以前、とあるプロギタリストがこのようなことを言っていました。
「現代のポピュラー音楽は、多くの場合ドラムなどのリズムがキチッと刻まれているため、聴いているほうも曲に乗りやすい。
一方でクラシック音楽は、聴いているほうが自ら聴きにいかないと曲の中に入れない。」
もう何年も前のことなのでうろ覚えですが、大まかにはそんな内容でした。
このことは、クラシック音楽をつまらないと感じてしまう要因のひとつかと思います。
派手でリズミカルな音に慣れてしまうと、どうしてもクラシック音楽は地味に感じてしまいます。
そのうえ、ちょっと形式ばってお堅いイメージがあるのも否めません。
でも、僕は地味とも堅いとも思いません。
とても深く研ぎ澄まされた音楽です。
ひとつひとつの楽器の音を聴いてみると、それぞれに個性があり、また演者によっても音色が変わるのです。
BGMとしてでは無く、ぜひ「自ら聴きにいく」ことをオススメします。
読んでくださってありがとうございます☆