長期政権のマスコミとの付き合い方 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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以前からそうだが、最近特にテレビのニュースを見なくなった。
あまりにでたらめで腹が立つことが多くなったからだ。

例えば、31日のNC9ではMCが西村大臣に「コロナ対策で政府がアクセルを踏んでいるのかブレーキを踏んでいるのか分からない」と批判した。
こいつは馬鹿か?

ブレーキは止まるときや急速に速度を落とすときに使うもので、車の運転中は基本的にはアクセルの使い方でエンジンブレーキもうまく使いながら車速をコントロールするのだ。
乗客(国民)がどちらを踏んでいるのか分かったらコロナが退散するとでも思っているのか、この馬鹿は。

といった感じでテレビに毒づくが、どのニュースもこの調子なので怒ってばかりで健康に良くないのだ。
私ですらそんな感じだから、安倍総理をはじめ、当事者として頑張っている人たちはかなり腹が立ったり嫌になったりしているはずだ。

第一次安倍内閣や麻生内閣はマスコミにつぶされたといってもいいほどだから、特に安倍総理や麻生副総理はマスコミに対して特別な思いが有るのではないか。
しかし、時々マスコミに反論したり批判する麻生副総理に比べ安倍総理はじっと我慢の子を貫いている。

政権復帰前の総裁選当時や総理になりたてのころは、フェイスブックなどを使ってフェイクニュースに反論することも多かった。ところが、最近は反論することはほとんどなく言われっぱなしで、支持者としてはなんだかつらい。それに、正直ストレスもたまる。

しかし、さすがに安倍総理は私などよりはるかに人間が大きい。
前エントリでも一部をご紹介した月刊Hanada9月号の編集長インタビューで、花田編集長と次のようなやり取りがあった。

編集長
批判ばかりで、さすがに嫌になったり、腹が立ったりしませんか。

安倍総理
それは全くありません。成果が出てくれば分かっていただけると信じていますから。
それと、私の祖父・岸信介が常々言っていたことなのですが、「総理大臣にとって一番肝要なことは、腹を立てないことだ」と(笑)

(月刊Hanada9月号 39ページ)

これは、総理自身だけではなく、総理を支える官邸のメンバーの共通したマスコミに対する心構えというか対応の仕方であるようだ。総理を身近で最も支えている菅官房長官も同じく月刊Hanada9月号の編集長インタビューで次のように語っている。

編集長
新型コロナ対策は、世紀にあるかないかの大事件ですから仕方のない面もありますが、なかでも批判されたものとして、「アベノマスク」が小さい、配り方が遅い、足りないと叩かれ、歌手の星野源さんとのコラボ動画を配信すると「のんびりしている」と叩かれた。実際、安倍さんは不眠不休で仕事を続けていて、あの時も帰宅してから動画撮影した。
ああいう報じ方をどう思いましたか。

菅官房長官
あれこれ言われましたが、政権は権力を有していますから、批判されるのが当たり前です。それに耐えられる体制がなければ長続きしませんよほど覚悟してやらないと、短期政権で終わります私たちはあまり気にしない、やるべきことをやってきただけです。

(同上 55ページ)

官邸はマスコミの扇動で一時的に支持率が下がってもやるべきことをやれば必ず支持率も戻ることがよくわかっている。菅氏が言うように「批判されて当たり前」くらいの気持ちでやればストレスも少なくなるのだろう。であれば、こちらもスカッとするような反論を期待してはいけないのだ。

それでイライラしたり批判を強めたりすれば、総理はむしろそちらの方が気になるだろう。
安倍総理はかつて阿比留記者に次のようにこぼしたことがあるという。

『左派からの攻撃は当たり前だから平気だが、本来は同じ方向を向いている保守系からの攻撃には「ちょっとこたえるね」』
(阿比留さんのフェイスブック 2013年6月17日 より)
https://www.facebook.com/rui.abiru/posts/585308458180476

これは第一次政権時の言葉だが、その気持ちは今も変わらないのではないか。
月刊Hanadaのインタビューも、ほとんどが保守系の疑問や不満に答えるものとなっている。
安倍総理は左派マスコミの攻撃より、そちらの方が堪えるのだ。

安倍総理は本来、親中派や加藤紘一、河野洋平両氏のようなリベラル左翼が長く主流を占めてきた自民党の中では跳ね返り者扱いされていた。しかし、現実の外交では中国に対しても「ブレーキかアクセルか」のような単純な政策はとれない。

世界の平和と秩序を維持するための、わが国や安倍総理にしかできない役割というものがあるのだ。
だから、せめてマスコミから受けたストレスをぶつけて、頑張っている政府の足を引っ張るのは控えたいものである。

(以上)

 

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