じゅげむのブログ

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読書と日々の生活

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桜がもうほとんど散ってしまいました。今年は天気が悪い日が多く、残念でした。

来年は、もっと楽しめますように!

 

最近読んだ本から。

 

『よそんちの子』いとうみく(ほるぷ出版)
 四歳のかながしばらく泊まりに来て、一年生のなこは最初はちゃんとお世話をしようと思うのですが……。
 自分がないがしろにされているようななこの気持ち、ほかの家族との行き違い。みんなの気持ちがよくわかって、はらはらしたり、あたたかくなったり。出てくる人たちみんながそこにいるように生き生きとした作品でした。

 

 

『1ねん1くみの女王さま おたのしみ会で大さわぎ』いとうみく(学研プラス)
 おたのしみ会なにをやるかでにぎやかな1ねん1くみ。女王さまひめかちゃんは大なわとびを主張するけど、結局ドッジボールに決まって……
 ドッジボールのときもそめかちゃんのものすごい存在感! ちょっと迷惑だけど、そばから見ていたらおもしろそう! ひめかちゃんにあきれながらだんだん楽しくなる一冊でした。

 

 

ロシアによる戦争に気が滅入りますが……いよいよ最終盤の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にいやされる毎日です。

最近の目標は規則正しい生活。

 

最近読んだ本より。

 

『黒牢城』米澤穂信(2021/6/2 KADOKAWA)

 

 直木賞作品。信長に叛旗を翻した荒木村重の立てこもる城で起こる事件。解決に窮した村重は、捕縛している黒田官兵衛に知恵を借りる……
 ものすごく興味を引くシチュエーション、魅力的な登場人物。普通のミステリーとしても、歴史の謎解きとしても楽しめる作品でした。戦国の人々の必死さも伝わってきます。

 

 

 


 

冬季オリンピック、けっこう熱中してます……

そして、大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』がおもしろい!

 

時間がかかりましたが、ようやく、去年読んだ本の感想を終わらせられそうです。

 

『かすみ川の人魚』長谷川まりる(講談社)
 汚れた川で見つけた人魚を、山の池で育てることにした少年と友だち。興味を引かれるが少しこわい雰囲気がよく描かれている。しかし、その人魚を探しているらしい人もいて……。普通のイメージとはちがう人魚に引きつけられ、急展開に引きつけられ、一気に読むことができ、後味もよかったです。