アゾレス諸島サンミゲル島
前回紹介したエアビの庭からの夕焼け
幻想的なピンク色の空にしばし圧倒されました
私たちが現実と思ってる
この世界は
思考が作る幻想世界ですが
今日は
多くの人が勘違いしやすい
幻想についての話です
「なせばなる」という幻想
誰かの成功話とか
誰かの生き方の話とか聞くと
自我は
「うわ！すごい！
私もあんなふうになりたい！」
って思いがちですよね
その人の生き方が
なんか「正しい」ように
錯覚してしまって
自分の生き方を
「こんなんじゃダメだ！」
「変わらなければ！」
って思ってしまう
しかもその人が
「私にもできたんだから
あなたにもできます！」
なんて言ったりすると
「よし！じゃあ私も！」
なんて
その憧れの人みたいに
なろうとする努力が始まるんだけど
それが苦しみの始まりのゴングに
なることが多いんだよね
だってその人が
その生き方ができるのは
その人のプログラムと
その人を取り巻く環境のおかげだからです
それを
「努力したら誰でもなれる」なんてね
それは大きな勘違いです
生まれ持っての
もともとの自分のプログラムどおりに
みんな生きてます
私も
あなたも
その人も
そしてそのプログラムを
外れることは誰もできません
トマトはきゅうりになれないのです
トマトはトマトのプログラム
きゅうりはきゅうりのプログラムで
生きてるからです
野菜だと納得する話けど
人間だと「いや、そんなことはない」
とか思っちゃう笑
自我の性質ですね
「なせばなる！」
って潜在意識に
叩き込まれてるからね、私たち
いやいや、
ならないものはならないよね
トマトはトマトなんだから
そしてトマトときゅうりには
優劣の差は1ミリもありません
自我の錯覚を見抜いたら
「なせばなる！」という幻想には
惑わされなくなって
すっかりゆるんで
お気楽ちゃんになります
こういうふうに言うと
自我はまた勘違いして
それを「だらけてる」「怠ける」
「向上心がない」「成長がない」
なんて思うんだけど
全然違うんだなあ
むしろ逆で
もともとのプログラムが
自然に活性化されて
命のダイナミックな流れを
ハッキリ感じられるようになるんです
誰かを目指さなくても
「ああ、これでいいんだ」って
自然に分かります
自然に自然に
その人にとって心地よい方向に
進んでいくのを実感するはずです
だから自我の錯覚を見抜くことは
その人のもともとの
自然なダイナミックさを生きる
トレーニングしないメンタルトレーニングみたいなもんなのです
アンナ
非二元
自我の錯覚を見抜いて
真実を発見する
ソウルジャーニー
人生は
真実を発見する長い旅のようなもの
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