その２ お金のためではなく 幸せになるために働く

●最高の仕事をする１００の知恵●

その２　お金のためではなく　幸せになるために働く


ごきげんいかがですか？君塚由佳です。

たとえば　ここに２種類の紙があったとして。

一万円札と　薄いピンク色の封筒。

「どちらでも欲しいほうをあげる」と言われたら　どちらを取りますか？

たいていの人は　１万円札だと思うのです。

でも、「紙として使い勝手がいい」のは封筒のほう。
大きいから　たくさんメモもかけるし　いろんなものを入れられる。

それなのに　どうして紙幣がいい？

私たちは　お金は「ただの紙で、金属だ」という以上の価値観や期待を持つことが多いです。

特別な目を向けて　必要以上にありがたがり、
痛みを感じ、恐怖を感じているかもしれません。

大切な人に手紙を出そうとしたら　あると思っていた封筒が見当たらなかった。
それで　みじめな気持にはならないのに

今月期待していたほどの収入がなかっただけで　
１日が台無しになるくらいみじめな気持ちになって　とても自分が情けなく思えてしまう。

「お金」というものには　本当に　
あなたの今日をめちゃくちゃにしてしまうほどの力を持っているのでしょうか？

あなたは　お金を　等身大に見ているでしょうか？

お金は確かに私たちの生活を豊かにする　道具の一つだけど、
私たちを満たしてくれるのは　お金しかないのでしょうか？


私の周りには平均年収を大きく上回る収入を得ている人たちがいます。

彼らや彼女らを見ていると
お金のためだけに働く人は、いくら手に入れても
満たされていることは少ないように思います。

人の欲望には終わりはないのですから。

だからお金が目的ではなく、
お金によって得られるものが重要なのだとつくづく思います。

それは何かと尋ねると　それは実に様々だったけれど。

「いい仕事をして認められること」
「ほかの人のために自分の才能を使うこと」
「有名になること。みんなに名前を知ってもらえたら最高！」
「やりがいのある、わくわくするような環境に身を置くこと」
「自分がどこまで通用するのか試したいの」
「自立することよ」

経済的な利益よりも、自己実現を目指せ。


どの人も
自分が大切に思う価値観をもとに　人生のプランを立てていました。

こうした形にならない目標が　お金以上に経済的な成功の原動力になっていていたのです。


足りない自分を埋めるように「私を満たせ！！」と　
終わりのない欲望に駆られている人は　
見ていてあまり気分のいいものではないけれど

飽くことのない上昇志向を持っている人は人を勇気づける。
内側からあふれるエネルギーの源を持っているからだと思います。


自分にとって何が大切かがちゃんとわかっていて
彼らはみんな「自分の思うように生きたい」という正直な気持ちを打ち明けてくれました。


話を聞いているだけで　私自身も　自分の中の豊かさの源泉が出口を求めて溢れ出す
そんな経験を何度もしました。


だからこそ　関わる人を動機づけ、幸せな気持ちが連鎖していく。
　


受け持った生徒の成績が爆発的に伸びる先生
命に染み入る食事を作って自殺を止めることができるおばあちゃん
妊婦さんが生き生きとし始める助産院

例を挙げればきりがありません。

自己実現をめざすことが　結果的に経済的な利益ももたらすのでしょう。


私の働く目的？

「朝　目覚めたときの　仕事がしたくてたまらない気持ち」ですよ。

遠足の朝のような　あの恋に似た　こみあげてくるような感覚は大好物です。
脳内麻薬が出まくりです。（変態だといわれますが　しょうがないですね）
あれが手に入るのなら　いくらでもがんばれます。


あなたは　なんのために　働きますか？
できることなら　あなたを幸せにするために　今日も働いてください。


とはいえ、お金は生活のすみずみに関わってるのもあって
現実的に無視できるのではありません。

お金を使いこなしているのか？それともお金に振り回されているのか？

自分がいったいお金に対してどのような 態度を取っているのか、
そこにどのようなストレスがあるのか、そんなテストを定期的にしています。

このテストに興味はありますか？

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