大宮、一緒に休むってよ 21-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

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嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。



雪乃です。おはようございます。


昨日はブラストのライブ編を途中まで観てきゅんきゅんきておったのですが、それよりも…


しやがれで智くん「おいら」キターー‼︎(≧∇≦)

あかん、やばい…可愛い…(〃∇〃)





んで、妄想の方は大宮休日編初めての翔ちゃんside♩
では、続きです♪( ´▽`)






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Side S





楽屋にもどると、三人が一斉にこっちを向く。


なんだなんだ。


「翔ちゃん、リーダーももう戻ってくる?」

ゲーム機を手に持って畳に座っているニノのそばにぴたっとくっついた相葉くんが俺に問いかける。


「うん、智くんももう終わったからもうすぐ戻ってくるよ」

「だって、ニノ。ほらスタンバって」

「はあ?」

「ってか、じゃあ自由にゲームしてて」

「もうやってるけど…」

「ニノちょっと寝っころがってよ」


鏡に向かってた松潤が2人を振り返ってニノに指示する。

「なんなの、もう…」

ぶつぶつ言いながらも、畳に横向きに寝てゲームを再開するニノ。松潤と目配せした相葉くんがその背後に同じように寝てピタッとくっついた。

「近い近い」

ニノが焦って声をあげると、

「近くないと意味ないでしょ」

って相葉くんが笑いながら言った。

そのとき、楽屋のドアが開いて、智くんが戻ってきた。

「おはよ~…」

智くんが畳に寝ている2人を見て一瞬固まる。

ニノが横向きに寝っころがって器用にゲームしている後ろで同じ姿勢で肘をついて、ニノのゲーム機を見ている相葉くん。体をぴったりニノに密着させている。


…ゲーム見ているフリして、くっついてるのか。


俺は相葉くんと松潤の意図に気づいて思わずふっと笑ってしまう。

智くんは、むぅって口を尖らせながら2人に近づいて、ニノと相葉くんの間に無言で割って入ろうとした。

「ちょっとリーダー!画面見えねーじゃん(笑)」

相葉くんが笑いながら、智くんに言う。

「あぁ、ごめん」

智くんは言葉とは裏腹にそのままニノと相葉くんの間に寝転がってニノにぴったりくっついた。

それを見た松潤が、智くんにわからないようにソファの背もたれの影で体をくの字に折って声を潜めて笑い出した。

相葉くんが「もー、リーダー」って言いながら起き上がったところで、楽屋のドアがノックされて声が聞こえた。

「嵐さんお願いしまーす」

「ほら、呼びに来たよ」

俺も笑いを堪えながら、くっついてる2人と、俺と同じく笑いを堪えている2人に呼びかけた。

皆が移動を始めると、智くんとくっついて歩くニノに今度は松潤が近づいた。

スタジオ近くの階段にさしかかったところで、松潤がニノの肩に腕を回して、歩きながら抱き寄せる。

「この前教えてもらったゲームあるじゃん、携帯の」

「ん?」

いきなりで面食らってるニノの後ろで、智くんがニノの肩に回された松潤の腕を見て、またむぅ…ってなっている。

「15ステージがどうしても越せないから後で教えてよ」

松潤がにこにこしてニノに語りかけ、肩を抱いたまま廊下を歩く。

「いーよ、後でね」

ニノが答えると、智くんは

「後で後で」

って言いながら、松潤の腕の下をくぐって2人の間に割り込んで、両手を伸ばし、2人と肩を組む。


智くん…(笑)
ロコツだなぁ…


俺は相葉くんとアイコンタクトしてぷっと吹き出した。