クレイジーの称号 ① | 【あの すいすい が更新した!】乃木坂46メンバーの高山一実が見た時点で終了した、99.9%実話に基づいたブログでR。

【あの すいすい が更新した!】乃木坂46メンバーの高山一実が見た時点で終了した、99.9%実話に基づいたブログでR。

乃木坂46メンバーが実際に見に来てくれるのか?その実験的なブログです。それを餅ベーションに書いてます。ですので、実際にメンバーが見てくれたと分かった時点で終了するブログです。
一般向けではありませんので、民間人は見ないで下さい。時間の無駄で、面白くないです。


それは、青天の霹靂という言葉が、最もふさわしい出来事だった。
  (まあや、「霹靂」⬅︎ へきれき  ね。)



マカオタワーからバンジージャンプをする予定ではいたが、それは来年の話で、友人らを引き連れて、撮影を頼むつもりでいた。

それを前倒しして飛んだのは、単なる軽いノリからだった。

こういった『嫌なこと』は、いついつに飛びますって決めてしまうと、その日までずっと、胃が痛い思いをしなくてはならない。

僕はチキンだし、意気地無しなんで、日にちを決めて ぶっつけ本番ってのは、とても苦手だ。

だから、自分で「いける!」ってタイミングで、勢いで飛びたかった。

予行練習でもしないと、とてもじゃないが難しい課題だった。



ひとりでマカオに訪れていた僕は、対岸からマカオタワーを見るたんびに、遠くからでも分かるその高さに、改めて愕然とし、飛ぶと宣言した事を後悔していた。

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だから、遠くから眺めるだけで、タワーに近づけないでいた。





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マカオは カジノが24時間稼働してるので『眠らない街』のような印象があるが、それはカジノの周辺だけで、街そのものは、20時くらいには 次々に商店はおろか、飲食店もシャッターを閉めてしまう、そんな街だった。

カジノを楽しむ客が多く、カジノの店内にレストランがあるので、外で食べる必要がないことから、夜の街は、賑やかなカジノ周辺と比べ、人通りが驚くほど少なく、閑散としていた。


そんな独特の街なので、カジノ以外に遊ぶ場所は、ほとんど無かった。


外にいると、どうしてもマカオタワーが目に入るので、あまり見たくなかった僕は、カジノに引きこもるかのように、時間潰しをしていた。

ここは、ペットボトルのミネラルウォーターもタダだし、ワゴンのコーヒーや、ロイヤルじゃないミルクティー、烏龍茶もタダで飲める。

店によっては、麻雀もやってるので、ミルクティーを片手にギャラリーしてるだけでも楽しい。



その日僕も、ささやかな賭け金で遊んでいた。

そんな僕を夢中にさせるスロットマシーンがあった。

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右リールにある[ U-SPIN ]

これが有効ラインに止まると、上のルーレットが回る。

ハズレ無しで、獲得枚数もエグい。

等価交換のマシーンは無いが、それでも最高レートの 20セント台。 

20セント台とは、払い出しは 1ドルの1/5 なので、例えば、100クレジットなら、20ドルの払い出しになる。

割はいいけど、リスクも高い。

この台の特徴は、最低ベットは40である。

つまり 1ベットでは回らず、必ず40ベットを毎回賭ける必要があるので、クレジットはみるみる減っていく。

ただ、フルラインが当たりになるので、払い出し枚数も多い。

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これは、オールセブンのような状態なので、1400の払い出し。

その1400表示の右横が、実際の獲得香港ドル。 580HKDだと単純に16倍計算で、9280円てところか。

ここで止めてもまずまずだが、最初の投資に300HKD使っていたので、飯代くらいにしかなってない。

こんな勝負なら、日本でも出来るので、せっかくマカオに来たんだから、僕はその勝ち分を転がすことにした。







                                つづく