久しぶりに前十字靭帯の話です。
無事に復帰したからとはいえ
この怪我を放置することはありません。
【 タイサッカー 前十字靭帯断裂話 】
今日、前十字靭帯再建手術から
ちょうど１年という月日が経ちました。
まずは、復帰してから怪我の再発もなく
膝もここまで無事に耐えられてることが
本当になによりです！
膝の調子がどうかと言えば
正直な気持ちは
「この先、膝の様子はどうなるのかな？」
って感じです。
サッカーも毎日できているし
試合と練習を重ねていくことで
膝周りの筋肉や関節の強度が上がっている
ことをとても感じています。
復帰したばかりの試合後は
本当に歩けないくらい
膝が痛かったことを思い出すと
今はその反動もだいぶ少なくなりました。
しかし
膝の中のひっかかりや違和感はまだあり
少しの疲れやケア不足で
すぐにそれが痛みに変わります。
トップスピードで繰り返される
ダッシュの連続に耐えられる
膝と筋力の耐久性がまだ足りない状態で
常に膝以外のどこかに負傷、違和感を
持ちながらプレーもしている
まだまだ自分の感覚の中では
怪我をする前と同じようにプレーは
できていません。
サッカー選手の言い方で言うと
“戦えない” のが、今の状態。
足先だけでボールを扱い、踏ん張れない。
運動量が物足りない。
守備で相手に力強くアプローチできない。
スライディングができない。
と。
こんな調子で全力で戦えていません。
これタイじゃなかったら通用しないな。笑
今年は環境に言い訳できません。
選手としてプレーするだけでなく
元のコンディション以上になるには
最低でも1年はかかるとよく聞きます。
次の課題は...と、あげたらキリがないけど
まだ1年しかたってないことを考えたら
焦らず今の環境で自分が
やるべきことを考えてやるだけ。
改めて振り返ると、あっという間。
術後の２週間なんて痛みよりも
楽しかったことしか覚えていません！
W杯の時期と重なって
「 靭帯Japan! 」とか言いながら
入院してわいわいしてたことから始まり
働いてリハビリして練習復帰して
タイでチームと契約して復帰するまで
気づけばあっという間の一年。
物事は結局とらえかた一つで変わるもの。
こんな大怪我をして
精神的に全くショックを受けない選手は
絶対にいないと思います。
何回も何回も
「頑張ろう」という気持ちと
「大丈夫かな？」という不安な気持ちを
繰り返すかもしません。
でも、そこから気づくことも多く。
どんなところにも同じ怪我をして
自分の気持ちを理解してくれる人がいて
その人たちの活躍が
新たな活力の源になるということ。
そして自分１人だけでは
こうやって無事に１年を過ごせなかった
ということも。
「 もう１年 」なのか「 まだ１年 」なのか
それはどちらでもいいことであり
選手として復帰できた以上
これからやるべきことは
『 プレーしている元気な姿を見せる 』
ことなのかな。とも、思います。
今年、復帰してから
『 頑張る！ 』『 頑張ります！ 』
という、
この一言の言葉を使うことをやめました。
それは、復帰するまで色々なことを
「 頑張って来た。 」
と、良くも悪くも思う気持ちがあり
これ以上、また更に
「 頑張ろう！ 」「 頑張らなきゃ！ 」
と、意識すると
「 まだ頑張らないといけないの？ 」
と、思ってしまうネガティブな気持ちが
自分の心の中にあるからです。
決して、これから
何もしないわけではありません。
前にも何回か同じことを書いたけど
これは、同じことをするなら
『 楽しむ！ 』『 楽しもう！ 』
という心構えに自然となっただけです。
そう想い始めてからは
色々なことに対する気持ちが
とても楽になり、それが
ここまでの調子の良さにも
繋がっているのだとも感じます。
そして、こんな自分でも
「 プレーしている姿 」を
見せられることで、同じ怪我をした人に
少しでもポジティブになってもらえば
それは、自分が
『 サッカーを続ける理由 』
の、ひとつになるのかなとも思います！
んーー
「 １年経ちました！ 」ってことだけで
その他はあんまり話がまとまってないし
もしかしたら、只の
自己満の話になってるかもしれません。
書こうと思えば
想うこと、書きたいことは沢山あるけど
また長くなるだろうし
真面目すぎて面白味もないと思うので
これくらいで！笑
とりあえず、これからも。。
頑張ります！！
( ´艸｀)笑
Yu Kuboki
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・サッカーなう取材記事
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・『一段を登るためにかけた時間。』
・『前十字靭帯断裂話』