日高インタビュー:アートインテリア・上畑 上畑彰彦 | CLUB HIDAKA BLOG

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和歌山県の日高地方1市6町をもっと好きになる。

毎回ひとつのテーマに沿って、日高のまちの魅力をご紹介します。

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美浜町で室内装飾全般を請け負う「アートインテリア・上畑」。2代目の上畑さんは、高校在学中から父親が始めた仕事を手伝うようになりました。

 

父親の厳しい指導のもと、「一級表装技能士」の資格を取得。現在はクロスやカーペット、カーテンなど、インテリア全般の施工を行っています。今回は、様々な現場での仕事をこなしながら日々腕を磨く上畑さんにお話をききました。

 

 



 

◆インテリアの道へ


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― 今の仕事についたきっかけは?

 

僕は小さい頃から柔道をやっていて、中学校の時に強い柔道部があった学校に転校したんです。そこからは全国優勝を目指して練習漬けの毎日でした。ところが最後の大会が終わった時、燃え尽きてしまったというか、そこで一区切りついてしまったんですね。高校では柔道をやらないって決めたんです。

 

時間に余裕ができたので、父親に言われて家の仕事を手伝うようになりました。最初は土日だけだったのが、夏休みや冬休みにも駆り出され、最終的には高校の授業が終わってから現場へ直行するようになってました。

 

そのまま高校を卒業したので、きっかけというより、いつの間にか仕事をしていたという感じですね。

 

― 他の仕事につこうとは思わなかったんですか。

 

やっぱり、やればやるだけ結果が出るこういう仕事が好きなのかもしれません。会社で働くよりも、手に職をつけるほうが自分には合ってるんだと思います。

 

 

 



◆厳しい現実


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 ― 仕事でつらかったことは?

 

19歳で本格的に仕事を初めて、まず任されたのが建築現場への飛び込み営業だったんですよ。最初は簡単だろうと思ってたんですけど、実績もコネもない若者がいきなり来て仕事をくれって言うんです。誰もまともに取り合ってくれませんでした。

 

何度も何度も断られ続けた時、父親に言われた「駆け寄ってくる犬や猫を蹴り飛ばす人はいない」っていう言葉を今でも覚えています。「百回断られたら諦めろ」とも言われましたね。

 

その言葉を胸に、僕は仕事をもらうために必死で営業を続けました。今の時代、そういう飛び込み営業自体珍しいので、逆に印象に残ったのか、少しずつ話をきいてくれるようになりました。


― すごい経験ですね。

 

 



 

◆プロの目線でアドバイスを

 

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― 今後の目標を教えてください。

 

若い頃の営業の甲斐もあって、今では少しずつ仕事をいただけるようになりました。でもまだ仕事の8割は、大工さんや建築屋さんからの下請けなんですよね。施主さんと直接お話ししたほうが、色々アドバイスもできるし、お互いにとって良いと思うんです。これからは、施主さんに僕らの仕事を知ってもらって、直接依頼してもらえるような努力をしていきたいと思います。

 

― インテリアの仕事を知ってもらうのって大事ですよね。

 

僕らが扱っているカーテンやクロスは、実際に取り付けてみないとイメージが浮かばないじゃないですか。でもそういうショールームって、このあたりにはないんですよね。そんなお客さんと僕らが関われる場所を、作っていきたいなと思っています。

 

― 最後に一言お願いします。

 

僕たちはクロスやカーペット、カーテンなど、インテリアを幅広く取り扱っています。プロの目線から皆さんにアドバイスできると思いますので、困ったことがあればいつでもご相談ください。

 

 

 

【室内装飾全般 アートインテリア・上畑】

080-3109-2358