タイアップ専門シンガーソングライターうおしーらんさんのブログで紹介記事を書いてもらうための取材を受けた話は昨日書いた。
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彼女との対話の中で、本の「どの部分にしるしをつけるのか」という話になった。
そりゃあ、しるしをつける箇所と言うのは自分にとって重要な箇所に決まっている。
その極みが僕の処女作『0から始める幸福論』だ。
僕が出演する「ソーシャルハウス」WEEK2第1話の冒頭で番組プロデューサーの質問に答える形で僕は『0から始める幸福論』に「線を引いて10冊くらい消費した」という話をしている。
上の映像の中でも語っているが、そもそも僕の処女作は「自分が読んで『いいな!』と思った本」の言葉をメモしたノートを見て書いたエッセィを集めた本である。
0から始める幸福論 (ぶんりき文庫) Amazon |
言わば、究極のしるし本だ。
『0から始める幸福論』を読んで「あのページの、あの言葉がよかったです」という感想の多くが僕のオリジナルの言葉ではなく、別の本から引用した箇所だった。
著者としては複雑な心境になる感想ではあるが、言い方を変えれば僕がしるしをつけた箇所は値打ちがあると言うことだ。
普通の人より多くの本を読んで、その中から厳選した本にしるしをつけたり、浮かんだメッセージを書きこんで、しるし書店臼井正己店に出品することで購入者の人生が上向く手伝いができればと思う。