ウォーキング・デッド|2x11: 生かすか 殺すか | ひねもす のたり のたりかな vol.2

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海外ドラマと、2cellosが大好きなにぼしです。



TWD:2x11 Judge Jury Executioner (注:ネタバレあり)

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ついにデール……脂肪、




あ、違った(笑)、 死亡…


(私のPCってば…///orz///)



ついでにダリルのクールさに

私もノックダウン(笑)



今回のエピは印象を一言でいうと



  「オーメン」×「処刑人」


「処刑人」はもちろんダリル。



元ダイトルの“Judge Jury Executioner”は、「判事 陪審員 死刑執行人」で、判事がリック、死刑執行人がダリル、その他が陪審員、ということかな? 
デールはさしずめ、熱血弁護人てとこでしょうか。



デールを楽にしてあげるために撃ってあげるダリルは、
ポージングからしてモロに「処刑人」。
制作側も、演じてるノーマンも、ちょっと意識して作ってるっぽい。



「処刑人」といえば、三作目がつくられるらしいですね。
まだ準備段階らしいけど、撮影とかかぶったら、こっちは出れるのかしら?
無理やり死なせて、降板とかしないで欲しいわー・゜・(つД`)・゜・



あとカールはもろにダミアン入ってるっ!
不気味すぎて、なんか別のドラマ見てるみたい。

なんかいろいろ往年の映画を彷彿とさせる、それでいて、おもーいエピでした。

 



▼冒頭、ランダルを拷問にかけ、仲間の事を聞き出すダリル



 ボカッ!ゴスッ!ドカッ!


しょっぱなからバイオレンスなダリルに、ちょとビックリ。

チキンラーメン吹いちゃった  (^^:


最近いい人キャラが続いてたから、
そうそうこの人はこういう事も出来る人だったと、改めて思いました。


ランダルみたいな小物には、あれはキツイだろーなー。

かさぶた剥がしとか、どこで覚えたんだよ。

 




▼ランダルを殺す方向で意見が一致する中、デールは強く反対する。リックから時間をもらい、みなを説得して回る。



デールの最後の見せ場ですね。

この状況でどうするか、難しい問題です。
デールの言うことは一理あって、狂った世界とはいえ、
人らしくあることを己に課すのは大事なことだと思うのね。



でもランダルをとどめておく、
あるいはどこか遠くに置いていくってのは非常にリスクが高い。
隙をみて、仲間のギャング団のところに逃げ込まれたら、
もうリック達はアウトでしょ。



最初はリックがこのドラマの良心だと思ってたけど、
シェーンのことや、嫁のお腹の子供の事などなど、いろんな要素が絡まって、
ちょっとこの人も危うくなってきている。



そんな中で、唯一“人らしくあれ”と説くデールは、
このグループでは貴重な存在だったのかも。


「正しさ」を解く年配者は、たぶん傍からみれば「ウザイ」存在だろうけど、
むしろそういう人が一人は必要なんじゃないか。
そうでないとデールが言うように、ギャング団と変わらない存在になってしまう。

 

 



▼説得に来たデールに、ダリルは「自分は関係ない」とつっぱねる。



ダリルが、シェーンがオーティス殺したこと知ってた、というか見抜いてたのにビックリ。


シェーンがオーティスの銃を持っていた所から推測したみたいだけど、
意外と人を見てんだな。



あれ? でもシェーンが一人で戻ってきたとき、
ダリルはアンドレアとソフィア探しで森にいたんだけど。
あの首つりゾンビがいたシーン。



なんかもう千里眼???(笑)

 

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 ↑ ちなみに、このダリルの羽付きベストは、ダラボンのアイデアだそうです。

今月中旬に行われたファンとのライブチャットでノーマンが答えてました。


    ↓   ↓   ↓



“the wings were frank darabonts idea he really had this vision of daryl wearing the wings. i love them . like some dirty angry angel . its fun . ps i stole that vest”

 


“ dirty angry angel ”って・・・(笑)


ダラボンの中には、ダリルは羽しょった「怒れる天使」のイメージがあるんでしょうか?


なんかこの人もどんどん人間離れしていくな~(^^;

 

 




▼湿地に嵌ったゾンビに石を投げるカール


いや~、子供って残酷~~ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/



こーいうとこってあるんだろうけどさ、
なんかこう、面白そうにやられると、不気味だったらありゃしない。



こういう世界で育つと、情緒が妙な方向にねじ曲がりそうだ。



結局このゾンビが、カールを追いかけるために湿地から抜け出してデールを襲うわけで、展開が皮肉すぎて、なんかラストはおも~い塊を飲まされた気分よ。

 




▼ハーシェル家の居間で、ランダルをどうするか話し合われる。



Tドック、あんた空気すぎる!(笑)


もうちょっと喋れTドック!



デールの熱弁も空しく、なんとなく全体の雰囲気は「ランダル殺そう」的な方向に。



キャロルが「私に意見を求めないで」ってヒスってたけど、
いや、誰もあなたに意見求めてませんから(笑)
むしろ突然しゃべりだしてビックリしたし。

 



嫁も「食糧制限したら」って、



あなたの台所じゃないのよっ!!! ( ̄△ ̄;)



全部ハーシェル家の食糧でしょっ?!



相変わらず女性陣の発言にイライラさせられたわ。



結局失望したデールが、
「君が言うように、このグループは終わりだ」とダリルに言って、
家を出て行ってしまった。

 




▼湿地から抜け出したゾンビがデールを襲い、ダリルが楽にさせてやるためにデールを撃つ。



ゾンビの食欲はすさまじい。



牛食ったあとに人間か…


デールは食後のプリンか?



リックが止めを刺すためにデールに銃を向けるけど、撃つことができない。
ダリルがそれを察して、銃を取り、「ソーリー ブラザー」と言ってラスト。



ダリルって、人がやりたがらない汚れ仕事を淡々とこなすのね。
こういうところがこの人のいい所でもあり、
でも見ていて胸が詰まるシーンでもありで、今後もこういう役回りなんでしょうね。



今回はエンディング曲が無しでした。

はじめてかな? こういう演出。


ダリルの銃声が響いて、暗転、無音でエンドクレジットが流れる。

その分、ジワジワと重たい気分にさせられました。

 

 



▼次回、12話のトレーラー  Tドッグがしゃべってるっ!


 






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