2013年6月1日(土)

  第5回アフリカ開発会議(TICAD)が開幕した。

 思えば海部内閣の時から動きだし、平成3年、ケニア、タンザニア、ザンビア、モザンピーク、南アと、当時外務政務次官として総理親書を持って出席してもらうようまわった事が、懐かしく思い出される。

 今回は、約50ヶ国の首脳、要人が参加され、安倍首相は、4日間で約40ヵ国の首脳と会談する予定とのことだが、小渕首相の時も、私は外相以上の国すべて小渕首相に会談をお願いし、実現したものである。

 21世紀は、アフリカの世紀と言われるが、潜在的力を秘めたアフリカに日本を理解してもらうことが、国際社会の中で、日本が名誉ある地位を頂けることになる。

 私はアフリカとロシアに目を向け、活動してきたが、それは地球儀、世界地図を見ながら、将来の日本を考えてのことだった。

 私が第一線にいたとき、アフリカにおいて日本への期待、又、理解は格段に高く強かったが、今や中国の台頭が著しく、日本は後じんを排している。

 今一度、日本がアフリカに対して、強力な外交、経済、文化各分野での改めの姿勢が必要である。その意味で、5回目となるTICADはタイミング的にも絶好の機会である。安倍首相はじめ、外務省アフリカ担当者の奮闘を願ってやまない。

 北海道もここ2、3日夏日である。遅れていた農作業もやっと動き始めた感がする。太陽の恵みに感謝したい。

 その暑い日差しの中で、参議院選挙北海道選挙区は浅野(あさの)貴博(たかひろ)、全国区は新党大地とお願いして歩く。北海道における新党大地のネットワークは、人間関係ゆえに強固である。しっかりと新党大地と浅野(あさの)貴博(たかひろ)の訴えをして参りたい。

鈴木宗男