またいつか | 月見草のブログ

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節分、そして立春。


今日は仕事で患者さんとお散歩しました。
歩きながら、咲き始めた梅を眺めて、春が来るんだなぁ~とかんじました。



とっても個人的なことではありますが、今日はこの場をお借りして、勝手ながら気持ちの整理ができたらな、と思います。








1月初旬にあの方が亡くなりました。


59歳でした。



彼女、A子さんは去年の春に出会い、わたしのアロマケアを娘さんと一緒に何度か受けていただきました。



亡くなったなんて、嘘のようです。





膠原病を患っていたA子さん。
そして生後まもなく、医療事故による低酸素脳症となり、いわゆる寝たきりの娘さんを介護されていました。



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夏前には別宅で、
娘さんのからだをアロマケアして、、、、


そしてお昼ごはんはA子さんのご主人がズッキーニのパスタを作ってくれました。

楽しくおしゃべりして、

次はA子さんのからだをゆっくりと施術、、、、
「気持ちがいいわ~、最高ね」と、普段は忙しく、リラックスできないと話すA子さんがそう言いながら、そのうち寝息を立てました。


ご家族3人の団らんに、ちょこっとお邪魔させてもらった、、、
そんな雰囲気の、ゆるやかな時間が流れていました。






はっきりと、そう、その時間を本当にはっきり思い出せるんです。




、、、、、もうあんな風におしゃべりできないのか。





「ゆみさん、頑張れ!」と症例発表にも協力してくださいました。




A子さんが最後にわたしにメッセージをくれたのは、症例発表の翌日。



入院先からいつも励ましてくれました。

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励ますべきは、わたしだったのに。






後悔の気持ちが襲いました。





忙しさに追われていたA子さんにもっと無理にでもアロマケアを受けてもらう時間をつくってもらえばよかった、もっと、、、、





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でも、葬儀で見たA子さんの穏やかなお顔。



ああ、お疲れさまでした。ありがとうA子さん。





「ゆみさん、また会いましょうね、これからもよろしくね」




不思議とそんな風に言われているような気がしてなりませんでした。





死は誰にでも訪れるもの。

特別なことではありません。



けれど、大切な方を失った喪失感は、残された人にずっしりと重く、深いものでしょう。



わたしはA子さんの家族ではありませんが、


いつも応援してくれた方が1人いなくなってしまったようで、ふと悲しくなります。




きっとご家族や親しい方はもっともっと辛いお気持ちでしょう。



でも



わたしがA子さんなら。






わたしが亡くなったあと、家族やわたしと親しかった友人には明るい気持ちで生きて欲しいなぁ、、、、




きっとA子さんもそんな風に思いますよね!



なので、A子さん、



これからも応援しててくださいね。



そしてまたいつか、お会いしましょうねっ(笑)


どうも、ご冥福を、、、という言葉がしっくりこないんです(笑)




写真は全てA子さんがわたしに送ってくれたものです。


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ご家族に了解を得て掲載させて頂いています。ありがとうございます。







そして、大切な人を失ったすべての人が、またいつか苦しみから解放され、前を向いて歩いていけますように。







またいつか。