goodtimesと私 | ヤマザキユウキのブログ

ヤマザキユウキのブログ

kittoneのベースです

おはようございますこんにちはこんばんは。
goodtimesサポートベースのヤマザキです。



久しぶりに筆を執っております。‪6/22‬大阪2nd LINEでのgoodtimesワンマンライブ、ありがとうございました!


(ワンマンを行う前に書いていますので無事ワンマンが終わったかどうかもわからないですが無事終わっているといいなという願望を胸に書いてます笑)


いつだったか忘れましたがgoodtimesのギターそうしさんのパートチェンジ(ギター&作曲&編曲&MCの茶々入れ→作曲&編曲)が発表されて、一緒にステージに立つ最後の日となるのがこのワンマン。というわけで皆様いろんなお気持ちで各地からお集まり頂いたのだと思っています。まあこれワンマン前に書いてるんで全部想像ですけど。そうだといいな…


ワンマン中に僕が皆様へ向けて話をすることはないだろうし(前回のワンマンの謎のロングスピーチは特例中の特例)、もし仮に話をさせてもらえたとしても思ってることのきっと半分も伝わらないだろうなと思ったので、自分の気持ちを整理する意味でもこうしてブログを書いています。ワンマン来て頂いた方もそうでない方もそんな感じで良かったら読んでってくださいな。別に読まなくても何も問題はないです笑



まあこんな超個人的なところで書くわけなんで、多少好き勝手に書かせてくれとは思ってます笑
もちろん人が見てくれたら嬉しいけれども、普段あんまりメンバーの話を人にしないし写真をSNSとかに載せるのもなるべく控えてるんです。気配りというかマナーですね。でも今日くらいはいいかな。


怒られたら消すから笑





えーと何から…メンバーの二人との出会いから遡るともう10年ほど前ですね。当時僕は埼玉の北浦和KYARAという小さなライブハウスで働いていて、バンドはおろかベースも始めておらず生粋の社会不適g…ライブハウスのスタッフとして青春ともいえる日々を過ごしていたわけであります。



埼玉の北浦和というところは、田舎過ぎず都会過ぎずで地元民ながら微妙な立ち位置の土地です。それもあってか、ほっといてもツアーバンドがバンバンくるような場所でもないんですね。特に馴染みの無い自分が好きなバンドとかに北浦和に来てほしいなと思うと、もう自分が足を使って動かないとなかなか難しい土地でした(当時はね。今は詳しいことは知らないから興味があったら是非キャラのホームページのスケジュールだけでも見てみてね)。僕が働いてた時は幸い自分以外にスタッフがたくさんいたので、わりとフットワーク軽くいろいろできていました。ありがてえ。



あの、マジで別にライブハウス論を偉そうに語りたいわけでもないし僕なりの見解をかなり雑に書いているのでそのあたりももろもろ察してね。笑


話を戻します。そんな感じなので休みの日にいろんなライブハウスに行ったり、あとは先輩に言われたことは何でも断らないスーパー雑用として名を馳せていた(いない)ので、いろんなバンドのお手伝い(荷物運び、ライブの関係者受付、セキュリティ、ふんどし一丁で神輿担ぎetc)をさせてもらったりしていました。まあ普通に楽しいし勉強なるし。神輿は勉強なるかわからないけども…笑

そんな中であるバンドのスタッフとしてO-WESTに行った時にたまたま都内にいて遊びに来ていた朝陽さんと出会ったのが最初。10年くらい前なのにはっきり覚えてる!



恥ずかしながら当時の二人がやっていたバンド、名前も音源もきいていたけどちゃんとライブを見たことはなくて、そこで紹介して頂いたことで興味を持って改めてライブを見に行ってみたんですね。渋谷CYCLONEだったかな。



そのたった一回のライブで、二人に対し今に至るまでマジパイセン超ヤバイっす!絶対服従っす!一生着いてくっす!的なスタイルになるほど衝撃を受けた、という。そんな出会いでした。



んでそのあと、やっぱり北浦和にもどうにか来てもらえないだろうか…絶対埼玉の人達にも好きになってもらえると思うのにな…などと思いつつ悶々と日々を過ごしていました。



そしたらそのちょっと後のある日。ツアーで北浦和に来てくれる予定のバンドと打ち合わせをしていたら「せっかくだし北浦和に来たことないバンドも俺たちのツアーで来てもらってヤマザキくんに紹介したいな。○○(二人がやってたバンド)とか好き?」的なことをそのバンドの方が聞いてくれて。マジ神。「超好きです!来てほしいです!」と言ったら本当にそのバンドからお誘いしてくださって、すぐに出演を決めて頂いた。二人のバンドもミニアルバムのリリースツアー中だったし前後の日程の都合とかいろんな兼ね合いがあって決まったことだろうし特に北浦和っていう土地に何も特別な思いはなかっただろうけども笑

そのバンドの方のそういう粋な計らい、心意気も含めて嬉しかった。イチ、ニ、サンでジャンプするくらい嬉しかった。これ読んでくれてる方でそのバンドが誰かわかる方いたらヤバイな。いないかな。今でも第一線で活躍する憧れの先輩です。



それで当日迎えたわけなんですが(気合い入りすぎて前日一睡もできず。この頃から豆腐メンタル)、やっぱり最高でした。ライブ。ソールドアウトで熱気がすごくて冒頭にも書いたように小さなライブハウスだったんで、環境としては一言で言うとただのミニ地獄だったんですが。マジファイヤー。室温と湿度が。



それからも関東に来るときはライブに行かせてもらい続けて、仲良くして頂いていました。まあ、普通のライブハウスの人とバンドの人っていう距離感でしたが。



そして時は経ち、その3年後くらいですかね。大阪に引越したんです。私。バンドをやりに、弾けもしないベースを持って。何故大阪?というのは今考えると自分でも意味がわからないので割愛します。なにぶんいきなり知らない土地に行くわけなんで人並みに不安な気持ちもあり、朝陽さんに電話して住むところ相談乗ってもらったりしてたんですよね。むしろそれを口実にたびたび電話をかけて、かけては大阪のこと以外にも朝陽さん自身のことをいろいろ聞いたりして、非常に鬱陶しがられていたと思います笑

それでいよいよ引越してまずはアルバイトとバンドメンバー探すところから始まったんですが、それと同時くらいに二人のバンドのお手伝いをさせてもらえることになりました。バンド組むまで暇だしバンドに関わることをなんかしてたいって思っていたのでありがたいなーなんて思って何回かライブに雑用という名の機材運びとして行かせてもらいました。



実は大阪行く前に車の免許を取ったので、僕!運転できます!と言ったもののすぐに年齢の関係で車の保険が適用にならないことが発覚。結果、ただのお荷物として場をイラつかせることに成功した。いや嘘、あの人たちはいつだって優しかった。消えたい。優しさが逆に痛い。こうして僕のペーパードライバー歴は始まったのであった…



それでまあ自分のバンドが決まって晴れてバンドマンとしての生活が始まり、バンド活動は自分が思っていたより忙しく(特に若手中の若手だったためバイトもたくさんしなきゃいけなかったので)、お手伝いすることもなくなっていった。そしてそこからさらに3年後くらい?その自分のバンドがなくなることになったので埼玉に帰ってきた。そのすぐあとかな、二人のバンドからメンバー脱退してベースを探すっていうのを知った(twitterで見た)。僕もまたバンドがやりたくてメンバーを探していた時期で。とりあえずいろいろ考えるより先に電話して。なんやかんやあってサポートとして一緒にやらせてもらえることになった。まだバンド名goodtimesになる前ですね。その初顔合わせの時くらいからやっとそうしさんと話をするようになった気がする。笑



いやタイミングよ!!

ちょっと前まで大阪住んでたよ!!!!笑



とは思ったけど、距離とかタイミングとかでやりたいことでも素直に諦められる性格なら多分最初からバンドなんてやってないわーって今でも思うし、埼玉に住んでるって知っていながら一緒にやろうかって二人が言ってくれたのが嬉しかった。だからやらせて頂くことにした。家が離れてることに関してはマジご不便しかおかけしておりません。が、今のところ埼玉を離れる予定は無いのでしばらくは通い続けることでしょう。月の半分大阪にいるようになったら引っ越そうかな。それか長時間の移動でこの腰が砕けるまで…(筆者は腰痛の持病アリ)



んで、それからまたさらに紆余曲折あって一回離れてた。goodtimesっていうバンド名になった時は僕は他でバンドをしていたんですよね。またtwitterで見てバンド名が変わることとか初ライブをやることを知った。笑
昔からそういうのいちいち教えてくれないの!水くさい!笑

で、まあ僕がその時のバンドを辞めたタイミングでまた合流して。そっから今まで来てるわけです。


長くなってしまいましたがそんな感じで今までやらせてもらっていたんです。そしてgoodtimes(当時はL)に参加し始めてしばらく経つまで、上に書いた荷物持ちの若者が実は僕だったってそうしさんの中で一致してなかったみたいでそれが発覚した時すごい笑ったんだけど笑

長い年月を経て、「なんかめっちゃアンプ運んでくれるやつ」から「サポートでベース弾いてるやつ」に昇格できました笑


面白いもので、そうしさんだけでなく知れば知るほど周りの人も音楽もどんどん好きになっていくんです。goodtimesというバンドに参加していると。心から大好きで尊敬している人達と同じステージに立って目の前のあなたたちに向かって、ある意味では自分自身に向かって、体全体で思いっきり演奏ができる喜びは本当に本当に格別です。やればやるほどもっとこうしたいああしたいって思いが膨らむしそういう時だけ前に進んでる気もするし、それはもう言うなれば僕の生きる喜びの全てではないかと思うほどです。



(あとは美味しいもの食べてる時とか、休みの日に二度寝をする時とか、温泉に入っている時とかアイドルのライブに行った時に生きる喜びを感じます)



いや冗談はさておき、そんな感じなので今回パートチェンジして今後ライブはそうしさん以外のメンバー(言うてもメンバーは朝陽さんだけ)でやっていくするって聞いたときは驚いたしその先のこともすぐには想像できなかったですね。驚きが100だったかな。脱退でも解散でもないし全然悲しい別れとかではないからあまり大げさに言いたくはないんだけども。むしろ嬉しいことじゃないですか。僕みたいなサポートメンバーからしたら、あの二人がやりたいようにやれるのが一番嬉しいことですからね。



そして多分だけど、あの二人はあの二人がやりたいことをやりたいようにやるのが一番パフォーマンスを発揮できる気がするんだよね。あっ偉そうになった



すみません!






はい笑
そうしさんって僕から見たらすごく職人気質というか、自分のこだわりをしっかり持っていて自分のペースをすごく大切にする人だと思うんだけど、でもそれ以上にいつも僕らサポートメンバーがやりにくさを感じないようにって気にかけてくれて自分よりいつも周りの僕ら優先で考えてくれていたんですね。無理させちゃってる時も多分めちゃくちゃあったんじゃないかな。ほとんど愚痴みたいなことも言わない人だし。

そしてこれは全然関係ないけど喋りがめちゃめちゃ面白い。二人っきりの時でも笑わせてくれるホスピタリティの高さ。視聴率ゼロでも手を抜かない。プロです。笑

goodtimesって朝陽さんの面白さがクローズアップされがちだけどそうしさんもまあまあヤバイよ。僕は昔あの人が書いていたブログで真夜中に腸がよじれるくらい笑ったことがあります笑



基本的に嘘つかない人やし歯に衣着せないからはたから見たら結構キツイことも平気で言ってるように見えることもある…のかな?でも本来メンバーを楽させるための存在であるサポートの僕にたくさんいろんなこと教えてくれていて、今でも楽しく真剣に音楽を続けられてるのはあの人のおかげな部分がめちゃくちゃでかいです。真剣にやるからその分辛いことも当たり前に多いけどね笑
自分と向き合うとはそういうことです。



若かりし頃、間違いなくライブハウスの楽しさ、音楽の素晴らしさ、バンドというものの格好良さをステージの上から教えてくれていた存在なんですけど、今では演奏する側としてのそれらを同じステージの上で教え続けていてくれているわけです。

あぁん…
胸熱…


まあ〜自分の気持ちだけで言うと、正直最初にパートチェンジの話を聞いた時、マ???って感じだったしめちゃくちゃ嫌だった笑

ライブもまだまだ一緒にやりたいし、何気ない時間だって一緒に過ごしてたいし、ていうか何よりそうなってきたらいよいよ会うことめちゃくちゃ減るんじゃないかなって思ったしね。プライベートで会ったことほぼ無いからね!あのひと絶対インドア派だから!笑



でも、嫌だって思う気持ち以上に、頂いたものの方が圧倒的に多いわけで。だからかわかんないけど、わりとすんなりと理解できたし、何より本人がそうしたいならそれが一番良いだろうと思ったし、そのために微力ながら力になれたらなーなんて。思いましたとさ。

具体的には曲作りの時にベースも使うみたいだから機材貸したりとかね。マジ微力…!笑


あとはまたレコーディングも参加させて頂く時にはそうしさんも当然その現場にいてくれるでしょうし。関わり方は一部変わるところもあるけれど根本の部分は変わらないですね。


そういう気持ちで、そうしさんとの残り少ないライブ活動をしてきました。パートチェンジ発表されてからのライブは4本。少ねえー!笑
そもそも感傷に浸る余裕なんて無かったし。もういつも通り、必死に真剣にやったよ。やっぱり何回やっても毎回新鮮で刺激的で最高のものです。このバンドのライブは。今のところ、代わりになる存在は見当たりません。


そしていよいよ迎えたワンマンライブ。最高でしたか?!笑



わー。ドキドキするなー。でも当日は、やっぱりいつも通り最高に愛に溢れた楽しくて面白くてあっという間の時間なんだろーな。まだ何もわかんないけど笑



そしてワンマンの後のことですが。皆様の目の前に現れる時、見た目は違えど曲は変わらずあの二人が作った最高のミュージックですので。そこはブレないですし、いろいろ期待しておいて頂けたらなーと勝手ながら思います。そしてその期待を楽々超えていける我々にならなきゃなーとも思います。サポートだけど。サポートだからこそかも。我々というか、ほとんど自分に対する戒めというか課題ですな。まあわかんないよねこれからのことなんて。何をするにしても。ただ僕は、今までと変わらずgoodtimesの音楽とバンドの活動に関わる全てのことを全力で楽しんで、今以上に本気で自分自身や音楽と向き合いながら邁進していきたい所存です。これからも何卒よろしくお願い致します。




そんな感じでございます。またすぐライブハウスでお会いできるのを楽しみにしております!





と、ここまでがワンマン前に書いてたところなんですが。

最高でした!!!
来て頂いた皆様、その場にいなくとも知って頂いていた皆様、エールを送って頂いた皆様、関係者の皆さまありがとうございました。

そうしさんお疲れ様でした。そしてこれからもよろしくお願いします。

本編最後の曲、僕が二人に出会った頃の曲だったんですよね。これが二人の見ていた景色なんだな、とちょっと感慨深かったです。


写真はあんちょびさん(‪@sai_acb410)‬が東京から撮りに来てくれました。良い写真!僕らの、ここにしかない大切な瞬間を残してくれてありがとう。

さて、それでは埼玉に帰ります。今日はレコーディングでした。goodtimesの新曲を録ってきましたよ!これまた完成するのと、聴いてもらえるのが楽しみ。楽しみにしててほしいし。


長々とお付き合い頂きありがとうございました。
それではまたどこかで。

goodtimesサポートベース
ヤマザキユウキ