帰ってから急いで用意!
ビリンバウに巻きつける服を増やして、少しでもスーツケースに空きがでるように。
やっとスーツケース空いたと思ったらテセラン夫婦から沢山おみあげ頂いた!
嬉しい反面、カシオーラはちょっと前にウチの前のドンキーホーテで10円で売ってるの見てしまった代物。
ビリンバウの包装をパルダウに頼んで一緒にまく!
巻き方もやはりパルさん上手い!
そして取っ手の紐をくくりつけるんだけど、それも上手い!アタバキ作る時に学んだと言っている。
しっかり巻いて入念に縛り更にテープを巻く。
流石道場手作りしてるだけあるな〜頼りになる。
やっとできた。ガッチリできた!
それにしても多いな〜ココにこれ持ってきてるのもまぁ無理くりだしな。
スーツケースにビリンバウに服巻き付けて、マウンテンリュクの中身は全部カバッサと横にも4つぶら下げる、小さいリュックにはパンパンに貴重品やカメラなど。そして小さい袋に少しカバッサ。
貰ったパナマハットを被る。
ビリ、カイナナ、タイア二とも強くハグしてお別れ。ありがとう出逢えて良かったよ!いつも気にかけて声かけてありがとう!人見知りなタイアニも最後の方は少し話すようになった。
空港へ。
アメリカンエアラインのチェックインの列が長い……中々進まないし時間焦る。テセランがずっとついててくれてやっとチェックイン。そしたらカウンターのお姉さんがどうやら、これは何だと?僕が楽器だと言ってもこんなの見た事無いと言って信じて貰えず。すかさずテセランが応戦、携帯の写真見せて、こうやって使う楽器だと。
でもビリンバウは長いからオーバーサイズだからダメだと200ドル払ってくれと。テセランがそんなのはおかしい、来る時もこれで来てるんだからいけないのはおかしいと!色々言ってくれてる。お姉さんも怖い顔になってるし
高さは150以内だからその長さは無理よと言っている。でも待てよ確かそれボネカさん調べてくれて150センチちょいでメストレブランダァンに作って貰ったはず。
メジャーで測ってみてと言って測ってみる「高さはまぁ良いけど横幅が規定よりはみ出てるし駄目よ無理よ」と……
おまけにスーツケースも2キロオーバー。
こりゃ困ったとテセランがパルダウ兄貴を呼ぶ、どうしたどうしたとマッチョパルダウがまた引き下がる。カウンターの姉さんも呆れていて、僕がもう良いよ払うよというと「ダメだマッチ200ドルだぞ!何とかする!」って言って他のカウンターにパルダウが聞きに行ってくれて、戻ってきたらすぐさまビリンバウ担いで後ろに戻る
「ど、どーするん?」
「もっかいビリンバウの全部バラして服の分を除く」
「時間ないよ、しかも詰め直しても詰める所ないし……」
とコエリーニャがいつの間にかデカイカバン買って来た。
ビリンバウの包装はシッカリ巻いて紐で縛って巻き付けたせいで中々取れない!テセランがいつの間にかカッターを借りてくる。そしてテセラン嫁(プチー)がテープを買いに行ってくれて物凄い速さで皆んなチームワークで動いてて見る見る外して包み直していく業者のようだ。
そしてもう一度カウンターへ。
お姉さんも何だろこの人達は、もう仕方ないわね、ぐらいになって笑顔になってる。
そして不思議なのは預け荷物3つなんだけど。
どういう事だ?
さっきパルダウが違うカウンターのお姉さんにどうすれば良いのか聞きに行って、なんか裏技を教えて貰ったみたい。今でもわからない恐らくイケメンパワーでしかないしそれで通った。
最後にはお姉さんがそのカポエイラってどんななの?何か名刺ある?興味あるわって言ってパルダウとテセランが名刺渡して笑顔で談笑。さっきまであの雰囲気からこんな風に持って行くって何だこれイケメン炸裂やん!!す、凄い!このラテンの底力凄い。何とか押し込んでく力は半端ない最後のこの出来事、コエリーニャに言わせればこれが普通よ、私も良くあるわと。本当かーい!!
でもあんなに急いだのに、結局飛行機が出発遅れて夜中の2時に出発になった。
申し訳ないから、先に中に入ろうと思う。
今回エクアドルに呼んで貰えて沢山のサプライズを企画してくれたし沢山の思いやりの言葉と触れ合いがあり。先生同士の団結というか信頼感とファミリーな感じがとてもとても強かった。家族は血縁だけのものではないと言ってたのが印象に残る。
自分もこのファミリーに入れてもらった数日間。忘れられない暖かい物を受け取りました。
ありがたい気持ちでいっぱいです。
握手やハグはエネルギーの交換だと言っていた。
ありがとうCM Pardal Professor Tecelao Professor Biri Formada Cainana
Coelhinha e membro do Gueto Equador!!
お別れのゲート俺が見えなくなるまでみんな手振ってた。ゲートの自動ドア閉まってしばらくしてもまだそこに居て手を振ってた。俺が角曲がるまで
「あ、こないだ話した日本人の見送り方や……」
誰かの書き込みに書いてあった、3つの幸せがある。
人からしてもらう幸せ
自分で見つける幸せ
そして人にしてあげる幸せ
本を調べたり人に聞いたりして知識を得て、
経験をして心に感じる
自分の中で試し繰り返し熟成させる
それが新たな物となり次の人に伝えていく…
帰ったらこのエネルギーを手と手でハグでカポエイラでエネルギー交換をして行こう
今回のこの荷物の量は多い。カバッサが割れたら嫌だな、何か届かなかったらどうしようって欲張りだ旅の想い出と同じくらい多い。
そして人生のようだ、沢山持っていこうとする。
壊れないようにするけどでもいつかカバッサも割れる時も来るだろう。
その時に受け入れる、強さをカポエイラで学ぶのかもしれません。そんな風に思いました。
と、まぁエクアドルの空港で呼び出しがかかり、下に降りて預け荷物の検査チェクをさせられる。
せっかく包装したパルダウが買ってくれたカバンの中身をチェクさせられる。警察は怖い顔で見ている。麻薬捜査犬もいる。
少しでも怖い警官の顔が緩めばと思った。
やっとエクアドル出発してマイアミに。
飛行機遅れたせいで着くのも遅れる。隣のデカイおじさんが無愛想なあげく、幅もとるし、イビキが超うるさくて寝れなかったが少しづつ進んでる。
そしてマイアミに着いて乗り換えで荷物受け取って、再び流すだけなのに、荷物が中々でてこない。
ヤバイ……遅すぎる。
やっと荷物出てきた頃にはもう、乗り換えの時間10分前みんな走ってる。
でも間に合わなかった。カウンターで言われたのは、着くのは明日の同じ時間の飛行機に乗ってということです。
マジか〜っ!!仕方ないかとも思うが水曜日のレッスンに間に合わない。
めっちゃ休んでるのに申し訳ない気持ちでいっぱい。すぐさま連絡しようとするが、空港ではWi-Fiつながらず、ホテルのチケットなど渡され、すぐバス停へ。色々なホテルのバスは来るものの指定のホテルのバスは1時間程待ってもこない…本当にここで合ってるのかな〜〜と思った次に指定のホテルのバスが過ぎ去っていった。次にくるのは1時間後だという。
1時間また待ち続けバスにのってホテルへ。
チェクインしようとしたら満室で出来ないと言われる。
午後になるまで座って過ごし、やっと部屋に入る。
バカみたいにデカイ。
マイアミ観光する気力もお金もなくとりあえず今回は疲れを取る為に寝る。
朝4時に出発。アメリカンエアラインのチェクインへ。カウンターの小太りの白人のおやじに「荷物は二つまでだ」「何だお前は6つも荷物あるじゃないか絶対無理だ」と言われる。「預けるのは3つだけです行きもこれで来たんです」「どういう事だ普通は二つのはずだ」(た、確かにどういう事なのか俺も分からないけど恐らくイケメンパワーやと思う)「でも昨日エクアドルで3つ預けて成田まで行く予定だったし、ホラこれ与かりの紙付いてるでしょ?」
「エクアドルはエクアドルだ」
昨日フライトが飛ばなくてなって、また最初からやり直しかよーっ!!くそ〜っ!!
でもここで諦めるわけには行かないテセラン、パルダウがせっかく粘ってのせてくれたから。
英語話せないけど、近くにいた日本人の添乗員さんに、英語を教えてもらって言ってみたり、ポルトガル語で行ってみたり、でもオヤジ全く融通きかない、「こんなココナッツつけてみたいのつけて」ってバカにしてくるしくそ〜っ!!
そしたら黒人の偉い人が通りがかって、おやじが「こんなの無理ですよね?エクアドルの奴は何やってんですかね」って恐らく話しとったみたいやけど、「まぁ良いんじゃない」って感じで覆された。
た諦めなくて良かった〜!!ラテンパワー引き継いだぞー!!
何とか預け荷物3つ通して、その後中に入って行こうしたら、すぐさまおばちゃんに止められる。
「手荷物3つもダメよ」と言われ通れない。
そうだった…。
慌てて裏でカバッサをカバンにくくりつけて、カバンにも無理やり入れて2つにして、おばちゃんが誰かを見てる間にササッーと抜ける。
荷物チェックでもカバッサをササッーと取り出してカバンを小さくする。
何とか乗りこむ、ダラスから成田の飛行機でも手荷の大きさチェックがあったけど、日本語が通じたので色々スチュワーデスさんに工夫を手伝っもらい何とか乗れました。
行きの飛行機とはえらい違いの古い装備の飛行機だった。日本まで長かった〜
そして成田から羽田のバス、羽田から小松の飛行機。
ココに来て遅延……40分遅れただけ。
でも周りの日本人はブーブーブーブー言ってる。
たった40分なのに日本人細いなと思いました。
小松から金沢まで。長かった〜〜。
急遽レッスン代行してくれた満さん、フウカ、マサヤ、溝さん、ありがとう!
この間の代行してくれた他の先生方ありがとうございました。
待っていてくれた生徒の皆さんご迷惑おかけしました。