酔っぱライターの酒日記

酔っぱライターの酒日記

お酒にまつわる日々のできごとをつづります。

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2月から、名古屋で楽しいお酒講座始まります!

初めはワインとウイスキー。
順次、日本酒、焼酎、ビール、カクテル・・・と続きます。

明日酒場で使いたくなる「お酒の豆知識」の講義を聞いたあとは、おつまみつきの試飲タイム!

名古屋のお酒好きの皆さん、お待ちしてます!







来週29日(土)23:40〜テレビ朝日系列で放送の「坂上・羽鳥のニッポンの酒」に出演します!お酒の監修も私が担当しました。

 

坂上さんは「本気飲み」で本音トーク全開ですが、羽鳥さんは最後まで正体を現さないまま・・・?ママ役の彩さんがさり気なく場を盛り上げつつ、私は矢のように飛んでくるお酒の質問に答えるのが精一杯!汗

 

ゆる〜い酒番組なので、お好きなお酒を用意して、吞みながら見てくださいね(^^)

 

番組ホームページはここをクリック!

広島の銘酒「千福」の店といえば、

私も週一くらいで出没する

新橋の立ち飲み「脱藩酒亭」ですが・・・

 

今年、東銀座の歌舞伎座裏に、新店ができました!

立ち飲みではなく、天ぷら主体の居酒屋「三宅本店」です。

場所柄、周辺には高級店が多いのですが、

ココは意外とリーズナブルな穴場なんですよ〜(^^)

 

それに、時おり歌舞伎役者さんもお忍びで現れるそうで!

歌舞伎ファンにとっては見逃せないお店ですね!!

 

まずぜひ飲みたいのは、サムライソーダです。

ベースは「たれくち」という、普通酒の無濾過生原酒。

カクテルにするために、特別に開発されたお酒です。

これが爽やかですごーく飲みやすい!

日本酒初心者には良いですよね。

 

酔っぱライター的には気になったので、

もちろん「たれくち」単独でも飲んでみましたよ。

コクがあって、これだけでもイケる酒でした。

私はソーダで割るよりこっちの方が好きかな?

 

つまみはオリジナルがんす。

がんすとは、広島の名物で魚のすり身を揚げたもの。

このお店では既製品ではなく、すり身から作ってます。

これがピリ辛で旨いんですよ!

 

メインは南蛮漬け。

これね、

刺身にできる魚介をあえて南蛮漬けにするという必殺技!

刺身よりコクがあって、酒がすすみます〜。

 

お酒は「神力」。

戦前の米神力を復活させ、当時の精米歩合85%で醸した酒です。

「千福」は軍港呉の酒で、戦前は海軍御用達だったのです。

そこで、戦艦大和に乗った酒を蘇らせようと、

この酒をつくったとか。

 

しっかりした旨みと酸味のバランスが抜群で、

激ウマ〜!

私が「千福」の中で一番好きな酒です!!

 

シメは出汁天茶。

これだけを食べに来るお客さんもいるほど、絶品中の絶品!

蔵元自慢の酒粕でつけた漬け物も、まいうー。

これマスト、絶対食べてよ!

 

でもって、私は甘い物が苦手なのに、

「まあまあ食べてみてよ」ってだまされて食べたのが、

吟醸チョコレートケーキと酒粕アイス。

 

あれ?意外と甘すぎないかも。

ほんのりお酒風味だし・・・

 

当然スイーツにもお酒を合わせる酔っぱライター。

純米吟醸の「千の福」は、お酒に甘みがあって、

こういうものと合うのよね〜。

うん、イケる!

 

お酒は1合550円からで、天ぷらのコースが3800円から。

ほらね、そんなに高くないでしょ?

居酒屋より割烹に近いクオリティなのに、

気軽に立ち寄れるお店ですよ。

 

カウンターもあるので、

おひとりさまでもどうぞいらっしゃいませ〜(^^)

今回のタイ旅行では、
プーケットから陸路でバンコクへ向かった。

まずバスでプーケットからスラーターニーへ行き、


スラーターニーからバンコクへは寝台列車だ。



スラーターニーで時間があったので、
駅で荷物を預け、町をうろつくことにした。


駅からの目抜き通りを左へ入ると屋台が出ていて、
さらに右へ折れると市場があった。


その市場の入口に、怪しげなバーを発見!


カウンターの中には、
超ミニスカのオネーチャンがいて、
その用心棒か旦那とみられる男が飲んでいる。


すると酔っ払いのおじさんが現れ、
何やらラベルのない瓶に入った茶色い酒を飲んでいるではないか!
こ、これは…20年以上前、タイで見つけた薬酒、
ラオヤードンではないか?!


オネーチャンに聞くと、
「ヤードン?あれは今禁止されてるよ」
と、シラを切る。
代わりに英語で書かれたカクテルメニューを持ってきた。

しかたがないのでタイウイスキーのホントーンを飲みながら様子をうかがっていると、
数人の客が来て、あの茶色い酒の瓶を買っていく。
やはり!

するとカウンターの旦那が声をかけてきた。
「飲んでみるか?」
そう言って、茶色い酒をすすめる。
香りはヒノキのよう。味は濃い養命酒のようだ。
間違いない!
「ヤードンでしょ?」
「そうだ。これと一緒に飲むんだ」
と熱いお茶をヤードンと交互に飲んでいる。

「この蒸し暑さの中で、熱いお茶か?」
と怪しんだが、たちまち汗が噴き出し、
その後は爽やかな気分になるのだった。

オネーチャンはヤードンのボトルを持ってきて、
「これ、私が作ってるの!1本80バーツよ」
と得意気に言う。

「OK、じゃあ1本ちょうだい」
とオーダーしたら、熱いお茶もついてきた。


ラオヤードンは、タイ伝統の米焼酎ラオカーオに、
木の皮や根っこなどの漢方薬を漬け込んで作る。
このヤードンは、20度くらいはあるだろうか。
ボトル半分ほど飲むと、かなりいい気分だ。

帰りにカウンターの旦那と記念撮影。
市場の一番良い場所にヤードンバーを持っているとは、ただ者ではないだろう。
あのオネーチャンも愛人に違いない。
女に働かせて、自分は飲んでるだけ。
タイの男の理想の生活ここにありだ。



ちなみに…
ラオヤードンのことは、昔この本に書きました!
電子版が出ています。


私が原案を担当している漫画

「酒と恋には酔って然るべき」の第1巻が発売になります!

 

秋田書店の月刊誌「エレガンスイブ」にて連載中のこの漫画、

毎回実在のお酒が登場し、物語に絡んできます。

 

ストーリーは、

日本酒大好きOLと、クールな年下男子の
最高に楽しく酔える、恋と日本酒の物語

32歳のOL・松子は、日本酒が大好きで

ワンカップを家飲みする毎日。
男いない生活は3年目。

ひとりは楽しいけれど、恋だってしたい。
そんな彼女が気になるのは会社の年下クール男子。
2人で飲んだら、実は彼は最高に可愛い「酔いデレ」だった!!
そんな彼の思わせぶりな行動に、いちいちドギマギさせられる松子だけど…?
 

第1巻に登場する日本酒は、
末廣、夢心、菊正宗、甲子、獺祭、月の桂、菊盛、五橋、新政

 

購入者には、これらのお酒が当たるプレゼントつき!

 

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