大宮ヶ丘に陽は落ちて 15 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


今日はマルちゃんsideまさかの2回目☆


と、思ったらアメさんめっちゃご機嫌ナナメ…(^◇^;)
なっかなか表示されん…
今日の内容でなぜ…




マルちゃん画像貼ろうかと思ったけど、今日の妄想に合う画像を持ってないので割愛(^_^;)

マルちゃんはにこっとつきぬける笑顔が一番かわいい\(^o^)/
そして今日はそんな回ではない…
マルちゃん、いろいろゴメン…



《初めて来られた方へ》
※この妄想の大宮はデキてます(・∀・)
1はこちら♪( ´▽`)
※嵐さんは皆そのことを知ってます

(もしご興味わかれましたら、
という妄想も覗いてみてもらえると嬉しいです(^o^)/






んでは、妄想の続きです。







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Side Maru






城島くんの話を聞いていたら、隣で話を聞いていたニノがいきなりもたれかかってきた。

さっきからしゃべらんなあと思ってたら…


寝てる…!



「ニノ、大丈夫?」


声をかけても、「ん~」って声を出すだけで起きる気配がない。浴衣越しに感じるニノの体温が心地よくて、俺は動けなくなった。


「お~ニノ寝てる」


通りかかった太一くんが、しゃがみこんでニノの顔を覗き込んだ。


「リーダー飲ませたんでしょ?」


「そんな飲ませてへんよー」


城島くんはひらひらと手を振った。


「隣にも部屋あるから、休ませてきたら?自分の部屋まで戻らせるの大変だし」


太一くんがニノの前髪を手で梳きながら俺に言った。


「マル、運んだり」


城島くんは言ってニノを心配そうに見た。

俺はもたれかかっているニノをいったん横たえると、背中と 膝 の 裏 に 腕を入れてそのまま持ち上げた。



ニノ、華奢やな…


だらんと投げ出されたニノの細い腕がゆらゆらゆれている。


……いや、見た目より…重い…(汗)


それでも、自分の腕に収まるニノの体温が俺の体温を上げていく。

太一くんに襖を開けてもらうと、廊下を挟んでもう一つ同じような宴会場みたいな広間があった。照明が消えているから薄暗く、廊下の灯りが差し込んで畳の上に光の筋ができた。

太一くんが傍に積んである座布団を3つ並べて敷く。その上にニノをおろして一息ついた。

見下ろすと、すやすや寝ていてほっとする。


「大丈夫そうだね、戻ろっか」


「俺、水持ってきときます」


いったん宴会場に戻って水を用意し、ニノの元に戻ると先ほどと全く変わらない姿勢で眠っていた。

ニノの傍らに腰をおろして、水の入ったコップをおく。

ニノの小さな体が呼吸に合わせて規則正しく上下していた。


ほんま、かわいいなあ…なんなんやろ…同い年のはずやのに…


さっき太一くんがしていたみたいに前髪を撫でて、指で梳いてみる。セットされていない柔らかな髪の感触が指の間で踊る。

手 を 顔に 沿 わ せて耳 まで移動させて、耳 た ぶ を 指 でなぞった。


「ん…」


吐 息 を漏らして、指から 逃 げ る みたいにニノが顔を反対側にそらす。

かすかに寄せられた眉と伏せられた瞼が薄暗い部屋で俺の瞳に飛び込んで来た。




その瞬間、俺 は 衝 動 的 にニノに 唇 を 重ねていた。




「んっ…」



柔らかく温かいニノの 唇 の 感触と密着して感じるニノの香りに我を忘れる。

起こしたくない、という気持ちと、もっと深く口づけたいという気持ちがせめぎあって、後者が前者に打ち勝った。


「んん…」



あかん…けど…俺……とめられへん…



舌 で 柔らかい 唇 を こじ開けて、口 内 に 侵 入する。

その瞬間、ニノの腕がゆっくり動いて、覆いかぶさってる俺の背中に回された。と、同時にニノが自分の 舌 をニノ の 口 内 で 暴 れ ま わっ て た 俺 の 舌 に絡ませる。






な…ニノ……これは…どうゆうことな…ん…






ニノが吐息とともに、かすかに声を漏らした。










「…お…ぉのさ…ん…」








……そうゆうことよね(泣)……




我に返って唇を離すと、俺の顔をみて、ニノが小さく息をのんで目を見開き、身を起こした。


「マ…ル?」


「ニノ…」


それ以上何も言えず、視線をそらすこともできない俺たちの間に、少し開いた襖の間から隣の大広間の喧騒が流れてきていた。