英語で「BONES」-2×17 「神の庭の犯罪者」 | ひねもす のたり のたりかな vol.2

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海外ドラマと、2cellosが大好きなにぼしです。

今回は事件そっちのけ。
サリーが去ったあとギクシャクするブースとボーンズの為に、ゴードン先生が一肌脱ぎます。
二人がいるところに必ずタイミング良く表れるゴードン先生が、不思議でしょうがないです(^^;

 

■Episode 2x17-"The Priest in the Churchyard" 「神の庭の犯罪者」

 


教会の墓地から、埋葬者とは別の男性の骨が出てくる。



(EXT: Churchyard cemetery)
217-1 

 

BRENNAN: When did you say the last person was buried here?
 〔最後に人が埋葬されたのはいつって言いましたっけ?〕


FATHER DONLAN: 1951.
 〔1951年です〕


BRENNAN: This is a male, buried no more than five years ago without a casket.
 〔これは男性、5年以内のものです。棺なしに埋められたの〕


FATHER DONLAN: That's impossible.
 〔そんなバカな〕

 



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サリーが去った後、なんとなくギスギスしているボーンズとブース。
敬虔なカトリック信者のブースは、信仰を否定するボーンズと口論になる。


(INT: Jeffersonian, Medico Legal Lab)
217-2 


BOOTH: I'm not working the whole case with you attacking my beliefs. You should have just sailed off with your boyfriend.
 〔オレの信仰をけなすヤツとは仕事は出来ない。サリーと一緒に、船で行っちゃえばよかったんだ〕


 ↑ あらあら、そんな事言っちゃっていーのかしら~w( ̄∀ ̄)w

 


BRENNAN: Funny, a man who believes in an invisible super-being wants to run my personal life.
 〔笑えるわ。目に見えない神の信者が人の私生活に干渉するの〕


 ・run:他動詞で[管理する]、[支配する]の意があります。

 


ZACK: Death would have followed quickly, caused by craniocerebral trauma.
 〔どうやら頭部に外傷を負った直後に死んだようですね〕


 ↑ ザック、二人のピリピリした雰囲気をなんとかやわらげようと必死(笑)


 ・craniocerebral:頭蓋脳の

 



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BBコンビは教会を訪れ、被害者の似顔絵に心当たりが無いか、マット神父らに尋ねる。

 

(INT: Church lounge)
217-3 


 ↑ このシーン好き ブースが聞き込みそっちのけでケーキをバクバク食べてるの(*^m^*)

 


BOOTH: I'm telling you, this is fantastic. What is it?
 〔でもこれおいしいな、これなんです?〕


BRENNAN: She's trying to concentrate, Booth.
 〔いま彼女に見てもらってる最中なのよ。ブース〕


 ・concentrate:集中する

 

LORRAINE: It's an orange berry pound cake. I'm sorry, I don't think I recognize him.
 〔オレンジベリーのパウンドケーキです。すみませんが彼に見覚えはありませんね〕

 


217-4 

 


BOOTH: Right, um, you're not going to eat that, are you, Father?
 〔あの~、そのケーキ食べないんですか?神父様〕


 ↑ どんだけ食うつもりなのっ!!!!!(((゜д゜;)))

 


FATHER MATT: No, it's okay.  My stomach hasn't been too fond of me lately.
 〔ええ、どうぞ。さいきん胃の調子が悪くて〕


 ・fond of~:~が好きである(likeよりくだけた語) 


 〈My stomach…〉の一文が興味深かったですね。
 最初「なんでこれで“胃の調子が悪い”になるの?」と思ったけど、
 直訳すると「最近、私の胃は私のこと好きじゃないんですよ」になるんでしょうか。
 これが転じて「胃の調子が悪い」。
 オモシロイ表現で、「へぇ~」でした。

 



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ケンカが耐えないボーンズと距離を置くため、ブースはアンジェラを連れて再び教会を訪ねるが…


(INT: Church)
217-5 

 

ANGELA: Did you two sleep together?
 〔あなたたちもう寝たの?〕


 ↑ いきなりそうくるかっ(笑)

 


BOOTH: Do you see where we are?  You don't talk like that in church.
 〔俺達どこにいると思ってんだ? 教会でそんなこと聞くなよ!〕


 ↑ ああ連れてくるんじゃなかったと、激しく後悔(笑)

 


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ボーンズは、FBIの取調室をブースの縄張りのように感じていた。それでもここに来るのはなぜかとゴードンに聞かれる。


(INT: FBI, interrogation room)
217-6 


BRENNAN: Domain... yes.  He's good at questioning people.  He can... he can tell when they're lying.
 〔縄張り?そう、彼はここで巧みにみなに質問し、ウソを見抜くわ〕


WYATT: Can you?
 〔きみは?〕


BRENNAN: I've learned a lot from him about people.
 〔彼から人間について学んでいるわ〕

 



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ダイナーで相変わらず衝突するブースとボーンズ。そこにゴードンが表れる。


(INT: Diner)
217-7 


WYATT: Yes I do.  You're both afraid that the reason Dr Brennan didn't sail off into the sunset with her boyfriend Sully might have been because of her ties to Agent Booth.  You are both quite wrong.
 〔分かるとも。君らは恐れている。ブレナン博士が恋人のサリーと夕日の彼方に旅立たなかったのは、ブースとの絆のためじゃないかとね。だが君達は二人とも間違っている〕


 ↑ あれ?サリーが旅立ったのは朝じゃなかったっけ? 
  ブースが朝食って言ってたような…。ツッコまない方がいいか(笑)

 


BRENNAN: Why didn't I go with Sully?
 〔じゃ、なぜ私はサリーと行かなかったの?〕


BOOTH: How's he supposed to know?
 〔先生が知るかよ〕


 ・be supposed to ~:~することになっている

 


BRENNAN: Sully is perfect!  We communicated well, the sex was incredible, he invited me to sail around the South Seas in a beautiful yacht for a year. I mean, why would anyone turn that down?
 [サリーは完璧よ。相性はいいし、セックスだってよかったわ。ヨットで一年間南の海に行こうって誘ってくれたのよ。これを断る人がいる?]


 ・turn down:(申し出を)断る、はねつける

 


WYATT: In my opinion, you are unable to lead a purposeless life at this stage in your psychosocial development. Which, by the way, is an issue you should address, because a certain amount of purposelessness is necessary to lead a full life.
 〔私が思うに、君は精神的にも社会的にも、目的の無い生活を送ることができないんだ。それはそれで、対処しなければいけない問題だよ。豊かな人生には目的の無い時間も必要だ〕


 ・lead:[他動]〈ある種の人生を〉過ごす、送る


 ・psychosocial development:心理社会的発達


 ・address:[他動]〈問題などを〉扱う、処理する 
   ↑ コレは全然知らなかった。こんな意味あるんですねえ。
   ゴードン先生のセリフは毎回発見です。あ~でも難しいよぅっ!


 ・a certain:いくぶんの、若干の

 



BRENNAN: I hate psychology.
 〔心理学は嫌いよ〕


BOOTH: You don't like it because he's saying that all this tension between me and you is... your fault.
 〔君がそれを嫌いなのは、俺達がもめてるのは君のせいだって言われたからだろ?〕


WYATT: Mmm, on the contrary. If anything, your issues are more pronounced, given that your behaviour is being affected by what turns out to be a quite irrational fear of being responsible for someone else's destiny.
 〔その逆だ。どちらかと言えば君の問題のほうが明白だ。君は彼女の運命に責任があるという馬鹿げた恐れ感じ、それに影響されている〕


 ・on the contrary:[文頭で]それどころか


 ・If anything:どちらかといえば、むしろ


 ・pronounced:[形]はっきりした、顕著な


 ・behaviour:ふるまい、行動


 ・affect:(悪く)作用する、影響する


 ・irrationa:理性を失った、ばかげた


 やっぱり難しいゴードン先生のセリフ。もはや私にとって鬼門ですね(゚_゚i)

 




ゴードンの指摘で、「ブースが原因で残ったのではない」と分ったボーンズは安心し、二人のわだかまりが解ける。


217-8 

 


BOOTH: We're back!
 〔俺たち元に戻ったぞ!〕


BRENNAN: We're back!
 〔戻ったわ!〕


 
 うぃーあーばぁぁぁぁぁっくっ!!(*^∀^)/\(^∀^*)

 
 ハイタッチして仲直り。君たち単純だよね~ホント…


 でもいいっすね、このシーン。

 



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事件解決後、ホッジと同棲すべきかどうかゴードンに相談するアンジェラ。ボーンズが席を離れた後、アンジェラはゴードンに、「あなたは一つウソをついている」という。

(INT: Diner)
217-9 


WYATT: I have no idea to what you refer.
 〔いったい何のことかな?〕


 ・refer:言及する、触れる



ANGELA: Brennan didn't run off with Sully because she cannot live a life without focus. She stayed because of Booth.
 〔ブレナンがサリーと行かなかったのは、目的のない人生がいやだからっていう所よ。彼女が残った原因はブースよ〕

 


ここはもう、アンジェラの指摘どおりでしょうね。ただボーンズ自身がそれを自覚してないというか。
ゴードン先生にしてみたら、FBIの仕事を遂行するために、とりあえず二人のわだかまりを取っただなんじゃないでしょうか。

それにしても、ゴードン&アンジェラの珍しいラストでした。



 


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