なぜ、人は宇宙に行くのか？
正直、私自身、宇宙に行きたいと思う気持ちが弱く、そもそも、その理由を問う意識さえ向いてなかった1ヶ月前。そんな私が、上垣内先生から宇宙の話をお聞きできる機会をいただき、昨日、東京で上垣内先生にお会いしてきました。
上垣内先生に会える！
宇宙に詳しくなくても、あの上垣内先生に会えるだなんて、それは、とんでもない機会であることは十分承知で、この機会を最大限に活かしたく、事前に、もちろん、アポロ13号の映画を見直したし！宇宙兄弟の漫画を読みはじめたし！上垣内先生のインタビューが読める「宇宙兄弟リアル」をはじめ、画像でシェアした何冊かの本も読んで、その日を迎えました。
一時間半。上垣内先生の話を聞いた後の私は、"宇宙に行けるかも〜！！"なんて、すっかり宇宙が身近な存在、自分事へと変化しているのは本当に面白い有様で...
世界が進めてきた、また、これから進めようとしている有人宇宙活動についてのお話を聞いていたら、本当に、脳の世界観がどんどん開け、最後の「アルテミス計画」の話で、もう、私の脳はすっかり宇宙に行くことが当たり前の情報・流れとして潤ってました。
そもそも、月はともかく、「火星に行くだなんて（それは無理〜）」と思っていた私の脳。いや、いや、いや、そうじゃない。身近な人が近い未来にひゅっと宇宙旅行をするのも、確実にあるだろうと思うことで。
ちなみに今、我が国には14人の宇宙飛行士がいますが、宇宙に行ったことがある人の国別ランキングで言うと、日本は第4位だそうで！この話の流れで...
"つまり、私たち日本人は、4番目に宇宙飛行士になりやすい国に生まれている"
この上垣内先生の言葉。この日1番に、宇宙を自分事に変えていただいた衝撃な一言だったのかもしれません。日本という国で産まれた。この、私たち日本人が受け継いでいる、その何か。その何かが、体の中で、パチンと目覚めたような。この言葉で、とにかく、何かが動き出した感覚。ずっと何かが動きはじめた感触が今も続いているのです。
そして改めて冒頭の
《なぜ、人は宇宙に行こうとしているのか？》
ここに立ち戻る訳ですが...
上垣内先生が締めの言葉として最後に紹介してくれた、以下のサウジアラビアの宇宙飛行士の言葉。
最初の1、２日は、みんなが自分の国を指していた。３、４日目は、それぞれ自分の大陸を指した。そして、５日目には、みんなの前には、たった一つの地球しかなかった。
こんな風に、人の意識が変わること。
そして
◉宇宙へ行こうとするのは、コロンブスが新大陸を発見することと... 海を渡り、空を飛ぼうとすることと...進化してゆく生命として必然の流れであること。
◉恐竜の化石が、今の私たちに何かを伝えてくれていることと同様に、宇宙へ行こうとしている形跡が、その先の先の未来の生命に、何かを伝えていくか。
事前に読んだ本の中で、いろんな方が多様に語っているのですが、事前に浴びた書籍の言葉達が、より深く響き出した上垣内先生のお話でした。
最後に。
今回、全ての話が印象的でしたが、その中でも、これを書いている今、ワッと湧き出てきた上垣内言葉を《》に、湧き出た思いとともに記します。
《宇宙飛行士の最大のmissionは生きて還る》
▶︎究極の環境となり、なによりも問われるものが、生きることだと話を伺い、これこそ、私たちのLIFEと一緒。私たちの人生も、いかにこの世で生き、活きていくか？ここが本質の問いであり、ここを問われていることを再確認。この時、大事なのは、諦めないこと。必ず生きるのだ。そう強く意志を持つこと。宇宙飛行士と私たちの違いは、還る先が違うだけで。私たちは、どう生きて、宇宙に、遥かな時空へ、還るのか？ここに痺れるし、ロマンだらけだし。そもそも、私たちは、この地球で、どう人生を生きていくのか。この青々と輝く最高の地球で、いま、それを、諦めてないだろうか？
《宇宙飛行士の能力として、"心・体・技"の、どれが大事か》
▶︎その答えは、心。どんどん科学や技術が進化していく中で、その技術、知能を生かすのは、操縦者となる我々の心。どう協働していくか。それぞれの強みを活かしていけるか。ここに、その先のヒューマンとしての期待と希望と可能性が広がるし。AIとの共存をどうしていくか。これまでの宇宙実験が、健康長寿やらの示唆になっているのと同様に今の私たちへの大きな示唆になってるなと、ふと思う。そして、心と体、環境は全て繋がっている。ここを忘れてはないだろうか。我々の心のパワーは、健康が資本であるし、健康は日々の生活から作られる。この三位が大事という中で、今を生きる生命体として何をしていくか？
宇宙がより身近となり、より大きな集合体として、人類としての視点、価値観、意識が地球の外に広まった時、果たしてどんなブレイクスルーが起きるか。ここに、本当にワクワクした1日で。いや、ほんと、すごいです。
ここまで長文、読んでくださった皆様。
大感謝！！
ありがとうございました！
