ターミナルケアの人がいる。

頑固で、いつも不機嫌そうなおじいちゃん。

ある日その人が笑ってくれた。

あぁ、心が通じあったなって思った。


その日から名前を呼ばれるようになった。
ナースコールを必死に握りしめて
僕の名前を


容態は悪くなる。
名前を呼ぶ回数が増えていく。

今は目を開けることも多くはない。

でも会いにいくと嬉しそうに微笑んでくれる



お前が傍にいてくれたら安心だ。
お前になら任せられる


そう言われたのが嬉しくて
でも最期までいられないのが悔しくて


なぁ、〇〇はいるか?って


今もあの人は僕を呼んでくれているのかな。
入院しました。
患者さんになった自分。

介護されるということはこういう事かと感じました。
1回目の入院を終えて

自分は変われたんじゃないかと思っています。

体験することはとても大事。


今度の入院でもまた何か得られたらなと思います。
長い間お休みしてました。
忙しかったのはたしかですが、介護に対して冷めてしまったところがありました。

3ヶ月で2回も階の異動があったこと

自分の目指してる介護がわからなくなったこと

後は家庭の事情だったり。

仕事もやる気もなかったです。


でも介護福祉士の試験で変わりました。

自分の知らないことがたくさんで、実技講習では特に色々な刺激を貰いました。




全ての人が笑顔になれるように

そのためには

自分が笑顔でいること


大事な事だと思います。


今は仕事が楽しいです。

人の笑顔が

自分の姿を見て笑ってくれるのが

毎日の楽しみです。


4月から右足首の軟骨損傷で1ヶ月半ほど入院しますが

早く治して笑顔でいいものです。