合は綿棒などでつついて戻すそうです。

 

◆食べてるときにむせたり首をウネウネする

 ペレットが詰まったりひっかかったりするとするそうです。

 そんなに問題は無いようですが

 うちはハリソンスーパーファイン(一番小さい粒)をあげていて

 嚙み砕かずに何個も飲み込むと詰まりやすいそうです。

 大きめの粒や細長い粒のペレットだと砕いて食べるので

 それで治る子もいるという事でした。

 

◆発情について

 早い子だと3ヶ月~4ヶ月から始まるそうです

 

とりあえず健康優良児とりやすでしたキラキラ

 

 

帰宅後、慣れない病院と嘔吐でちょっと疲れ気味。

ごはんを食べ始めました。

 

 

 

サザナミインコはセキセイやオカメとはまた違って学ぶことが多いですね。

元気で長生きしてねヒヨコ


12月29日
ひなた君14歳になりました!

相変わらず肝臓の薬は飲んでいますが

元気に14歳を迎えることができました!


今年の後半はつっくんが亡くなった事もあり

お留守番のストレスや

とりやすとの出会いなど色々あったけど、

元気でいてくれるだけでありがたい事です。


ひなた君

おめでとう!

ありがとう!


そしてとりやすとの距離は

近寄れるけど近づきすぎるとひなた君が怒ります。

でも全否定しないので、それなりにとりやすを認めているのかもしれません。

ゆっくり仲良くなってくれればそれでよしです。


とりやすは

止まり木移動はヨボヨボ

飛べばぶつかって落ちる子で心配でしたが

数日の間にケージ内移動をマスターし

目的地に大体飛んで移動できるようになりました!

何でもよく遊び

お気に入りの場所はひなた君の家。。

つっくんもそうだったなぁ。

それにしても幼鳥の成長は早い!

かわいいピーポポ鳴きはいつまで聞けるのかな。


そして今日は

佃さんの四十九日でもあります。

いつものつっくんみたいに

こんな風に見守っててくれるのかな。

私も前に進まないとですね!