お元気ですか?
昨日はヤラレちゃいました。
いや~、マイッタ。
何がって、キッチン大改造。
ビフォーアフター第1段をご紹介して以来、時間が経っていますが、完成版をご紹介できないのにはワケがあって…。
だって、完成していないんです。
仕上げの段階に入って、次から次へと問題次ぐ問題。
でも、とりあえずキッチンは使えるようになったし、と~ってもお洒落なキッチンになったし、と言い聞かせてきましたが…。
昨日、ついに待ちに待ったバーンドアを取り付ける段階に相成りました。
当初はアンティーク風に仕上げるつもりだったけど、木の目があまりに綺麗なので、主人が頑張ってリンシードオイルで処理したアレです。
ず~~っとこのときを待っていたのです。
ここまでは、イエ~~イ。
で、これがその絵。
プロの方ならきっとすぐに「アレッ?」と思うはず。
実は取り付け前に、ダンに、
「どっち向けにしたい?」
と聞かれたんですね。
エッ
どっち向けって、どっちでもいいってこと?
「好きな方でいいけど、通常は小さいパネルが上になる」
う~ん。そんなモノなの?急に聞かれても…。
てな感じで、このドアを選んだ時にお店で撮った写真をチェックしたのです。それがコレ。
え~~!頼んだのと違う!と気づいたワケです。
選んだのは、大きいパネルが上で、上部がアーチ状になってます。
でも、この後に及んで作り直してもらうのも大変だし、今まで気づかずにいて気に入っていたので、もうそれはそれいいことにしたんですが…。
私「でもこれ見ると、大きいパネルが上になってる」
ダン「どっちでもいいけど、通常は小さい方が上」
とまたいうワケです。
エ~、どっちにしよう~。
と言っている間にドアは裏庭に運ばれ、金具をつける穴を開けるために工具台の上に。
「どっちにする?あと3秒」
と言われて、ついプロのアドバイスを信じて、
「じゃあ、小さい方が上で」
これが大失敗。
取り付けが終わって見に行くと、何かがヘン。
主人も私のリアクションを見て、
「あんなに心待ちにしてたのに、テンション低いのはなんで?」
だって、なんかヘン。
最初は何がどうひっかかるのかわからなかったのですが、もう一度お店で撮った写真を見直して、
オーマイガッ
フレームが、下の方が幅広くて、上が狭い!
パネルの大きさではなくて、決め手はフレームの幅にあったのです!
そこでもう一度、取り付け後の写真。
だからパッと見ただけで、どうも座りが悪かったんですね。
それに気づいた瞬間は、キレそうになるのを抑えるのが至難のわざ。
超力で自分なりに平常心を保って指摘すると、
「どっちが正しいとかはないんだよ」
ダメだ~!
キレちゃいそう~!
「イヤ、あるでしょ。どう見てもこっちが上でこっちが下」
すると、
「玄関のドアでも、必ず小さいパネルが上。必ずそう」
とまだのたまう。
これは玄関のドアじゃなくて、飾りドアでしょう‼︎‼︎
とは、心の中で叫びました。
キャビネットのハンドルも、1カ所水平に入ってなくて、しかも1番目につくところだったので指摘すると、
「でもレベラーでチェックして付けた」
これは直してもらいましたが、
こっちも。
「レベラー使って付けたから、水平」
と言って聞かない。
皿洗い機も水漏れするので、ずっと使えない状態。水道管の水漏れではなくて、ドアの隙間から漏れるのです。
何度見ても修理できなかったので、ダン曰く、
「きっとコーティングがダメになってる」
今日、専門の人に来てもらいました。
「コレ、分解しました?ドアのスクリューが抜けてる」
なんかドアの閉まりがヘンだったんですよ。一応ロックはするけど、ストンと閉まらずに一瞬ガタッとある。
スクリューがないところは新しく付け、他のスクリューも締め直したら、タラ~~ン!
一挙に水漏れ解決
問題はダンに終わらずに、キャビネット屋さんとも残っています。
このガラスドア。
やっと届いたら、今度は留め金がない。
ガラスではなくて、普通のドアの状態で運ばれたので、ガラスを入れてもらうために送り返したのですが、なぜかダンは留め金ごと返したんですね。
で、やっと留め金も届いてはめてもらったら、裏がこんな状態。
すでに問題があったガラスドアです。
私が店のオーナーなら、2度目は念には念を入れて、自分の目で確認して送り返すところ。
このオーナーは、チェックすらせずに送ってきたのです。
こんなものを送り返してくるオーナーもオーナーなら、取り付けた時にこの不備に気づかなかったダンもダン。
さらに留め金も、バタンと閉めてもブレーキがかかってソフトに閉まるハイグレードのはずが、まずきちんと閉まらない…。
主人なんて今日は、朝から血圧上がりっ放し。
なんかここに来て、今までずっと抑えていたものが爆発したようで…。
私的には、バーンドアが最後の砦を崩壊しちゃいました。
ダンもキャビネット屋さんもいい人なんですが、きっとここまで大きな仕事は、今までやったことがないのでは。
今思えば、例えばフローティングシェルフのことだって、ダンもキャビネット屋さんもどういうものか詳しくは知らなかったし、我が家のキッチンのデザインは、彼らのキャパを超えていたんですよね、きっと。
今日は、午後からまたドア屋さんに行ってきます。金具をつけたところには、穴が開いているので、このドアを外して取り付け直す、というわけにはいかないのです。
新しいドアを買い換えて、またリンシードオイル塗りのやり直し。まさに双六で、ドーンっとふりだしに戻った心境。
こんなの贅沢な悩み。
九州の被災者のご苦労を思うと、こんなのは些細なこと。
そう主人と2人で言い聞かせています。
でもやっぱりア~~アは拭い切れない。
と、ここまで書いて、キャビネット屋さんが手配してくれた修理の人が来てくれました。
で、ガラスドアもキレイに、優しくソフトに閉まるように!
ガラスドアの裏側も、コーキングしてもらって解決!
ちゃんとその道の職人が手がけてくれると、ドア1戸にかかる所要時間わずか10分。
やっぱりダンには荷が重すぎたんですね~。
主人の血圧も下がりました。
Thank Goodness!!!
では、お元気で!
Have a nice day!